医療業界に強い動画制作会社おすすめ18選!費用相場と企画前に決めるべき表現可否を徹底解説

医療業界に強い動画制作会社おすすめ18選!費用相場と企画前に決めるべき表現可否を徹底解説

医療 動画制作では、絵コンテよりも先に仕上げておくべき書類が2つあります。出演する患者の同意書と、医師監修を通した構成台本です。一般企業の動画なら、撮った素材を見てから構成を組み替える余地が残ります。医療では企画の段階で「何を映せるか」の上限が確定します

根拠は法令側にあります。令和8年3月30日に最終改正された医療広告等ガイドライン(厚生労働省)が、禁止される広告として「患者その他の者の主観又は伝聞に基づく、治療等の内容又は効果に関する体験談の広告」を明示しています。あわせて「治療等の内容又は効果について、患者等を誤認させるおそれがある治療等の前又は後の写真等の広告」も禁止類型です。映像で最も撮りたくなる患者インタビューと術前術後のカットが、企画の時点で条件付きになります

株式会社Grillが支援した医療機関の動画案件14件(2024年10月〜2026年3月)では、相談から公開までの平均日数は68日でした。日数を押し上げているのは撮影の難しさではなく、監修の往復と同意取得という医療機関固有の工程です

この実務を起点に、表現の可否の線引き、視聴者5層ごとの設計、種類9タイプと費用相場、診療科・施設類型別の事例を整理しました。さらに院内での撮影制約、同意取得と監修の工程、待合室サイネージまで含む活用の広げ方、公開後の掲載ページ設計を扱います。医療 動画制作に強い制作会社18社の比較までを、病院・クリニックが発注前に判断する順で並べています。

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目次

第1章 医療 動画制作が他業種と決定的に違う3つの構造|規制・視聴者・撮影現場

第1章 医療 動画制作が他業種と決定的に違う3つの構造|規制・視聴者・撮影現場

病院・クリニックの動画は、企画の自由度・視聴者の広がり・撮影環境という3点で、一般企業の映像と前提が異なります。まずこの構造差を押さえると、後の章の判断が一気に速くなります。

1-1. 企画より先に表現の上限が決まる|医療 動画制作の逆算構造

一般企業の動画は「伝えたいこと」から企画が始まります。医療 動画制作は逆で、広告可能事項と禁止類型から逆算して企画を組みます。

厚生労働省の医療広告等ガイドラインは、禁止される広告の基本的な考え方として5つの類型を示しています。
比較優良広告、誇大広告、公序良俗に反する内容の広告、患者等の主観又は伝聞に基づく体験談の広告、患者等を誤認させるおそれがある治療等の前後の写真等の広告の5つです。

この5類型は編集段階ではなく、企画段階で効いてきます。体験談・術前術後の映像・最上級表現は、絵コンテを描き始める前に可否を判断しておく対象です

1-2. 視聴者が院外だけで完結しない|集患・採用・院内活用が1つの制作案件に同居する

病院やクリニックの映像は、患者だけを見ている動画ではありません。受診検討中の患者、医師や看護師の採用候補者、紹介元の開業医、院内職員、地域住民や自治体という5層が、同じ院内素材から派生します。1回の撮影素材をどの層に活用するかで、企画の組み立て方が変わります。

同じ診察室のカットが、集患にも採用にも研修教材にも活用できます。ターゲットを1つに絞るという一般的な設計思想とは、そもそも課題の質が違います。素材の撮り方を最初から多用途前提で決める必要があります

1-3. 撮影場所が「稼働中の医療現場」である|感染対策と診療継続が制約になる

院内は、撮影のために止められない場所です。清潔区域への機材持ち込み、患者導線とスタッフ導線の分離、診療を止めない時間割という3つの制約が、ロケハンの観点を根本から変えます。

株式会社Grillが支援した病院・クリニックの動画案件(2024年10月〜2026年3月、N=14件)では、院内での撮影の平均実撮影日数は1.4日でした。
診療時間内に撮影を組めた案件は14件中4件で、残りは休診日か診療終了後に押し出されています。医療 動画制作では撮影日数そのものより、いつ撮れるかが工程を決めます。

1-4. 2026年に医療機関の動画投資が増えている3つの背景

1つ目は、オンライン診療の制度整備です。医療法等の一部を改正する法律(令和7年法律第87号)により、法にオンライン診療についての総体的な規律を設ける規定が整備されました。あわせて「オンライン診療受診施設」が創設され、医療広告等ガイドラインという現行の名称にも「等」が加わりました。

2つ目は、医師・看護師の採用難です。求人票の文字情報だけでは、病院の当直体制や教育制度といった現場の実像が伝わりません。

3つ目は、受診前の比較検討行動の変化です。株式会社Grillが医療領域の集患を支援する範囲でも、静止画だけで比較を終える患者は減っています。院内の様子を映像で確認してから予約に進む導線が定着しつつあります。

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第2章 企画前に決まる表現の可否|医療広告等ガイドラインが動画制作に課す4つのルール

第2章 企画前に決まる表現の可否|医療広告等ガイドラインが動画制作に課す4つのルール

動画は、条件を満たせば医療広告そのものとして扱われます。この章では該当範囲の判定方法と、映像表現に直結する3つの論点を、厚生労働省の一次情報に沿って整理します。

2-1. 動画も広告規制の対象になる範囲|3要件で判定する

医療広告等ガイドラインは、次の3要件をすべて満たすものを「医療広告」と定義しています

①患者の受診等を誘引する意図があること(誘引性)。②医業を提供する者の氏名・名称、又は病院・診療所・オンライン診療受診施設の名称が特定可能であること(特定性)。③医業又は病院・診療所に関する内容であること。

さらに、広告に該当する媒体の具体例として「情報処理の用に供する機器によるもの(Eメール、インターネット上の広告等)」が明示されています。自院サイトに埋め込んだ映像、YouTubeにアップした動画、SNSの投稿は、いずれもこの射程に入ります。

判定は媒体単位ではなく、動画1本ごとに3要件へ当てはめて行うのが実務的です。出稿側の規制対応や代理店の見極め方は、「医療業界に強いおすすめ広告代理店15社を診療科別に徹底比較」で扱っています。

2-2. 「患者さんの声」を動画にできない理由と、代わりに撮れる素材

医療広告等ガイドラインが禁止しているのは、医療機関が誘引を目的として、治療等の内容や効果についての主観的な体験談を紹介することです。原文は「患者等の体験談の記述内容が、広告が可能な範囲であっても、広告は認められない」と踏み込んでいます。

一方、個人が運営するウェブサイト、SNSの個人のページ、第三者が運営する口コミサイト等への掲載は扱いが違います。医療機関が広告料等の費用負担や便宜を図って掲載を依頼していなければ、広告に該当しません。「口コミは一律で禁止」という理解は誤りです

ただし、その口コミを自院サイトへ転載すれば、自院が掲載する体験談になります。この一手間で広告に該当し得る点が、動画の企画でも見落とされがちです。

代替案は明確です。患者の「感想」ではなく「事実」を撮ります。受付から会計までの所要時間、検査機器が動く様子、スタッフの声かけなら、映像の強みをそのまま活かせます。

2-3. 症例動画・ビフォーアフター映像は一律禁止ではない|必要な説明の付け方

医療広告等ガイドラインが禁止対象とするのは、あくまで「誤認させるおそれがある治療等の前又は後の写真等」です。術前又は術後の写真に、通常必要とされる治療内容・費用等や、主なリスク・副作用等の詳細な説明を付した場合は、これに当たらないと明記されています。

ただし二段構えの理解が要ります。治療効果に関する事項は広告可能事項ではないため、限定解除の対象でない場合には術前術後の写真等を広告できません。説明を付ければ自由になるわけではなく、掲載ページ側の要件(第13章)とセットで成立します

撮影の作り込みにも線があります。撮影条件や被写体の状態を変えて撮った術前術後の映像で効果を強調すれば、誇大広告として扱われます。

あたかも効果があるかのように見せるため加工・修正したものは、虚偽広告に該当します。照明・角度・色調といった編集上の操作が、そのまま該当行為になり得ます。

症例動画の確認は、添える説明と撮影時の前提に分けて行います。
添える説明は①通常必要とされる治療内容、②標準的な費用(明確でない場合は最低金額から最高金額までの範囲)、③治療期間と回数、④主なリスク・副作用の4点です。撮影時の前提は、⑤術前術後で撮影条件と被写体の状態を変えていないことです。

2-4. ナレーション・テロップ・サムネイルで踏みやすいNG表現

比較優良広告について、医療広告等ガイドラインは「日本一」「No.1」「最高」等の最上級表現を挙げています。客観的な事実であったとしても、禁止される表現に該当するという整理です。院内の実績を誇る意図がなくても、ナレーションの一言で成立してしまいます。

誇大広告の例として挙げられている「比較的安全な手術です。」は、何と比較して安全かが不明という理由で該当します。医師が日常会話で使う言い回しほど、そのまま台本に載りやすい表現です。

費用面では「今なら○円でキャンペーン実施中!」のような費用を強調した表現が、品位を損ねる内容の広告として位置づけられています。罰則付きの禁止類型ではなく「厳に慎むべき」とされるものですが、医療機関の信頼を損なう点で映像には向きません。

株式会社Grillが医療機関の既存動画を確認して最も多いのは、本編は監修を通っているのに、後から差し替えたサムネイルのテロップと動画タイトルだけが未チェックというパターンです。
音声・字幕・サムネイル・タイトルのすべてが表示物だと工程表に書けば防げます。

第3章 視聴者5層で変わる医療動画の設計|患者・求職者・紹介元・院内職員・地域

第3章 視聴者5層で変わる医療動画の設計|患者・求職者・紹介元・院内職員・地域

同じ院内で撮った映像でも、誰に見せるかで必要な情報も適正な尺も変わります。この章では、医療機関の動画が抱える5つの視聴者層を分解し、層ごとの設計条件を整理します。

3-1. 受診検討中の患者向け|言語化されない不安を映像で埋める

受診前の患者が抱える不安は、どんな検査をするのか、痛みはあるのか、待ち時間はどのくらいか、といった電話で問い合わせるほどではない粒度に集中します

効くのは感想ではなく手順の可視化です。受付から診察室までの動線、検査機器に横たわる姿勢、着替えの有無を事実として見せると、来院時の想像がつきます。検索から公式サイトに到達した患者の導線設計は、「病院・クリニックのSEO対策完全ガイド」とあわせて整理できます。

3-2. 医師・看護師の採用向け|医療職の転職検討行動に合わせた見せ方

医療職が転職時に見るのは、給与条件よりも症例数・当直体制・指導体制で、求人媒体の定型フォーマットには収まらない情報です。

病棟の人員構成、専門医取得の支援制度、日勤帯の忙しさを現場のスタッフが語る構成が向いています。採用向けの動画の費用感や制作会社の比較は、「採用動画の制作会社おすすめ8選」にまとめています。

3-3. 紹介元の開業医向け|病診連携を促す設備・受け入れ体制の伝え方

紹介元の開業医はBtoBに近い視聴者で、判断材料は「どの医療機器で、誰が、どのくらいの期間で対応するか」に絞られます。紹介先の病院は、規模や病床数よりもこの3点への即答性で選ばれます。設備の更新状況まで映すと、病院側の受け入れ能力が具体的に伝わります。

雰囲気を伝える演出は不要です。機器の型と稼働体制、返書までの日数、緊急時の受け入れ可否を淡々と示すと、地域連携室が営業ツールとして活用できる映像になります。

3-4. 院内職員向け|医療安全と手技標準化を動画で担保する

多職種・多シフトの職場では全員を集める研修が組めないため、動画が制約を回避する教育インフラになります。

手技の標準化、医療安全の事例共有、新人看護師の指導補助など、活用の幅は広く取れます。夜勤帯の多い病院ほど、視聴時間を選ばない教材の価値が上がります。

内容が古いまま残る研修用の動画は教育効果よりも事故リスクが上回るため、既読管理と改訂履歴まで含めて設計します。

3-5. 地域住民・自治体向け|健診受診勧奨と公衆衛生の情報発信

健診の受診勧奨や感染症の予防啓発は集患ではなく公衆衛生を目的とした発信のため、この層向けの映像は自院への受診を誘引する意図を含まないよう設計します。

医療広告等ガイドラインの定義では、医療広告は誘引性・特定性・医業に関する内容の3要件をすべて満たすものを指します。誘引性を持たない純粋な情報提供は、広告としての取り扱いから外れます

自治体との共同制作では、この整理を先に共有しておくと関係者間の合意が早くなります。

3-6. 視聴者5層×目的×尺×配信面の早見表

5層の設計条件を1枚に落とすと、企画会議での議論が短くなります。

視聴者層主な目的離脱しにくい尺主な配信面規制上の注意
受診検討中の患者来院不安の解消・予約60〜90秒診療科ページ・Googleビジネスプロフィール体験談と効果訴求を含めない
医師・看護師の採用候補応募・見学申込3〜5分採用サイト・求人媒体・YouTube出演職員の公開期間を合意する
紹介元の開業医紹介判断・連携2〜3分地域連携室の面談・限定公開URL他院との優劣比較を避ける
院内職員手技標準化・医療安全5〜15分院内LMS・イントラネット患者情報の映り込みを排除する
地域住民・自治体健診勧奨・啓発90秒〜3分自治体サイト・院内サイネージ自院への誘引性を持たせない

株式会社Grillが支援した病院・クリニックの動画(2025年1月〜2026年3月、N=22本)では、患者向けの90秒以内の平均視聴維持率が68%でした。3分を超えると41%まで下がります。
一方で採用向けは4分前後でも平均57%を維持しており、層によって許容される尺が明確に違います。

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第4章 医療動画の種類9タイプ×表現手法4種|視聴者層別に見る使い分けの早見表

第4章 医療動画の種類9タイプ×表現手法4種|視聴者層別に見る使い分けの早見表

医療の動画は、活用する場面によって規制上の注意がまったく別物になります。ここでは9タイプを規制の論点を軸に整理し、最後に実写・アニメーション・3DCG・実写+CG合成という4手法との対応関係を表にまとめます。

制作難度と工期は本章末の表に、尺は第3章の「離脱しにくい尺」と第7章の「尺の目安」の2つの表に集約しています。

4-1. 病院・クリニック紹介動画/診療科紹介動画

受診検討中の患者と紹介元の開業医が主な視聴者で、院内撮影の段取りが工程の大半を占めます。施設の規模や人員配置を他院より優れていると示す表現は比較優良広告に当たるため、事実の列挙にとどめます

4-2. 医師・スタッフ紹介動画とドクターブランディング

患者の指名受診と採用の両方に効く定番で、医師のスケジュール確保がボトルネックです。著名人との関連性を強調する演出は比較優良広告として取り扱われる点に注意します。

4-3. インフォームドコンセント動画・患者説明動画

診察室での説明を補助し、医師の説明時間を圧縮する活用法で、医学的正確性を担保する監修が必須です。自由診療を扱うなら「美容クリニックの正しいマーケティング戦略」で集患チャネル全体を押さえると、掲載先の判断がぶれません。

4-4. 術式・手技動画と、作用機序を見せる3DCGアニメーション

医療従事者向けと患者説明向けで必要な精度が変わり、監修の往復も9タイプで最多です。効果を強調する演出は誇大広告に接続しやすいため、CGの誇張は台本段階で削っておきます

4-5. 医療機器のマニュアル動画・製薬企業の医療従事者向けコンテンツ

医療機器メーカーや製薬企業が発注主となる領域で、承認内容と表示の整合が最重要です。医療従事者限定の配信面で活用するかどうかで、表現の設計が分岐します。

医薬品の商品名については、医療広告等ガイドラインが薬機法の広告規制の趣旨に鑑みて広告を行ってはならないと整理しています。

同ガイドラインによれば、医療行為として医薬品等を使用または処方する旨であれば、薬機法上の広告規制の対象とはなりません。販売または無償での授与をする旨が記載された広告であれば、薬機法上の広告規制も受けることになります。

4-6. 院内研修・医療安全・看護技術の教育動画

院内職員だけが視聴する研修教材で、院内限定の活用が前提となり、編集よりも改訂運用の設計に工数がかかります。外部公開しないなら広告規制の直接の対象ではありませんが、患者情報の映り込み対策は公開物と同水準で必要です

4-7. 医師・看護師の採用動画/病院説明会のアーカイブ動画

採用動画は説明会の代替と、応募前の職場理解が目的です。出演職員が増えるほど日程調整が重くなります。退職・異動を見越して公開期間を撮影前に合意しておくのが実務上の鉄則です

4-8. 待合室デジタルサイネージ用の院内放映動画

来院済みの患者が対象で、待ち時間の体感を下げる活用法です。無音再生が前提のため情報はテロップ主体で組みます。診療案内と自由診療の紹介を同じループに混ぜると、表示内容の性格が変わる点に注意が要ります。

4-9. 学会・セミナー配信とオンライン診療の案内動画

医療従事者向けの学術配信と、患者向けのオンライン診療の手順動画では、視聴者も構成も別物です。オンライン診療受診施設が制度上位置づけられたことで、後者を活用する病院・診療所は今後さらに増えます。

4-10. 実写・アニメーション・3DCG・実写+CG合成|医療動画で表現手法を選ぶ4つの判断基準

表現手法は好みで選ぶものではありません。医療では、次の4つの分岐でほぼ機械的に決まります。

  1. 被写体を実写で撮れるか:体内の構造、薬剤の作用機序、術野の細部は、実写では撮れないか、撮れても伝わりません。
  2. 患者に見せてよい衝撃度か:出血や切開を含む映像は、アニメーションに置き換えるだけで視聴のハードルが下がります。
  3. 改訂頻度はどれくらいか:料金改定や医療機器の更新が多い内容は、部分差し替えが効くアニメーションが有利です。
  4. 予算と工期に収まるか:3DCGは品質が上がるほど工期が伸び、監修の往復も増えます。

この4分岐を9タイプに当てはめると、次の対応になります。

動画の種類推奨する表現手法選ぶ理由
病院・クリニック紹介/診療科紹介実写院内の空気感とスタッフの人柄が主題のため
医師・スタッフ紹介実写人物そのものが情報価値を持つため
インフォームドコンセント・患者説明アニメーション疾患の仕組みと治療の流れを平易に図解できるため
術式・手技(医療従事者向け)実写+CG合成実際の術野に解剖図やラベルを重ねて理解を補えるため
作用機序の説明3DCG実写で撮影できない体内現象を可視化する必要があるため
医療機器のマニュアル実写+CG合成機器の実物操作と内部構造の両方を示す必要があるため
院内研修・医療安全実写自院の設備と手順に即した再現性が求められるため
採用・病院説明会実写職場の実像とスタッフの表情が判断材料になるため
待合室サイネージアニメーション無音・短尺・頻繁な差し替えに適するため

手法ごとの制作難度・費用倍率・工期の目安は、料金を公開している制作会社の水準に、株式会社Grillが病院・クリニックへ提示した見積もり(2025年度、N=18件)を突き合わせて算出しました。

表現手法制作難度費用の傾向(実写を1とした目安)工期の目安規制上の注意
実写1.04〜8週間患者・カルテの映り込み、比較優良表現
アニメーション0.8〜1.35〜9週間図解の簡略化が効果の誇張に転じやすい
3DCG2.0〜4.08〜16週間効果を強調した描写は誇大広告に該当し得る
実写+CG合成1.5〜2.57〜12週間加工・修正が虚偽広告と評価される線引き

迷ったら「撮れるか→衝撃度は許容できるか→改訂は頻繁か→予算と工期に収まるか」の順に4問を通します。
この順序で判断すると、制作会社への相談時点で手法が1つか2つに絞れているため、見積もりの比較が容易になります。

第5章 診療科・施設類型別に見る医療 動画制作の事例と最適解6パターン

第5章 診療科・施設類型別に見る医療 動画制作の事例と最適解6パターン

同じ医療 動画制作でも、「保険診療中心か自由診療中心か」「視聴者が患者か医療従事者か」の2軸で最適解が変わります。

以下の事例は、株式会社Grillが支援した医療機関・医療関連企業の案件(2024年10月〜2026年3月、施設名非公開)から施設類型ごとに1件ずつ抜き出したものです。

5-1. 総合病院・急性期病院|多診療科と病診連携を前提にした素材設計

診療科の数だけ視聴者が分かれるため、診療科ごとの短尺と病院全体の1本を分けて設計するのが現実解です。病院の規模が大きいほど、1本に情報を詰め込む設計は成立しません

400床規模の急性期病院。視聴者層は紹介元の開業医と受診検討中の患者の2層です。
診療科紹介動画を実写で制作し、3分の本編と90秒の短縮版を診療科ページと地域連携室の面談用タブレットに配信しました。公開後6か月で該当ページの平均滞在時間が約1.6倍に伸びています。

5-2. 地域クリニック|商圏の狭さと院長の人柄を軸にした構成

商圏が半径2〜3kmに収まるクリニックでは、設備の網羅よりも院長がどんな人かが決め手になります

常勤医師1名の内科クリニック。視聴者層は受診検討中の患者です。
院長が診療方針を語る60秒の実写動画を1本制作し、Googleビジネスプロフィールと自院トップページに設置しました。公開から3か月でプロフィールの写真・動画閲覧数が約2.1倍になっています。

地図上での動画の活用を含む集患設計は、「クリニック・病院のMEO対策の正解とは?」で詳しく整理しています。

5-3. 自由診療クリニック(美容・審美)|限定解除を前提に組む表現

自由診療の情報を出す時点で掲載ページ側に治療内容・費用・主なリスク・副作用の記載が必要になるため、動画の内容よりも置き場所の設計が先に決まる類型です

限定解除の要件は①〜④の4つです。ただし③通常必要とされる治療等の内容・費用等と、④主なリスク・副作用等は、自由診療について情報を提供する場合に限られます。
保険診療のみの医療機関なら、①②を満たせば足ります。

分院2院の美容皮膚科。視聴者層は受診検討中の患者です。施術の流れを説明する患者説明動画を実写+CG合成で制作し、2分の映像を施術別LPに埋め込みました。費用表とリスク説明を同一ページ内に配置した結果、カウンセリング予約フォームへの到達率が改善しています。

動画を含む自由診療の集患導線は、「美容クリニックで効果的な集客方法10選」も参考になります。

5-4. 歯科医院|治療説明動画とチェアサイドでの活用

歯科は治療の選択肢が多く説明時間が長いため、動画をチェアサイドで活用できると、説明の質を落とさずに時間を圧縮できます。

ユニット5台の一般歯科。視聴者層は受診中の患者です。
治療説明動画をアニメーションで8本シリーズ制作し、各60〜90秒をチェアサイドのタブレットと自院サイトに設置しました。自費診療の説明にかかる時間が、1人あたり平均7分短縮されています。

歯科サイトへの動画の埋め込み設計は、「歯科医院のホームページ制作完全ガイド」にまとめています。

5-5. 調剤薬局・介護施設|服薬指導と家族向けの情報発信

薬局と介護施設では視聴者が本人だけでなく家族に広がるため、同じ内容を本人向けと家族向けに出し分ける設計が効きます。

3店舗の調剤薬局。視聴者層は患者本人とその家族です。
吸入薬やインスリン自己注射の手順を示す補助動画をアニメーションで制作し、各45秒を店内サイネージとLINE配信に載せました。使い方に関する再問い合わせの電話が、約4割減っています。

5-6. 製薬企業・医療機器メーカー|医療従事者向けコンテンツの要件

発注主が医療機関ではなく企業になると、視聴者は医師・看護師・臨床工学技士といった医療従事者に変わり、求められるのは承認内容との整合と再現性です

医療機器メーカー1社。視聴者層は導入施設の医療従事者です。
機器の操作手順動画を3DCGと実写の合成で12本制作し、各2〜4分を会員制の医療従事者向けサイトに掲載しました。公開後3か月で、導入施設からの操作に関する問い合わせ件数が約3割減っています。

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第6章 院内スタッフだけで撮れる範囲はどこまでか|医療動画の内製と外注の分岐点

第6章 院内スタッフだけで撮れる範囲はどこまでか|医療動画の内製と外注の分岐点

医療機関の動画は、すべてを外注しなければ成立しないわけではありません。内製と外注を分けるのは映像の見栄えではなく、表現チェックと構成設計にかかる負荷です。

6-1. スマホ内製で成立する動画・成立しない動画の境界線

院内サイネージで流す15〜30秒の告知や、SNSでの日常発信は、スマホ撮影で十分に成立します。診療時間の変更、感染対策の呼びかけ、季節ごとの健診案内。情報の鮮度がそのまま価値になる短尺ほど、外注の往復を挟まない内製が向きます

一方で内製が成立しにくいのは、手技動画・インフォームドコンセント動画・採用動画の3種です。差が出るのは画質ではなく、音声品質と構成設計の2点にあります。院内は空調とアラーム音が常時鳴っており、スマホの内蔵マイクでは医師の説明が聞き取れません。

判断の目安は「撮り直しが効くかどうか」です。何度でも撮り直せる被写体は内製の射程に入り、医師や患者の拘束を伴う撮影は外注が向きます。

6-2. 内製で最も抜けやすいのは撮影技術ではなく規制チェック

株式会社Grillが医療機関の既存動画を診断した案件(2025年4月〜2026年3月、N=31本)では、約4割にあたる13本で表現または掲載方法の修正が必要と判断されました。映像品質が理由で修正対象になったものは、このうち2本にとどまります。

修正の中身は、テロップに入った最上級表現、患者の感想をそのまま引用した構成、費用表示の条件が欠けているケース、そして動画を置いたページ側の情報不足に集中しました。いずれも撮影技術とは無関係な論点です

内製のもう一つの弱点は、運用が属人化することにあります。素材・出演者の同意書・公開先の一覧を1人の担当者が抱えたまま異動すると、修正が必要になった時点で元データを追えなくなります。院内で作るなら、作る技術より残す仕組みを先に決めるべきです

6-3. 工数・品質・法務リスクの3軸比較表|内製/外注/ハイブリッド

内製と外注は二択ではありません。撮影だけを院内で行い、構成・監修・編集を外部に預けるハイブリッドが、施設の規模を問わず現実的な着地です。

比較軸完全内製完全外注ハイブリッド(撮影は院内/構成・監修・編集は外注)
1本あたりの外部費用ほぼ発生しない種類別のレンジは第7章を参照外注部分のみ(撮影費が抜ける分を圧縮)
院内の作業工数大きい(企画から編集まで自院)小さい(確認と監修が中心)中程度(撮影日の段取りは自院)
映像・音声の品質尺と環境音に左右される安定する素材の当たり外れが残る
表現規制のチェック体制属人化しやすい工程として組み込める外注側でチェック可能
同意書・素材の管理自院で台帳運用が必要制作会社と共同管理自院で台帳運用が必要
向いている動画サイネージ告知・SNS短尺紹介動画・手技動画・採用動画研修動画シリーズ・事例の蓄積

ハイブリッドが効くのは、同じ形式の動画を継続して増やす場合です。院内研修のように年間10本以上を積み上げるなら、初回だけ外注して型を作り、2本目以降の撮影を自院に寄せると費用対効果に優れます。

公開範囲が院外に及ぶ紹介動画や採用向けの映像は、初回から外注したほうが手戻りが少なく済みます。

第7章 種類別に見る医療 動画制作の費用相場|料金レンジと上振れする4要因

第7章 種類別に見る医療 動画制作の費用相場|料金レンジと上振れする4要因

医療案件の見積もりは、尺の長さよりも「誰の監修を何回通すか」で金額が動きます。まず種類別のレンジを押さえ、その上で医療特有の上振れ要因を確認していきます。

7-1. 種類別の費用相場一覧|紹介動画・IC動画・手技動画・研修動画・サイネージ

以下は、制作会社各社が公開している料金体系と、株式会社Grillが医療機関向けに提示した見積もり(2025年度、N=18件)をもとに整理した目安です。同じ種類でも出演者数と撮影日数で幅が出るため、レンジの下限は1日撮影・編集1回転を前提としています

ここでの尺は制作物として一般的な長さで、第3章の表に載せた「離脱しにくい尺」より広めのレンジになります。

動画の種類尺の目安費用レンジの目安金額を決める主因
病院・クリニック紹介動画3〜5分40万〜150万円撮影日数、院内カット数、ナレーションの有無
医師・スタッフ紹介動画1〜3分20万〜60万円出演人数、インタビューの構成本数
インフォームドコンセント動画3〜8分30万〜80万円疾患・術式の本数、図解の点数
術式・手技動画(実写)5〜15分50万〜150万円術野撮影の可否、監修の往復回数
作用機序の3DCG動画1〜3分80万〜300万円モデリング点数、動きの複雑さ
院内研修・医療安全動画5〜20分30万〜120万円本数(シリーズ化で1本あたりは下がる)
医師・看護師の採用動画2〜5分50万〜150万円撮影部署数、出演者数、音楽の権利処理
待合室サイネージ用動画15〜60秒10万〜40万円テロップ量、既存素材の流用可否
学会・セミナー配信のアーカイブ60〜120分15万〜50万円カメラ台数、スライド合成の有無

医療機器メーカーや製薬企業向けの映像は、対象が医療従事者になるため学術的な確認工程が増え、同じ尺でも上限側に寄りやすくなります

7-2. 医療案件で費用が上振れする4つの要因

見積もりが想定を超える理由は、ほぼ次の4つに絞られます。医師監修と院内撮影の2点は、他業種の動画制作では発生しない医療固有の要因です

  • ① 3DCG・作用機序アニメーションの有無:実写で撮れない体内や薬剤の動きをCGで表現する場合、モデリング工程がそのまま加算されます。1カットの複雑さで数十万円単位の差が出ます。
  • ② 医師監修・リーガルチェックの工数:台本と初号試写で監修を通し、テロップとサムネイルまで確認する体制を組むと、進行管理の工数が積み増されます。監修回数を無制限にすると青天井になります。
  • ③ 院内撮影の日数と時間帯:診療後や休診日に撮影を組むと、スタッフの時間外対応分が割増になります。撮影が2日に分かれた時点で機材費と人件費が倍近くかかります。
  • ④ 多言語・字幕対応:外国人患者向けの翻訳と字幕は、言語ごとに監修と焼き込みが発生します。医学用語の訳語確認は通常の翻訳より時間がかかります。

相見積もりでは、②の監修回数と③の撮影時間帯を条件として揃えてください。金額だけで比べると、安く見えた制作会社が後から追加費用を積みます。

7-3. 費用を現実的に抑える3つの方法

費用を下げる最も確実な方法は、値引き交渉ではなく撮影日の設計です。施設の規模を問わず、撮影日数が金額と院内負担の両方を同時に押し上げるためです。

1つ目は、撮影日を1日に集約することです。

株式会社Grillが医療機関向けに提示した見積もり(2025年度、N=18件)では、撮影を2日に分けた構成を1日へ集約した場合、制作費が概ね15〜25%下がる結果になりました。医師の拘束時間も同時に短縮できます。

2つ目は、1回の撮影素材から複数の視聴者層向けに派生させることです。院内動線と機器のカットは、患者向け紹介動画にも採用動画にも活用できます。

3つ目は、出演を院内スタッフで賄うことです。キャスティング費と二次利用料が不要になり、院内の雰囲気も正確に伝わります。

なお、動画制作は補助金の対象経費に含められるケースがあります。要件と申請時期は「動画制作に使える補助金・助成金4選と申請手順」で確認しておくと、予算計画が立てやすくなります。

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第8章 失敗しない医療 動画制作会社の選び方7つの基準|規制対応力の見抜き方

第8章 失敗しない医療 動画制作会社の選び方7つの基準|規制対応力の見抜き方

発注先選びで最も差が出るのは、映像の作風ではなく規制への対応力です。以下の7基準は、初回の打ち合わせで確認できる順に並べています。

8-1. 医療広告等ガイドラインの改正履歴を追えているか|確認する質問文

現行の正式名称は「医療広告等ガイドライン」です(令和8年3月30日最終改正/厚生労働省)

名称に「等」が入ったのは、医療法等の一部を改正する法律(令和7年法律第87号)でオンライン診療の総体的な規律が整備され、「オンライン診療受診施設」が創設されたことに伴う改正によるものです。

提案書や自社サイトで「等」の付かない旧称のまま説明している制作会社は、改正を追えていないサインです。判別の質問は「直近の改正で何が変わりましたか」の一言で足ります。オンライン診療関連の整備という論点が出てくるかを確認してください。

法令名を正確に把握していない制作会社は、禁止類型の線引きも伝聞で理解していることが多く、台本の可否判断を任せられません。

8-2. 医師監修・薬機法チェックを自社工程に持っているか

医師監修は「医学的な正確性」の確認、リーガルチェックは「広告表現の適法性」の確認であり、両者は別の工程です。片方だけを持つ制作会社は、正確だが広告できない動画か、表現は無難だが医学的に不正確な動画のどちらかを作ってしまいます

確認すべきは、それぞれを誰が担うかが工程表に書かれているかどうかです。「監修は貴院で」という体制自体は問題ありませんが、その場合は監修の締切と差し戻し方法まで制作会社側が設計している必要があります。

8-3. 院内撮影の感染対策・動線管理を実務で経験しているか

院内撮影は、医療現場のルールに沿って機材の清拭手順、患者導線との分離、更衣とマスクの運用まで計画する必要があります。経験のない制作会社は、機材の搬入経路を確認しないまま撮影当日を迎えます。手術室や病棟を含む病院の撮影では、この差がそのまま当日の可否に直結します。

確認したいのは施設名ではなく行為です。「撮影当日に感染対策として何をしましたか」と尋ねると、病院での経験の有無がすぐに分かります。感染管理の担当部署を置く病院が相手なら、事前協議の要否まで詰められるかも見ておきます。

8-4. 自院に近い診療科・施設類型の医療 動画制作の実績があるか

同じ医療領域でも、急性期病院と自由診療クリニックでは動画の設計が別物です。前者は病診連携と採用が主目的になり、後者は限定解除を満たす掲載設計が前提になります。

実績は本数ではなく施設類型で確認し、「保険診療中心と自由診療中心のどちらの事例が多いですか」と尋ねると得意領域が見えます。

8-5. 3DCG・アニメーションの内製体制があるか|手技・作用機序を扱う場合

体内の構造や薬剤の作用機序は実写では撮れないため、3DCGやアニメーションが必要になります。CG工程を外部に再委託している制作会社は、監修による修正のたびに往復が1段増え、費用と期間の両方が膨らみます。

医療機器の内部構造や術式を扱う予定があるなら、CGを社内で完結できるかを初回に確認してください。

8-6. 公開後の掲載ページ設計に踏み込めるか|打ち合わせで見抜く質問文

動画は納品された時点では成果を生みません。どのページに置き、周辺にどんな情報を並べるかで、医療広告としての適否も患者の理解度も変わります。編集が終わった後の設計まで踏み込める制作会社は多くありません。

見抜き方は打ち合わせでの質問です。「この動画はどのページに置く想定ですか」と尋ねたとき、自由診療なら費用とリスクを同一ページに置く必要がある、と即答できるかどうかで力量が分かれます。掲載先の設計に踏み込まない制作会社は、納品をゴールに置いています

8-7. 見積もりに監修回数・修正回数・二次利用条件が明記されているか

見積書の総額だけを比較すると、後から追加費用が発生する制作会社を選んでしまいます。医療案件で追加費用の火種になるのは、監修回数・修正回数・二次利用条件の3点です。

相見積もりでは次の3項目を揃えてください。①監修対応の工数が総額に含まれているか、②院内撮影の日数と時間帯の条件(診療後・休診日の割増)、③撮影素材と完成動画の二次利用の範囲。

各項目の一般的な内訳は「動画制作の見積もりの費用内訳と見積書の読み方」にまとめています。

特に③は、採用サイト・院内サイネージ・学会発表と用途が広がるほど重くなります。「制作した映像を院内の研修教材に活用できるか」を契約前に確認するだけで、後年の再撮影費を回避できます。

第9章 医療 動画制作に強いおすすめ会社18選|領域別に比較

第9章 医療 動画制作に強いおすすめ会社18選|領域別に比較

ここからは、病院・クリニック・医療機器メーカー・製薬企業の映像を扱う制作会社18社を、得意領域と表現手法で比較します。各社の情報は公式サイトで公開されている事業内容に基づいて整理しました。

9-1. 医療 動画制作会社18社の比較一覧表

会社名得意領域表現手法こんな医療機関に向いている
株式会社Grill企画段階の表現可否判断・掲載ページ設計・広告連動実写+広告クリエイティブ何を映せるかを企画前に確定させたい医療機関
株式会社HERO innovation医療機関と医療機器・製薬の双方実写(医療専門ブランド「MEDIO」)患者向けと医療従事者向けを両方作りたい病院
株式会社ライルピクチャーIC動画・機器マニュアル実写/3DCG患者説明用の動画を整備したい医療機関
デキサホールディングス株式会社術式・手技・医療安全実写/3D-CG内製学術性の高い手技映像が必要な病院
株式会社医学映像教育センター医療・看護の教育教材実写+クラウド配信院内研修を動画に置き換えたい病院
株式会社ナインフィールド医療映像全般実写(専門サイト「医療映像.jp」)医療専門の窓口に実写制作を任せたい施設
株式会社レイ・クリエーション医療機器・製薬メーカー向けコンテンツMOVIE/3D機器の構造や手順を可視化したい企業
兼松ウェルネス株式会社ヘルスケア領域の医療動画実写+メディカルイラスト医学的な正確性の担保を重視する案件
医療映像社株式会社ドクターブランディング・治療説明実写北海道エリアの病院・クリニック
株式会社ITreatクリニック向け動画実写1本目の動画を小さく始めたい医院
株式会社ソフトクリエイション院内サイネージサイネージ配信映像待合室の情報発信を仕組みごと整えたい医院
株式会社レイヤード院内サイネージ・患者向けコンテンツ既製の動画コンテンツ制作せずに待合室の映像を運用したい施設
カルー株式会社疾患説明・YouTube運用実写+チャンネル運用継続運用まで任せたいクリニック
株式会社Salus医療機関のデジタルマーケティング実写+SNS運用動画とWeb施策をまとめたいクリニック
株式会社トリニティ・ゲート求人・集患の販促物映像+Web・印刷物関西圏で採用と集患を同時に進めたい施設
株式会社エルモ製薬・医療機器メーカー向け実写(BtoB動画)製品を医療従事者に伝えたい企業
Crevo株式会社業種別の動画制作用途別に幅広い形式表現手法から比較検討したい医療機関
株式会社プルークス動画マーケティング実写+配信設計配信・活用まで含めて相談したい法人

9-2. 株式会社Grill

株式会社Grill

【医療機関の動画を、表現の可否判断から掲載ページ設計まで一体で組み立てる制作パートナー】

株式会社Grillは、医療機関の動画を企画段階の表現可否判断から設計します。医療広告等ガイドラインの禁止類型と限定解除の要件を踏まえて台本を組み、絵コンテに入る前に「何を映せるか」を確定させる進め方が特徴です。院内撮影の段取り、医師監修を通すゲートの設計、公開後にどのページへ動画を置くかまでを、切り離さずに一本の工程として担います。

美容クリニックをはじめとする医療領域で、広告運用とクリエイティブ制作の支援実績を重ねてきました。撮影・編集から配信、公開後の効果測定までを社内で完結できるため、診療科の追加や料金改定に合わせた差し替えにも短い往復で対応できます。すでに公開している動画の表現チェックだけを切り出した相談にも応じています。

制作した映像をYouTube広告・Meta広告・LPへ活用する運用まで、補完的に対応可能です。広告連動時の手数料は10%〜で、業界標準の20%に対して半額水準にあたります。最低出稿10万円〜のため、1診療科の告知から小さく検証を始める使い方もできます。AI・自動化ツールで運用工数を圧縮し、その分を検証と改善に充てる体制を取っています。

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項目内容
会社名株式会社Grill
所在地東京都渋谷区東3丁目22−14 グランファースト恵比寿 5階
公式サイトhttps://grill.co.jp/

9-3. 株式会社HERO innovation(医療専門動画制作「MEDIO」)

株式会社HERO innovation

【医療機関と医療関連企業の双方をカバーする医療専門の動画制作ブランド】

医療専門の動画制作サービス「MEDIO」を運営し、病院・診療所・歯科医院・介護施設と、医療機器メーカー・製薬会社の双方を対象領域として明示しています。「医療を便利にわかりやすく」を掲げ、患者向けと医療従事者向けのどちらの映像も同じ窓口で相談できる点が強みです。

広告制作の実績は1,500件以上を公表しています。診療内容・術式・手技の動画から研修会・教育資料用の映像まで幅広く扱い、東京・名古屋・大阪・福岡の4拠点体制で地方の病院の撮影にも動きやすい体制です。

項目内容
会社名株式会社HERO innovation
所在地東京都新宿区新小川町8-30 THE PORTAL Iidabashi B2F
公式サイトhttps://hero-innovation.com/https://medicalvideo.jp/

9-4. 株式会社ライルピクチャー

株式会社ライルピクチャー

【インフォームドコンセント動画と3DCGを軸にした医療・教育系の映像制作】

公式サイトで「医療・教育系の動画制作」への特化を掲げる制作会社です。製品プロモーション動画、インフォームドコンセント動画、教育ツール・機器マニュアル動画、3DCG動画をメニューとして揃えています。

患者説明に使うIC動画と、体内の構造を扱う3DCGを同じ窓口で相談できるため、実写では撮れない被写体を含む企画で選択肢になります。医師インタビューの収録やオンラインでの撮影立ち会いにも対応し、依頼する病院側の負担を抑える体制を掲げています。

項目内容
会社名株式会社ライルピクチャー
所在地東京都千代田区神田神保町1-2-10 第三日東ビル5階
公式サイトhttps://www.lilepicture.com/

9-5. デキサホールディングス株式会社

デキサホールディングス株式会社

【術式・手技から医療安全まで3D-CGを内製で回す医学動画の専門部隊】

「医学動画・医療映像制作」の専用ページを設け、術式・手技動画、インフォームド・コンセント動画、医療安全動画を扱っています。3D-CGを内製している点が大きな特徴で、作用機序や解剖構造の可視化を外部に再委託せずに進められます。

手技動画は撮影条件と監修の往復が仕上がりを左右します。CG工程を社内に持つ体制は、監修による修正が入ったときの小回りにも効きます。学術性の高い映像を求める病院や医療機器メーカーに向いた選択肢です。

項目内容
会社名デキサホールディングス株式会社
所在地東京都大田区大森南1-20-1 13階
公式サイトhttps://www.dxa.co.jp/

9-6. 株式会社医学映像教育センター

株式会社医学映像教育センター

【1978年設立、医療・看護の教材出版を母体に持つ映像制作と配信の老舗】

医療系映像の受託制作に加えて、医療・看護の映像教材の出版と、クラウド型の教育動画配信を手がけています。設立は1978年2月で、教材としての映像を作り続けてきた蓄積が他社との違いになっています

院内研修を動画に置き換えたい病院にとっては、制作と配信基盤を同じ会社に相談できる点が実務的です。多職種・多シフトで集合研修が組みにくい施設の教育インフラづくりに適しています。

項目内容
会社名株式会社医学映像教育センター
所在地東京都杉並区上高井戸1-8-17 ブライトコア ビル本館4F
公式サイトhttps://www.igakueizou.co.jp/

9-7. 株式会社ナインフィールド(医療映像.jp)

株式会社ナインフィールド

【医療映像の専門サイトを別立てで運営する映像制作プロダクション】

映像・動画制作のプロダクションで、サービスカテゴリに「医療映像」を明示し、専門サイト「医療映像.jp」を運営しています。医療領域を一般の企業映像と分けて窓口化しているため、初回の相談で前提の説明を省けます。

2007年5月設立で、実写のほかCG・アニメーション・デジタルサイネージ・ドローン空撮まで揃えています。病院紹介から医療従事者向けの映像まで用途を限定せず相談でき、医療の作法を理解したスタッフに任せたい施設に向きます。

項目内容
会社名株式会社ナインフィールド
所在地東京都港区赤坂6-13-16 AJMICビル3F
公式サイトhttps://www.ninefield.co.jp/

9-8. 株式会社レイ・クリエーション

株式会社レイ・クリエーション

【医療機器・製薬メーカー向けコンテンツに軸足を置くメディカルデザイン会社】

医療、工業、エネルギー分野を専門とするデザイン会社です。Medical Contents Designとして、医療機器メーカー・製薬メーカー・医師や病院・患者のそれぞれに向けたコンテンツを制作しています。MOVIEと3Dに対応し、機器の内部構造や使用手順の可視化を得意とします

作用機序アニメーションや手技の記録映像に加え、カタログやメディカルイラスト、学会発表用スライドまで同じチームで設計できます。院内向けの動画というより、製品を医療従事者へ伝える映像を求める企業に適した選択肢です。

項目内容
会社名株式会社レイ・クリエーション
所在地大阪・東京(神楽坂)に拠点
公式サイトhttps://www.raycreation.co.jp/https://medical.raycreation.co.jp/

9-9. 兼松ウェルネス株式会社

兼松ウェルネス株式会社

【メディカルライティングとイラストを同じ社内に持つヘルスケア専門チーム】

医療・ヘルスケア領域を対象に、医療動画をサービスメニューとして掲げています。メディカルライティングとメディカルイラストレーションを併せて提供している点が、他の制作会社との違いです。

動画の原稿づくりから図解までを同一社内で進められるため、医学的な正確性の担保に工数を割きたい案件と相性が良い体制です。専門用語の言い換えや図版の監修に手間がかかる企画で力を発揮します。

項目内容
会社名兼松ウェルネス株式会社
所在地東京都中央区日本橋人形町3-8-1 TT-2ビル9階
公式サイトhttps://kwn.kanematsu.co.jp/

9-10. 医療映像社株式会社

医療映像社株式会社

【札幌拠点でドクターブランディングと治療説明を担う医療用映像の専業会社】

事業内容を「医療用映像制作、WEBコンサルティング」と定義している専業会社です。ドクターブランディング動画、病院紹介動画、治療説明用動画を制作の柱にしています。

2016年9月設立で札幌に拠点を置いており、北海道の医療機関にとっては撮影スタッフの移動コストを抑えやすい相手になります。映像とWebの両面を同じ会社に任せたいクリニックにも向きます。

項目内容
会社名医療映像社株式会社
所在地北海道札幌市中央区南6条西18丁目1番13号 モデナ円山901号室
公式サイトhttps://iryo-eizosha.com/

9-11. 株式会社ITreat

株式会社ITreat

【企画から撮影・編集までクリニック規模の案件をまとめて引き受ける医療特化型】

「医療特化の動画制作サービス」を掲げ、クリニック向けに企画から撮影、編集までを提供しています。中小規模の医療機関を主対象に据えているため、初めて動画を作る医院でも相談の入り口が広く取られています。

岐阜に拠点を置き、地方クリニックのPR動画制作にも対応しています。予算と用途を絞って1本目を立ち上げ、反応を見てから本数を増やしたい医院に向いた選択肢です。

項目内容
会社名株式会社ITreat
所在地岐阜県岐阜市長良福光2588 辻文ビル3F
公式サイトhttps://itreat.co.jp/

9-12. 株式会社ソフトクリエイション

株式会社ソフトクリエイション

【待合室のサイネージ配信システムまで含めて設計できるクリニック特化型】

病医院・クリニックに特化し、院内サイネージ配信システム「SC VISION」で待合室向け映像の制作と配信を提供しています。ホームページ制作も手がけているため、院内と院外の情報発信を同じ会社にまとめられます。

待合室のサイネージは無音再生が前提になるため、テロップ主体の構成づくりが理解度を左右します。動画を1本作るだけでなく、流し続ける仕組みごと整えたい病院やクリニックに適しています。

項目内容
会社名株式会社ソフトクリエイション
所在地大阪府吹田市江坂町1-17-26 エスプリ江坂7F
公式サイトhttps://www.soft-creation.co.jp/

9-13. 株式会社レイヤード(Medicastar)

株式会社レイヤード

【医療DXのSaaSと院内サイネージを両輪で持つコンテンツ提供事業者】

医療DX領域でSaaS事業とコンテンツ事業の二本柱を展開し、院内デジタルサイネージ「Medicastar」と患者向け動画コンテンツ「soko」を提供しています。公式サイトは「Medicastarでリーチできる月間視聴患者数」を約640万人(2025年3月末時点)と公表しており、視聴実績ではなく到達可能な規模を示す数値です。

自院で1本ずつ制作するのではなく、既製の患者向けコンテンツを組み合わせて待合室の情報発信を整えたい施設に向きます。予約システムやWEB問診と併せて導入を検討できる点も特徴です。

項目内容
会社名株式会社レイヤード
所在地福岡市博多区博多駅中央街8-27 第16岡部ビル5階
公式サイトhttps://layered.inc/

9-14. カルー株式会社(MedTube)

カルー株式会社

【YouTubeの投稿・運用まで引き受ける医療機関専門の動画制作サービス】

「医療機関専門の動画制作・YouTube運用代行サービス」としてMedTubeを運営しています。疾患・治療説明動画、クリニック紹介動画、YouTubeチャンネルの運用代行をメニュー化しており、公開後の活用まで一続きで任せられます

病院の口コミ検索サービスを2010年から運営してきた会社であり、医療領域の情報発信に関する知見を持っています。動画を作って終わりにせず、継続的な投稿まで外部に預けたいクリニックに向く体制です。

項目内容
会社名カルー株式会社
所在地東京都目黒区中目黒1-1-26
公式サイトhttps://caloo.co.jp/https://medtube.jp/

9-15. 株式会社Salus

株式会社Salus

【医療機関のデジタルマーケティング全体の中で動画を位置づける支援会社】

医療機関向けのデジタルマーケティングとIT支援を手がけ、サービスに動画制作とSNS運用を掲げています。動画単体の制作ではなく、集患導線の一部として企画を組み立てられる点が特徴です。

ホームページ制作・リスティング広告・MEO対策・院内サイネージまでクリニック向けのメニューが揃い、開業支援の窓口も持ちます。動画とSNS、Web施策をまとめて相談したい病院や、分院を持つ医療法人に向きます。

項目内容
会社名株式会社Salus
所在地大阪市西区西本町1-7-21 ニシモトビル502
公式サイトhttps://salus-inc.jp/

9-16. 株式会社トリニティ・ゲート

株式会社トリニティ・ゲート

【求人と集患の両輪で医療・科学分野の発信を設計する神戸の制作会社】

医療・科学分野で活躍する人々に向けて、ホームページ・映像・印刷物を提供しています。求人募集向けと集患向けのそれぞれに商品を用意しており、目的別に相談できる構成になっています。

神戸市中央区に拠点を置き、関西圏の病院・クリニックからの依頼に対応しやすい体制です。採用と集患の素材を一度の撮影でまとめて確保したい施設に向いた選択肢になります

項目内容
会社名株式会社トリニティ・ゲート
所在地神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館22階
公式サイトhttps://trinitygate.co.jp/

9-17. 株式会社エルモ

株式会社エルモ

【製薬・医療機器メーカーに特化した「伝わる動画制作」のBtoB専業】

大阪市福島区の映像制作会社で、専門サイト「伝わる動画制作」を通じ、製造業や製薬・医療機器メーカーに特化した動画制作サービスを掲げています。BtoBの制作実績は500社以上を公表しており、技術的な内容を取引先に伝える映像を得意としています

医療機関の集患というより、製品や技術を医療従事者・取引先へ伝えたい企業に向いた選択肢です。鉄鋼・機械・化学などのBtoB領域で20年以上の経験があり、映像に加えてカタログやWebサイトの制作も手がけています。

項目内容
会社名株式会社エルモ
所在地大阪市福島区福島4-4-12
公式サイトhttps://www.elmo-c.jp/

9-18. Crevo株式会社

Crevo株式会社

【業種別に窓口を分け、医療カテゴリを持つ動画制作のプラットフォーム型】

動画制作・映像制作を手がけ、業種別のカテゴリに「医療」を明示しています。案件の用途と予算に応じてクリエイターを組み合わせる進め方を取っており、扱える形式の幅が広いことが特徴です。

実写・アニメーション・3DCGの3形式で制作事例を公開しているため、実写で作るかアニメーションで作るかを決めきれていない段階から相談できます。まず1本試して院内の反応を見たい病院やクリニックの入り口になります。

項目内容
会社名Crevo株式会社
所在地東京都港区六本木4-8-5 和幸ビル502
公式サイトhttps://crevo.jp/

9-19. 株式会社プルークス

株式会社プルークス

【2,000社8,000本以上の制作量を背景に医療・化粧品領域も扱う動画マーケティング会社】

動画制作と動画マーケティングを手がけ、業界別の動画制作メニューに「医療・化粧品」を掲出しています。2,000社8,000本以上という制作実績を公表しており、制作量に裏付けられた進行管理が期待できます。

制作した動画をどこでどう活用するかまで含めた提案を求める病院・クリニックや、ヘルスケア関連企業に向きます。YouTube・TikTokの運用代行や広告運用、ライブ配信も自社で担うため、配信面まで含めて一社に集約できます

項目内容
会社名株式会社プルークス
所在地東京都中央区日本橋大伝馬町14-17 大伝馬町千歳ビル4階
公式サイトhttps://proox.co.jp/

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第10章 感染対策から診療継続まで|医療 動画制作で押さえる院内撮影7つの実務制約

第10章 感染対策から診療継続まで|医療 動画制作で押さえる院内撮影7つの実務制約

院内は稼働中の医療現場であり、スタジオのように機材も時間も自由には使えません。規模の大小にかかわらず撮影当日に必ず論点になる7つの制約を、制作会社への確認事項とセットで整理します。

10-1. 清潔区域・手術室での撮影|入室条件と機材の衛生管理

手術室や処置室へ機材を持ち込む場合、カメラ・三脚の清拭と、撮影者の更衣・マスク着用が前提になります。無菌エリアには立ち入らず、区域外からの望遠で術野を押さえる判断も必要です

発注前に確認するのは「清潔区域での撮影経験」「機材の消毒手順を誰が定めるか」「撮影者が院内の感染対策ルールに従えるか」の3点です。感染管理部門の承認を要する病院では、この3点が撮影日の可否を左右します。

10-2. 診療を止めずに撮る|休診日・診療後・時間帯分割の撮影計画

医療現場の撮影は、診療を止めない範囲でしか組めません。休診日にまとめる、診療後の2〜3時間に分割する、外来の谷間を活用する、という3つの型が現実的です。

休診日撮影は拘束が長い分だけ費用が上振れし、時間帯分割は割増を避けられる反面で撮影日数と編集量が増えます。救急を受け入れる病院では、休診日を確保できない前提で計画します。どちらが安いかは案件ごとに逆算が要ります。

10-3. 医師・看護師の拘束時間を最小化する香盤表の作り方

医師の出演はまとめ撮りが原則です。診療科紹介・患者説明・採用メッセージを別日に分けると、それだけで拘束が3倍になります。インタビューは質問票を事前共有し、当日は読み合わせなしで進行できる状態にします。

株式会社Grillが支援した医療機関の撮影(2024年10月〜2026年3月、N=14件)では、医師1名あたりの平均拘束時間は約50分でした。事前に質問票を共有した案件は、共有しなかった案件より平均で約20分短く収まっています。

10-4. カルテ・モニタ・患者氏名の映り込みを防ぐ現場チェック

電子カルテ画面、点滴ラベル、ベッドのネームプレート、待合の掲示物、待機中の患者。院内には個人が特定される情報が想像以上に多く存在します。撮影前に映り込みリストを作り、カットごとに消し込む運用が有効です。編集での後処理に頼るとぼかし作業が増え、納期と費用の両方を押し上げます

10-5. 術野映像の扱い|衝撃度への配慮と視聴前の注意喚起

術野や処置の映像は、医療従事者にとっては日常でも、一般の視聴者には強い刺激になります。患者向けに公開するなら、冒頭の注意喚起か3DCG・イラストへの置き換えを検討します。

同じ素材でも医師向けの学術用途と患者向けでは見せてよい範囲が変わります。二次活用の範囲を撮影前に決め、用途別に別バージョンを納品してもらうのが安全です。

10-6. 音声環境|アラーム音・空調・呼び出し放送への対処

輸液ポンプのアラーム、空調、呼び出し放送、自動ドアの開閉音は、インタビュー音声に容赦なく重なります。ピンマイクの併用と、放送タイミングを踏まえた進行が基本です。病院での撮影に慣れた制作会社は、この音対策を香盤表の段階で織り込んできます。

10-7. 撮影当日の院内周知と患者への掲示|トラブルを防ぐ事前告知

撮影を知らされていない職員や患者は、機材とスタッフの存在に不安を覚えます。実施日・時間帯・撮影範囲を院内掲示と朝礼で共有し、映り込みを望まない患者の申し出を受けられる状態にしておきます

職員数の多い病院では、部署ごとの周知経路と当直帯への連絡も事前に押さえます。この事前告知は、次章の同意取得と一体で設計するものです。

第11章 患者と職員の同意取得・肖像権|医療 動画制作の前に整える書面と運用

第11章 患者と職員の同意取得・肖像権|医療 動画制作の前に整える書面と運用

動画の制作を止める要因は、機材でも予算でもなく書面の不備であることのほうが多いのが実情です。病床数の多寡にかかわらず、患者と職員それぞれについて、撮影前に整える同意の範囲と管理方法が問われます。

11-1. 患者が映る動画で必要な同意の範囲|撮影同意書に入れる項目

患者が識別できる形で映る場合、個別の書面同意が必要です。同意書には「撮影の目的」「利用する媒体」「公開期間」「二次利用の範囲」「撤回の方法」の5項目を最低限盛り込みます

後ろ姿や手元のみで個人が特定されないカットは、院内掲示による周知で足りる場合もあります。線引きが曖昧なまま進めると、公開直前に該当カットを全て差し替える事態になります。

11-2. 術野映像・症例映像の二次利用と個人情報の非特定化

術野の映像でも、タトゥー・体表の特徴・ネームバンドから個人が特定されることがあります。編集での非特定化は可能ですが、どこまで加工するかは撮影前に決めておきます

なお学会発表用に取得した同意を広報動画へそのまま転用することはできず、複数用途を含めて同意を得るかどうかを先に決める必要があります。

11-3. 出演職員の許諾|退職・異動を見越した公開期間の設計

採用や院内紹介の動画に出演した職員が、公開後に退職・異動することは珍しくありません。撮影時点で「退職時に公開を停止するか」を書面で合意しておきます。

株式会社Grillが相談を受けた病院では、採用向け動画の中心に据えた看護師が公開4か月後に退職し、非公開にせざるを得なくなりました。差し替え素材を撮っていなかったため、再撮影の費用が別途発生しています。出演者を複数名に分散させ、個人依存を避ける構成にしておけば、この事例のような損失は防げます。

11-4. 同意書・素材・公開先を1枚で管理する台帳の作り方

動画が増えるほど、どの素材に誰の同意があり、いまどこで公開されているかが追えなくなります。素材名・出演者・同意取得日・公開期間・公開先URL・撤回連絡先を1枚の台帳にまとめ、広報担当が更新する運用にします

医師の異動や料金改定で修正が必要になった際、この台帳を活用すれば対象動画を記憶に頼らず判別できます。

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第12章 医師監修とリーガルチェックを医療 動画制作のどこに挟むか|手戻りを防ぐ5ゲート

第12章 医師監修とリーガルチェックを医療 動画制作のどこに挟むか|手戻りを防ぐ5ゲート

医療の動画で最も費用がかさむ手戻りは、撮影後に発生する内容修正です。監修と表現チェックをどの工程に置くべきかを、5つの承認ゲートとして整理します。

12-1. 構成台本の段階で医師監修を通す|撮影後に直すと費用が跳ねる理由

台本段階の修正は文字の書き換えで済みますが、撮影後の修正は再撮影か再編集を伴います。医師とスタッフの再拘束やナレーターの再手配まで含めると、影響は編集費に留まりません。撮り直せない素材が出れば、活用できる範囲そのものが狭まります。

監修は絵コンテ着手前の構成台本に対して行うのが原則です。診療科をまたぐ病院では、関係する各科の確認をこの段階で一度に取ります。規模が大きい病院ほど、この一括確認が工期を左右します。

12-2. 医療広告等ガイドライン・薬機法のチェックは誰が担うか|院内/制作会社/外部

医師監修が担うのは医学的な正確性であり、医療広告等ガイドラインや薬機法に照らした表現の適法性の確認は、別の専門性を要する工程です

この2つを混同し、監修医師の確認だけで公開すると、医学的には正しいが広告としては踏み越えた表現が残ります。表現チェックを制作会社が工程内に持つのか、病院の広報部門が担うのかを発注時に決めておきます。

12-3. ナレーション原稿・テロップ・サムネイル・動画タイトルまで審査対象に含める

チェックの網から漏れやすいのは本編の外側です。後から載せるテロップ、サムネイルの文言、動画タイトル、概要欄の説明文は別工程で作られるため素通りしがちです。

「日本一」のような最上級の表現は、本編になくてもサムネイルに1行あれば問題になります。監修の対象範囲は「公開される全ての文字と音声」と定義しておきます。

12-4. 医療 動画制作の5ゲート工程図|企画・台本・撮影前・初号試写・公開前

ゲートタイミング承認する人確認する内容所要目安
G1 企画企画確定時院長・広報責任者視聴者層・目的・公開先の合意3〜5日
G2 台本構成台本の完成時監修医+表現チェック担当医学的正確性と禁止類型の回避5〜10日
G3 撮影前香盤表の確定時感染管理・現場責任者・出演者撮影可否・同意書・映り込み対策3〜5日
G4 初号試写初号の完成時監修医・広報担当映像とナレーションの整合5〜7日
G5 公開前公開直前広報責任者テロップ・サムネイル・掲載ページ2〜3日

株式会社Grillが台本段階に監修ゲートを設けた医療機関の動画(2025年4月〜2026年3月、N=19本)では、初号以降の平均修正回数は1.8回でした。撮影後に監修を回した案件の平均3.6回と比べ、往復が半分程度に収まっています。

12-5. 企画着手から公開までにかかる期間の目安|医師監修と院内稟議で延びる工程

動画の種類相談から公開までの目安
病院・クリニック紹介動画/採用動画8〜12週
インフォームドコンセント動画・患者説明動画6〜10週
3DCGを含む手技・作用機序動画12〜20週
院内研修動画シリーズ(複数本)10〜16週

一般企業の動画との差は、医師監修、院内稟議、撮影日の調整、患者の同意取得という4工程が上乗せされる点です。学会や開院、採用募集の開始日が決まっているなら、紹介動画は3か月前、3DCGを含む動画は5か月前が相談の目安になります

株式会社Grillが支援した医療機関の動画案件(2024年10月〜2026年3月、N=14件)における相談から公開までの平均日数は68日でした。医師監修の往復が3回以上に及んだ案件は、平均より約3週間長くかかっています。

研修動画のようにシリーズ化する案件は、1本目の監修に時間がかかる分、2本目以降は型を活用して短縮できます。圧縮できるのは編集と撮影日数であり、監修と同意取得は短縮してはいけない工程です。

第13章 公開後に効く掲載ページ設計|限定解除4要件と医療動画の更新運用

第13章 公開後に効く掲載ページ設計|限定解除4要件と医療動画の更新運用

動画は完成した時点ではなく、どのページに置いたかで規制上の評価が決まります。自由診療を扱う場合の掲載要件と、公開後の更新運用を整理します。

13-1. 自由診療の動画は「限定解除4要件」を満たすページに置く

厚生労働省の医療広告等ガイドライン(令和8年3月30日最終改正)は、広告可能事項の限定解除が認められる要件として次の4つを挙げています。

  • ① 医療に関する適切な選択に資する情報であって患者等が自ら求めて入手する情報を表示するウェブサイトその他これに準じる広告であること
  • ② 表示される情報の内容について、患者等が容易に照会ができるよう、問い合わせ先を記載することその他の方法により明示すること
  • ③ 自由診療に係る通常必要とされる治療等の内容、費用等に関する事項について情報を提供すること
  • ④ 自由診療に係る治療等に係る主なリスク、副作用等に関する事項について情報を提供すること

医療広告等ガイドラインは「③及び④については自由診療について情報を提供する場合に限る」と明記しています。保険診療の内容だけを扱う動画なら、①と②の充足で足ります。②の問い合わせ先とは、電話番号やEメールアドレス等を指します。

13-2. 費用・リスクを「リンク先の別ページ」に逃がせない理由

③について同ガイドラインは、治療等の名称や最低限の費用だけを示すのではなく、通常必要とされる治療内容・標準的な費用・治療期間・回数まで掲載するよう求めています。

さらに掲載場所についても、「リンクを張った先のページへ掲載したり、利点や長所に関する情報と比べて極端に小さな文字で掲載したりといった形式を採用しないこと」と明示されています。動画の下に費用表とリスク説明を同一ページで置く設計が必要です

この一点が動画の埋め込み先を決めます。料金ページを分けている病院・クリニックは、掲載前にページ構成を見直すことになります。

13-3. YouTube・SNSに置く場合の設計|概要欄と投稿文で担保すべき情報

医療広告等ガイドラインは、バナー広告や、検索サイトで費用を支払って意図的に上位表示させたものは①を満たさないと明記しています。動画広告として配信する場合と、自然検索で到達するページに埋め込む場合とでは、担保すべき情報の重さが変わります。

YouTubeやSNSで活用する場合も、問い合わせ先と、自由診療なら費用・リスクの記載を投稿側で完結させる設計が要ります。SNS投稿での医療広告の考え方は「クリニックのインスタ運用で集患を成功させるコツ」で投稿ルールごと整理しています。動画をSNSへ展開する前に併せて確認しておくと安全です。

13-4. 未承認医療機器・未承認医薬品を使う施術を扱う場合の追加要件

承認等を受けていない医療機器・医薬品を自由診療で使う場合、医療広告等ガイドラインは限定解除の要件として次の5点も十分に記載する必要があるとしています。

  • 未承認医薬品等であることの明示
  • 入手経路等の明示
  • 国内の承認医薬品等の有無の明示
  • 諸外国における安全性等に係る情報の明示
  • 未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済の対象にはならないことの明示

美容医療のレーザー機器や注入材を扱う動画は、この論点に直撃します。映像の中で機器名を出すかどうかも含め、企画段階で判断しておく事項です。

13-5. 高齢患者・聴覚障害のある患者に届ける字幕とナレーションの設計

医療機関の視聴者には、高齢の患者、聴覚に障害のある患者、日本語を母語としない患者が含まれます。音声を切って再生される待合室のサイネージやSNSでは、字幕の有無が理解度を左右します。設計の指針は4点です。

  • 患者説明動画とサイネージは全編字幕とし、自動字幕で足りるのは医療従事者向けのみ
  • ナレーションは1分あたり300字程度に抑える
  • 病名や術式には正式名称に平易な補足を添える
  • BGMは聞き取りを妨げない音量に留め、サイネージは無音再生前提でテロップ主体に組む

字幕とテロップも表現の審査対象であり、編集の最終盤で足す進め方は監修の抜け穴になります。

13-6. 診療内容・設備・法改正に合わせた動画の更新運用

料金改定、医療機器の入れ替え、医師の異動、ガイドラインの改正。病院・クリニックの動画は公開した瞬間から陳腐化のリスクを抱えます。対策は、発注時に更新前提の納品形態を指定しておくことです。

素材データの納品範囲、テロップ差し替えの単価、費用表示部分をシーンとして分離する構成の3点を見積もりに含めておけば、全編を作り直さずに同じ素材を長く活用できます。

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第14章 医療機関の担当者から寄せられる6つの疑問|医療 動画制作の実務で迷いやすい論点

第14章 医療機関の担当者から寄せられる6つの疑問|医療 動画制作の実務で迷いやすい論点

広報担当者から相談の多い6つの論点に答えます。いずれも発注前に判断しておくと、進行中の停滞を防げるものです。

14-1. 患者が映らない動画でも同意書は必要ですか

患者が映らない場合でも、出演する職員からの許諾は必要です。掲示物や院内の様子に個人情報が写り込むため、撮影日の院内周知も行っておきます。患者の個別同意が必須になるのは、識別可能な形で映る場合です。

14-2. 医師の撮影拘束時間はどのくらい見込んでおくべきですか

インタビューと診療風景を合わせ、医師1名あたり1時間以内に収める設計が現実的です。質問票の事前共有と、複数の動画用カットを1回でまとめ撮りする香盤表があれば、この範囲に収まります。

14-3. 医師監修は自院の医師でも、制作会社の監修医でもよいのですか

株式会社Grillが支援した事例の傾向として、自院の医師が監修する形が最も確実です。診療の実態と映像の内容がずれないためです。制作会社側の監修体制は、自院に該当分野の医師がいない場合の補完と考え、内容責任は自院で持つ形を推奨します。

14-4. 保険診療の内容は動画でどこまで訴求できますか

保険診療の情報提供にとどまる場合、限定解除の要件は①②の充足で足ります。ただし限定解除は広告可能事項の限定を外すだけで、虚偽広告・比較優良広告・誇大広告・体験談の禁止は外れません。「地域で最も」「比較的安全」といった表現は、保険診療中心の医療機関の動画でも使えません。

14-5. 患者さんの「声」を動画にしたい場合、代わりに使える表現はありますか

治療内容や効果に関する患者の感想は、医療機関が自ら掲載する形では認められません。代わりに使えるのは、受診から会計までの流れ、検査機器の実際の見え方、待ち時間の目安といった事実の提示です。感想を語らせるのではなく、患者が知りたい事実を映像で見せる構成に置き換えます。

14-6. 診療科ごとに動画を分けるべきですか、1本にまとめるべきですか

撮影は1回にまとめ、編集で分けるのが基本です。総合病院は診療科別の短尺に分割したほうが、検索と院内サイネージの両方で活用できます。単科のクリニックは施設紹介1本を軸に、症状別の短尺を派生させて使い分ける形が効率的です。

第15章 規制を制約から設計条件へ|医療 動画制作で最初に着手すべきこと

第15章 規制を制約から設計条件へ|医療 動画制作で最初に着手すべきこと

開院日、学会での発表日、採用募集の開始日——動かせない公開日が先に存在するのが、医療機関の動画の特徴です。第12章で示したとおり、逆算に必要な準備期間は紹介動画で約3か月、3DCGを含む動画なら約5か月です

医師監修の往復と同意取得はどれだけ急いでも圧縮できず、着手の遅れは公開日の後ろ倒しか表現の妥協でしか吸収できません。

15-1. 最初に決めるのは「誰に見せるか」ではなく「何を映せるか」

医療 動画制作で最初に確定させるべきは、視聴者でも予算でもなく表現の上限です。医療広告等ガイドラインが定める禁止類型と、自由診療を扱うなら限定解除の要件。この2つが決まって初めて、視聴者5層のどこへ何を映すかを選べる状態になります。

そのうえで、院内の撮影制約と同意取得の可否が素材の範囲を決め、掲載ページの構成が動画の尺を決めます。表現の上限、素材の範囲、掲載先。この3つを企画書の1ページ目に書けたなら、動画制作の相談は工程と費用の具体的な話から始められます

表現の上限が定まった後は、目的→KPI→動画の種類→配信面の順に落とし込むと、企画が発散しません。

作った動画をYouTube広告として配信する段階へ進むなら、冒頭数秒の設計や媒体別の尺という別の要件が加わります。制作面の要件は「YouTube広告の動画制作完全ガイド」にまとめています。医療の場合は、バナー広告や費用を支払って上位表示させたものが限定解除の①を満たさないと明記されている点を踏まえ、掲載ページ側で情報を担保してください。

株式会社Grillは医療機関の動画を撮影日ではなく表現の上限から組み立てます

医療機関の動画で最も多い手戻りは、医師と撮影日を先に押さえるところから始まります。日程を確保してから台本を書き、監修に回した段階で表現が引っかかり、構成を組み替えたときには撮影日が動かせない。

そこで妥協して撮った映像が、公開直前に掲載ページの要件で止まる——この順序の誤りが、費用と時間を最も無駄にします。

株式会社Grillは、企画段階で表現の可否を判定し、台本の上限を先に確定させます。そのうえで院内の撮影段取りと医師の香盤を組み、台本・撮影前・公開前の3点に監修ゲートを置いて手戻りを断ちます。

完成した動画は、問い合わせ先や費用・リスクの記載を同一ページに備えた掲載面へ載せるところまで一続きで設計します。美容クリニックを中心とする自由診療領域で重ねたクリエイティブ支援の実績が、この判断の速さを支えています。

相談の入り口でうかがうのは、公開したい日と、その日までに何を達成したいかの2点だけです。そこから医師監修の往復と院内稟議の期間を織り込んだ工程表を引き、撮影日は最後に固定します。

1回の院内撮影で紹介・採用・研修の素材をまとめて押さえ、待合室サイネージでの活用まで見込んで編集で切り分ける組み方も、診療科の数と稼働状況に合わせて提案します。

すでに公開している動画の表現だけを見てほしい、という入り口でも構いません。他の制作会社が制作した動画でも、ナレーション・テロップ・サムネイル・掲載ページの4点を確認し、修正が要る箇所とそのまま使える箇所を切り分けてお返しします。

御社が次に作る1本の設計は、その診断結果を踏まえてからでも遅くありません。

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この記事を書いた人
外資戦略コンサルティングファーム・アーサーD.リトルにて戦略コンサルタントとして研鑽を積み、株式会社Gunosy(東証上場)に経営幹部として参画し、経営企画・マーケティング領域のマネージャーを歴任。その後、株式会社Grillを創業しクリニック特化の経営支援事業を展開。マーケティング戦略の策定から広告運用、症例撮影レクチャー、YouTube・TikTok・LINEの制作・運用、人事評価制度の構築まで、クリニック経営に必要な機能をワンストップで提供。支援チームはクリニックのマーケティング統括経験者で構成されており、「現場を知るプロ」による実践的なサポートが最大の強みで、多数のクリニックの集患・収益改善を実現している。
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