SaaSのLPはトライアル・デモ・資料請求で設計が変わる!成果の出る型のコツとおすすめ会社6選!

SaaSのLPはトライアル・デモ・資料請求で設計が変わる!成果の出る型のコツとおすすめ会社6選!

「広告にもSEOにも投資して流入は増えた。なのにCVR(コンバージョン率)が上がらず、問い合わせも増えない」——SaaSのマーケティング担当者から、株式会社Grillにはこうした相談が数多く寄せられます。その原因の大半は、広告やコンテンツではなく、流入の受け皿であるLP(ランディングページ)の設計にあります。

Grillが支援するSaaS企業(2024〜2025年度、複数案件)で繰り返し確認されている事実があります。同じ広告費・同じキーワードでも、遷移先のLPを設計し直すだけでCVRが1.5〜2倍に改善するのです。SaaSのLPは「きれいに作る」だけでは機能しません。「どのCVを目指すページなのか」を起点に逆算して設計することで、はじめて成果を生みます。

ここでは、SaaSにおけるLPの設計で押さえるべき考え方から、ファーストビューの構成・フォーム最適化・ABテストの進め方・費用相場・おすすめ制作会社6選まで、2026年時点の情報をすべてまとめました。

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目次

第1章 SaaSにおけるLPとは?コーポレートサイト・通常LPと異なる3つの前提

第1章 SaaS LPとは?コーポレートサイト・通常LPと異なる3つの前提

SaaSのLPは、SaaS企業のサービスを訴求するために設計された特化型ページです。コーポレートサイトや汎用的なLPと混同されがちですが、SaaSという商材の特性上、まったく異なる設計思想が求められます。この章では、前提となる3つの違いを整理します。

1-1. SaaSにおけるLPの定義と「コーポレートサイトだけでは売れない」理由

SaaSのLPは、広告・SEO・SNSなどの流入を受け取り、「資料請求」「無料トライアル」「デモ予約」などの特定アクションへ誘導することだけに特化したページです。

コーポレートサイトは会社紹介・採用・IR情報など多目的な役割を持つため、特定のリード獲得に最適化できません。ページ内に複数のリンクや導線が存在し、訪問者の行動が分散します。SaaSのLPは「1ページ1ゴール」の原則で設計することで、流入からCVまでの導線を最短化します。

株式会社Grillの運用経験上、SaaS企業がコーポレートサイトへの流入をそのまま問い合わせにつなごうとすると、CVRは0.3〜0.8%程度に留まるケースが多くあります。専用LPへ誘導すると同条件で2〜5%台に改善するため、LPの有無はCPAに直接影響します。

1-2. 通常のLPとSaaSのLPが異なる3点|無形・サブスク・長い検討期間

SaaSのLPが一般的なLPと根本的に異なる点は以下の3つです。

① 無形商材であること

化粧品や食品と異なり、SaaSは手に取って確認できません。「使うとどう変わるか」をUIスクリーンショットや動画デモで可視化しなければ、訪問者は価値を理解できずに離脱します。

② サブスクリプションが前提であること

SaaSは月額課金モデルが主流のため、LPで求められるのは「1回の購買」ではなく「継続利用のスタート」です。過度な煽りより信頼感と納得感が、長期のLTV回収につながります。

③ 検討期間が長く意思決定者が複数いること

BtoB SaaSでは、担当者が興味を持ってから決裁が下りるまで数週間〜数ヶ月かかるのが一般的です。比較検討に耐える論拠(機能・実績・料金・サポート体制)をLP内で提示しておく必要があります。

1-3. SaaSのLPが担うゴール|資料請求・無料トライアル・デモ予約への分岐

SaaSのLPの目的は、すべての訪問者を同じゴールに誘導することではありません。プロダクトの特性と訪問者の検討段階に合わせて、「資料請求」「無料トライアル」「デモ予約」の3種類のゴールから最適なものを選ぶことが設計の出発点です。

どのゴールを主軸にするかによって、ファーストビューのコピー・CTAの文言・フォームの項目数・本文の構成がすべて変わります。この判断軸については、第3章で詳しく解説します。LP全体の情報配置やパーツの役割を体系的に押さえたい方は、「LP構成の作り方完全ガイド|成果につながる8要素・7ステップ」もご覧ください。

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第2章 SaaSのLPが商談と継続契約を生む4つの理由|無形商材だからこその役割

第2章 SaaS LPが商談と継続契約を生む4つの理由|無形商材だからこその役割

なぜSaaS企業がLPに注力すべきなのかを、実務的な観点から整理します。リード獲得からナーチャリング・商談化・継続契約という一連のプロセスにおいて、LPは最初の「ふるいわけ」として機能します。

2-1. 広告・SEO流入を一気通貫でCVに変えるSaaSのLPの導線

広告やSEOで獲得した流入が、コーポレートサイトのトップページへ誘導された場合、CVに至るまでに複数のクリックが必要になります。クリックが増えるほど離脱の機会が増え、CVRは低下します。

専用のSaaSのLPへ直接誘導すれば、「広告を見た→LPを読む→フォームを送信する」という流れが1ページで完結します。チャネルごとに訴求を変えたLPを用意することで、リスティング・SNS・SEOの流入それぞれに最適化したリード獲得が可能になります。

2-2. 複雑な機能を「導入後の変化」として直感的に伝えられる

SaaSは機能が多く複雑になりがちですが、訪問者が知りたいのは「自社の課題が解決できるか」という一点です。LPは縦長の1ページ構造のため、「課題提示→解決策→ベネフィット→実績→CTA」というナーチャリング的なストーリーを一気に読ませることができます。

機能の羅列ではなく「この機能で○○という課題が解決し、△△が実現できる」という翻訳がLP内で自然に行えます。

2-3. 多段階CVの行動データを取得し改善を高速化できる

SaaSのLPは、ヒートマップ・スクロールマップ・ABテストツールと連携することで、「どこで離脱しているか」「どのコピーがクリックされているか」を可視化できます。

BtoB商材ではCV数が少なくデータが貯まりにくい傾向がありますが、1ページに行動を集約できるLPは、コーポレートサイト全体での分析より改善のターゲットを絞りやすくなります。

2-4. 検討期間の長いBtoB商材でも比較検討に耐える論拠を提示できる

BtoB SaaSの検討者は、複数の競合サービスを並べて比較します。LP内に機能比較・導入実績・料金の目安・よくある質問(Q&A)を網羅的に掲載しておくことで、担当者が「上長を説得するための材料」を一箇所で揃えられるようになります。

株式会社Grillが支援したSaaS企業(2024〜2025年度、N=10社)の傾向値です。LP内に競合比較表または導入事例を追加した案件では、フォーム到達率が平均12〜18%改善する傾向が見られました。

第3章 成果を分ける起点|CV種別(無料トライアル・デモ予約・資料請求)別のLP設計指針

第3章 成果を分ける起点|CV種別(無料トライアル・デモ予約・資料請求)別のLP設計指針

SaaSのLPで最も重要な設計判断のひとつが、どのCVを主軸にするかです。「無料トライアル」「デモ予約」「資料請求」の3種類は、それぞれターゲットの検討段階・意思決定の構造・LPの構成が大きく異なります。この判断を誤ると、流入は集まっても成果に結びつかないLPが出来上がります。

3-1. 無料トライアル誘導型LP|セルフサーブSaaS向けの設計とCVR目安

「無料トライアル」を主CVとするLPは、プロダクト自体を触ってもらうことで価値を実感させる「PLG(Product-Led Growth)型」のSaaSに最適です。

設計の特徴

  • ファーストビューのCTAは「まず無料で試す」「今すぐ始める」等の具体的な行動動詞
  • フォーム項目を最小限に絞る(メール+パスワードのみの場合も)
  • UIスクリーンショット・デモ動画でプロダクト体験を先出しする
  • セキュリティ認証・プライバシーポリシーの明示で登録ハードルを下げる

CVRの傾向:3種類のCVのなかでは中程度に位置づけられます。プロダクトをすぐ触れる手軽さがCVRを押し上げる一方、登録ハードルとなるフォームの項目数や、トライアル開始後の初期体験の設計が成果を大きく左右します。

株式会社Grillが支援したBtoB SaaS企業(2025年度)の事例です。無料トライアルページのフォームを6項目から3項目に削減しただけで、CVRが1.9倍に改善しました。

3-2. デモ予約型LP|高単価・エンタープライズ向けの設計

「デモ予約」を主CVとするLPは、ACV(年間契約額)が高く意思決定者が複数いる「SLG(Sales-Led Growth)型」のエンタープライズ向けSaaSに向いています。

設計の特徴

  • デモの所要時間・内容・担当者の経歴をLP内に明記し「申し込みのイメージ」を作る
  • 担当者向けと決裁者向けのベネフィットを分けて訴求する
  • 導入企業の業界・規模別の導入事例を複数掲載する
  • 「商談になる前に確認できること」をFAQで提示し、ハードルを下げる

CVRの傾向:3種類のなかでは最も低くなりやすい一方、商談に直結する温度感の高いリードが集まります。営業担当が個別対応する前提のため、数より「質」を重視するCV設計です。CVRが低いこと自体は問題ではなく、デモ後の受注率まで含めて評価します。

3-3. 資料請求型LP|検討初期の潜在層を取りこぼさない設計

「資料請求」を主CVとするLPは、まだ比較検討の初期段階にある潜在層を受け止めることに特化しています。すぐにトライアルや商談に進まない層をナーチャリングに乗せる入口として機能します。

設計の特徴

  • 「まずは資料だけ見たい」という温度感に合わせ、CTAのトーンを穏やかにする
  • 資料の内容・ページ数・形式(PDF)をLP内に明示して受け取りのメリットを訴求する
  • フォーム後の自動返信メールでナーチャリングシーケンスにつなげる設計を前提にする

CVRの傾向:心理的ハードルが低いため、3種類のなかでは最もCVRが高くなりやすいCVです。ただし獲得できるリードは検討初期の温度感であることが多く、フォーム送信後に届くメールやコンテンツでのナーチャリング設計をセットで用意しなければ、商談化につながりません。

3-4. ACV・意思決定者層からCV種別を選ぶ判断軸

どのCV種別を主軸にするかは、以下の観点で判断します。

判断軸無料トライアルデモ予約資料請求
ACV(年間契約額)の目安〜30万円/年100万円/年〜問わない(初期接点)
意思決定者の層担当者が自己決定可能部長・役員レベルが承認情報収集段階
プロダクトのセルフサーブ可能性高い(直感的に使える)低い(設定・導入支援が必要)問わない
主な流入チャネル検索・SNS広告リスティング・アカウントリストコンテンツSEO

1つのLPに複数のCTAを並べることは可能ですが、主CTAを1つに定め、他は補助的な導線として配置するのがCVRを最大化するための基本設計です。「デモ予約(主)+資料請求(補助)」のような組み合わせが実務では多く採用されています。

CVRを継続的に高めていく具体的な施策やABテストの進め方については、「LPOでCVRを改善する効果的な施策10選」もあわせてご覧ください。

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第4章 離脱を防ぐファーストビューの作り方|SaaSのLPで最初に伝える3要素

第4章 離脱を防ぐファーストビューの作り方|SaaS LPで最初に伝える3要素

SaaSにおけるLPの成否の大半は、ファーストビュー(スクロールせずに見える最上部の領域)で決まります。訪問者はページを開いた瞬間から3〜5秒で「自分に関係のあるページかどうか」を判断し、そうでなければ離脱します。この章では、SaaSのLPのファーストビューで確実に伝えるべき3要素と、設計の実務ポイントを解説します。

4-1. SaaSのLPのファーストビューで5秒以内に伝える3要素(誰に/何が変わる/なぜ信頼)

ファーストビューに盛り込むべき情報は、次の3要素に絞ります。

① 誰のためのプロダクトか(Target)

「中小企業の経理担当者向け」「人事担当者が使える採用管理ツール」のように、ターゲットを具体化することで、読者は即座に「自分ごと」として受け取ります。「あらゆるビジネスに対応」という全方位の表現は、誰にも刺さりません。

② 導入するとどう変わるか(Benefit)

「会議の議事録を自動生成する」という機能説明ではなく、「会議後のメモ作業が不要になり、毎週2時間を本来の業務に使える」という変化の記述が有効です。SaaSの訪問者は機能の詳細より「自社課題が解決できるか」を見ています。

③ なぜ信頼できるか(Proof)

「導入企業2,000社超」「継続率99%」「○○部門でのNo.1受賞」などの実績をファーストビューに配置します。無形商材の不安を初期段階で払拭することで、読み進める動機を作ります。

株式会社Grillが改善支援に入ったSaaSのLPで最も多いのは、ファーストビューのメインコピーが抽象的なケースです。「次世代の○○プラットフォーム」「AIを活用した最適化ソリューション」といった表現では、訪問者は「自分の課題を解決できる」根拠を読み取れません。実際、ある案件ではCVRが0.5%を下回っていました。コピーを「○○の処理時間を平均40%削減するクラウドツール」という具体的なベネフィット表現に変えたところ、CVRが2.1%に改善しました(2025年度支援案件)。

4-2. 機能名ではなく「課題解決の結果」で書くメインコピーの型

メインコピーは、プロダクトの機能説明ではなく「読者が手に入れる未来」を中心に書きます。以下の型がSaaSのLPのメインコピーで成果を出しやすい構造です。

【型】(課題の解消)で(理想の状態)を実現する(ターゲット向けのSaaS)

例:「在庫管理の手作業をゼロにして、仕入れ担当者の残業を半分にするクラウドシステム」

サブコピーで機能・特徴の概要を補足し、メインコピーで打ち出したベネフィットの根拠を短文で支えます。メインコピーとサブコピーで2文・2段の情報構造を作ることで、流し読みでも要旨が伝わる設計になります。

4-3. UIスクリーンショット・動画デモで無形商材を可視化する

SaaSの最大の訴求課題は「見えない」ことです。テキストだけでは価値が伝わらないため、ファーストビューには以下のビジュアル要素を盛り込みます。

  • 実際のUI画面のスクリーンショット:ユーザーが触れる管理画面や操作画面を掲載し、「使い始めたときのイメージ」を与える
  • 30秒〜2分の操作動画:実際の操作フローを動画で見せることで、機能説明文より圧倒的に理解が速まる
  • 主要導入企業のロゴ列:5〜8社のロゴを並べることで信頼の初期担保になる(第5章の社会的証明と連動)

動画は自動再生(ミュート設定)でファーストビューに埋め込むと、スクロールせずに価値が伝わる効果があります。ただしモバイルでの読み込み速度に注意し、ファイルサイズは最適化が必須です。

第5章 機能をベネフィットに翻訳するSaaSのLPの本文設計|課題提示から社会的証明まで

第5章 機能をベネフィットに翻訳するSaaS LPの本文設計|課題提示から社会的証明まで

ファーストビューで読み進める動機を作ったあと、本文では「納得→信頼→行動」の順で訪問者の心理を動かします。SaaSのLPの本文設計で繰り返し失敗につながるのが「機能の羅列」です。この章では、機能をいかにベネフィットとして伝えるかを中心に、課題提示から社会的証明・料金プランまでの設計を解説します。複数の意思決定者が関わるBtoB商材の設計をさらに深く知りたい方は、「BtoB LP制作の完全ガイド|成果が出る構成・費用相場」もご参照ください。

5-1. 課題提示→解決策のストーリーで「自分ごと化」させる

LPの本文は、訪問者が抱える課題を言語化するところから始めます。「こんなお悩みはありませんか?」という直接的な問いかけだけでなく、現場のシーンを描写する方法も有効です。

例(課題提示):

  • 「担当者が変わるたびに引き継ぎがうまくいかず、同じミスが繰り返されている」
  • 「エクセルでの進捗管理が個人依存になり、チーム全体の状況が見えない」

課題を提示したあとは、「なぜ既存の方法では解決できないのか」を1〜2文で補足し、その流れで自社SaaSの解決策へとつなぎます。「課題→従来方法の限界→自社SaaSによる解決」という3ステップの展開が、読者の「自分ごと感」を高めます。

5-2. 機能をベネフィットに翻訳する変換フレーム

SaaSの開発者や担当者は機能に詳しいため、ついスペックの説明を中心に書きがちです。しかし訪問者の関心は「この機能があることで、自社の業務がどう変わるか」にあります。以下の変換フレームを使って書き直します。

機能説明(NG)ベネフィット翻訳(OK)
自動メール通知機能対応漏れを防ぎ、顧客クレームの発生率を下げる
リアルタイム在庫同期売り切れ・過剰在庫のトラブルをなくし、発注判断を即日できるようにする
承認ワークフロー機能上長への確認作業をシステム内で完結し、承認待ち時間を平均30%短縮
API連携対応既存の社内システムとつなぐだけで、二重入力の手間がゼロになる

各機能の紹介に「利用シーン」の短文を付けることで、非技術系の意思決定者にも価値が伝わりやすくなります。

5-3. ロゴ列・定量実績・導入事例の3層で社会的証明を積む

SaaSは無形商材のため、「本当に使えるのか」という不安が常に潜在します。社会的証明は、この不安を払拭するための最も効果的な手段です。

1層目:ロゴ列(5〜8社)

視覚的に信頼を担保します。可能であれば知名度の高い企業のロゴを優先します。

2層目:定量実績

「導入企業3,000社突破」「継続率98%以上(自社調べ、2025年時点、N=2,400社)」「業務時間を平均35%削減(株式会社Grill支援案件傾向値)」など、数値での実績表示が信頼を高めます。数値を記載する場合は、調査期間・対象・調査主体をセットで記載します。

3層目:導入事例(ストーリー型)

「Before(課題)→ After(成果)」の構造で2〜3社分を掲載します。業種・企業規模・課題の種類を分散させることで、訪問者が「自社に近いケース」を見つけやすくなります。

5-4. 料金プランの見せ方|非公開リスクと松竹梅の誘導

BtoB SaaSでは料金プランを「要問い合わせ」にするケースも多いですが、目安すら非公開にすると、検討段階の訪問者がフォーム送信をためらいます。比較検討中の担当者は、社内に持ち帰る前に「だいたいいくらか」を把握したいからです。

料金プランを公開する場合は松竹梅の3プランを用意し、真ん中のプランを「おすすめ」として強調するのが定石です。高単価のエンタープライズプランは「要相談」として残しつつ、スモールプランの月額目安を出すだけでもCVへの心理的ハードルが下がります。料金プランの見せ方は、各プランで「何ができるか・どの企業規模向けか」を一覧表で示すと、訪問者が自社に合うプランを即座に判断できます。

株式会社Grillが支援したBtoB SaaS企業(2025年度)の比較テスト結果です。料金の目安(月額○万円〜)を掲載したLPは、「全て要問い合わせ」のLPより資料請求率が1.3倍高くなりました。料金の透明性は、リードの質と量の両方に影響します。

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第6章 無形商材の不安を消すフォーム・EFO設計|MA連携とCV直前の離脱対策

第6章 無形商材の不安を消すフォーム・EFO設計|MA連携とCV直前の離脱対策

LPの本文を読み進めた訪問者が最後に直面するのがフォームです。ここでの離脱は、それまでのLP設計の努力をすべて無駄にします。SaaS のLPのフォームは「必要最小限の情報取得」と「MA連携を見据えたデータ設計」を両立させることが求められます。

6-1. 初回フォームの入力項目は「最初の接点に必要なものだけ」に絞る

初回のフォームで取得する情報は、その後の連絡に最低限必要なものだけに絞り込みます。氏名・メールアドレス・会社名のように、インサイドセールスが最初のコンタクトを取れる情報が揃っていれば、初回フォームとしては十分です。部署名・電話番号・従業員数・現在の課題といった項目を初回から並べるほど、入力途中の離脱が増えCVRは下がります。

特にトライアルや資料請求の段階では、訪問者はまだ「とりあえず情報を得たい」温度感です。この段階で開示を求める情報が多いほど警戒心が働きます。

どうしても初回に多くの情報が欲しい場合は、必須項目を絞り、残りを「任意」として明示するだけでも入力完了率は改善します。足りない情報は、次に説明する段階的な取得で補います。

6-2. プログレッシブプロファイリングで段階的に情報取得する

プログレッシブプロファイリングとは、初回登録→トライアル中の操作→2回目以降のコンタクトなど、複数のタッチポイントを使って必要な情報を少しずつ取得していく手法です。

初回フォーム(3項目):会社名・氏名・メール

  • 自動返信メールのリンク(1項目追加):部署名
  • ウェビナー参加フォーム(1項目追加):役職
  • デモ予約フォーム(2項目追加):電話番号・課題感

この設計により、MAツール内のリード情報は段階的に充実し、インサイドセールスが接触するタイミングで「すでに課題が把握できている状態」を作れます。フォーム送信後の見込み顧客の育て方をさらに体系的に知りたい方は、「SaaSのリード獲得方法15選|戦略設計からナーチャリングまで」もあわせてご覧ください。

6-3. MA連携(Marketo/HubSpot等)でフォーム後のナーチャリングへ接続する

SaaSのLPのフォームは、送信時点でMAツール(Marketo・HubSpot・Pardot等)に自動連携する設定が必須です。これにより、リード獲得直後からナーチャリングシーケンスが自動で走り始めます。

連携の際に整備すべき設定の例は以下の通りです。

  • フォームのhidden項目にキャンペーンID・流入元チャネルを埋め込み、どのLP・どの広告からのリードかを自動記録する
  • 会社名のサジェスト機能(法人番号APIやClearbitとの連携)で入力エラーを防ぐ
  • 登録直後の自動返信メールにコンテンツ(ホワイトペーパー等)を添付し、リードの温度感が高いうちに追加接点を作る

6-4. CV直前の離脱を防ぐEFOの実務チェックポイント

EFO(Entry Form Optimization)の観点から、SaaSのLPのフォームで確認すべき項目をまとめます。

  • ラベルは入力欄の上部に表示する(プレースホルダーのみだと入力中に何を書いているかわからなくなる)
  • 必須・任意を明示する(全項目が必須なら「全項目必須」と明記する方が入力完了率が高い)
  • エラーメッセージはインライン表示(送信ボタンを押した後に一括エラーではなく、入力直後に表示)
  • 送信ボタンのCTA文言を「送信する」ではなく「資料を受け取る」「無料で試し始める」などにする
  • スマートフォンでの操作性を実機で確認する(入力項目タップ時のズームや、キーボード表示時の視認性)

スマートフォンからの流入が多いSaaSでは、モバイル特化のフォーム改善も成果を大きく左右します。詳しい施策は「スマホ版LPO完全ガイド|CVRを高める8つの改善施策」もあわせてご覧ください。

第7章 PLG型とSLG型で変えるSaaSでのLPの訴求とデザイン|ターゲット別の最適化

第7章 PLG型とSLG型で変えるSaaS LPの訴求とデザイン|ターゲット別の最適化

SaaSのLPの訴求設計は、自社のビジネスモデルが「PLG(Product-Led Growth)型」か「SLG(Sales-Led Growth)型」かによって大きく変わります。同じLPの骨格を使っても、どちらを向いて書くかでCVRと後工程のリードの質が変わります。

7-1. PLG型SaaSのLP|プロダクト体験を主役にする設計

PLG型のSaaSは、プロダクト自体の使いやすさが成長のエンジンになります。NotionやSlackに代表されるように、個人や小チームがまず使い始め、そこから組織全体に広がるモデルです。

LP設計の方向性

  • ファーストビューのCTAは「無料で始める」「今すぐ試す」を主軸にする
  • UIやアニメーションでプロダクトの直感的な操作感を視覚化する
  • 親しみやすい配色・イラスト・カジュアルなコピーで「難しくない」印象を作る
  • 「5分でセットアップ完了」「クレジットカード不要」など、開始コストの低さを訴求する
  • 料金プランは明確に公開し、フリープランやトライアルを前面に出す

7-2. SLG型・エンタープライズSaaSのLP|決裁者を動かす論拠設計

SLG型はセールスチームが主導で大型商談を進めるモデルです。対象は中堅〜大企業の決裁者層であるため、LPに求められるのは「使いやすさの直感」ではなく「投資対効果への論理的な納得感」です。

LP設計の方向性

  • ファーストビューのCTAは「デモを予約する」「導入事例を見る」を主軸にする
  • ROI・コスト削減率・業務効率化の数値を冒頭から提示する
  • 導入事例は業種・企業規模・定量的な成果をセットで掲載する
  • セキュリティ認証(ISO27001・SOC2等)・SLA・サポート体制を「信頼の裏付け」として前面に出す
  • ネイビー・グレー系の配色で知的・信頼感のあるデザインにまとめる
  • フォームはある程度の項目数を許容し、インサイドセールスが初回連絡時に活用できる情報を取得する

7-3. 現場担当者向けと決裁者向けでトーン&マナーを変える

同じ企業のLPでも、訴求対象が「現場担当者(エンドユーザー)」か「部長・役員(決裁者)」かで伝えるべき内容が異なります。

訴求軸現場担当者向け決裁者向け
主な関心使いやすさ・日常業務の効率化費用対効果・導入ROI・組織全体への影響
コピーのトーン親しみやすく具体的(「もう○○に悩まない」)論理的・数値根拠重視(「年間○万円のコスト削減が可能」)
証明のタイプ使用感の口コミ・操作性のデモ動画導入事例の定量的な成果・業界No.1等の権威性
CTAの訴求「今すぐ試す」「無料で始める」「デモを見る」「事例資料を受け取る」

1つのLPでどちらも取りに行く場合は、ファーストビューで担当者視点の課題に共感させ、本文中盤で決裁者が必要とする論拠(ROI・導入事例の数値)を積む構成が機能します。

7-4. SaaSのLPのデザイン3原則|UI一貫性・視線誘導・モバイル最適化

構成と訴求が整ったあと、デザインは「情報を伝えやすくする手段」として機能します。

① UI一貫性

LPのデザインは、実際のプロダクト画面とトーン&マナーを合わせます。LPがモダンな印象でも、実際の管理画面が古いUIだとトライアル後の解約につながります。「このデザインなら使いやすそう」という期待感をLPで醸成し、実際のプロダクトで裏切らないことが継続率にも影響します。

② 視線誘導

視線はZ型(左上→右上→左下→右下)に流れる傾向があります。メインコピー・CTAボタン・実績数値は視線が止まりやすい位置に配置します。CTAボタンは背景とのコントラストを高くし(青系のデザインならオレンジ等)、視覚的に浮き上がらせます。

③ モバイル最適化

「BtoBだからPCで見られる」という想定は危険です。移動中・外出先でスマートフォンから情報収集する担当者・決裁者は増えています。モバイル表示で文字サイズ・行間・ボタンのタップ領域・フォームの入力しやすさが崩れていないか、実機での確認なしに公開するべきではありません。

特にモバイルでは、PCで問題なく見えていた表組みや画像がはみ出すことが多く、SaaSのLPの第一印象がそのままプロダクトの品質イメージに直結します。

LP全体の改善施策や費用対効果の考え方を体系的に把握したい方は、「LPOの費用目安はどれくらい?相場と費用対効果を最大化する方法」もあわせてご覧ください。

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第8章 公開後に伸ばすABテストの進め方|SaaSのLPの改善優先順位と必要CV数

第8章 公開後に伸ばすABテストの進め方|SaaS LPの改善優先順位と必要CV数

SaaSのLPは公開して完成ではなく、公開後のABテストによって伸ばすものです。特にBtoB SaaSでは月間CV数が少ないため、テスト設計を誤ると判断できるデータが貯まらないままコストだけがかかります。この章では、ABテストの優先順位と実務上の注意点を解説します。公開後の改善施策をさらに具体的に知りたい方は、「LPOに強いおすすめ会社21選|選び方と費用相場」も参考になります。

8-1. テストの優先順位|ファーストビュー→フォーム→本文

限られたCV数を最大限活用するため、テストは「改善インパクトが大きい要素」から順番に実施します。

優先度1:ファーストビュー(メインコピー・CTA文言・ビジュアル)

訪問者の離脱の大半はファーストビューで発生します。メインコピーを1パターン変えるだけでCVRが大きく変動するため、テストの初手として最も投資効果が高い領域です。

優先度2:フォーム(項目数・CTA文言・ボタンデザイン)

フォーム直前の離脱はCVRに直接影響します。項目を1つ減らすだけでCVRが10〜30%改善するケースがあり、小さな変更で成果が出やすい領域です。

優先度3:本文のコンテンツ(導入事例のストーリー・機能説明の順序・料金の表示方法)

本文の改善は効果測定に時間がかかりますが、リードの質(商談化率)に影響します。フォームやファーストビューの改善が一巡した後に取り組みます。

8-2. テスト結果を信頼できるかどうかの見極め方

ABテストで「Aの方が良かった」と判断するには、たまたまの偏りではないと言えるだけのCV数が両パターンに溜まっている必要があります。CV数が二桁のうちに勝敗を決めると、翌週には結果が逆転することも珍しくありません。

BtoB SaaSは元々のCV数が少ないため、この「判断に足るデータ量」を溜めるまでに時間がかかります。焦って結論を出さないために、以下を守ります。

  • テスト期間は週単位の偏り(曜日による行動差)をならすため、最低でも2〜4週間は回す
  • 一度のテストで変える要素は1つに絞り、勝因・敗因を特定できるようにする
  • CVRが極端に低くCVが溜まらない場合は、送信完了数ではなく「CTAクリック数」など手前の指標で先に勝敗をつける

8-3. 流入が少ないSaaSのLPで成果を出すテスト設計

立ち上げ初期で流入そのものが少ないLPでは、通常のABテストは判断がつくまでに何ヶ月もかかり、現実的でないことがあります。そうした段階では、次の2つのアプローチが有効です。

① 微調整ではなく訴求軸ごと入れ替える

ボタンの色を変える程度の小さな変更は、少ない流入では差が見えません。ファーストビューを「無料トライアル」主体から「デモ予約」主体に切り替えるといった、訴求の骨格を変える大きな変更の方が、わずかなデータでも傾向を読み取れます。

② ヒートマップ・セッション録画で定性的に当たりをつける

Hotjar・Microsoft Clarityなどのツールでスクロール率・クリック箇所・離脱位置を観察し、「どこで読むのをやめているか」の仮説を立ててから次のテストを設計します。データが少ない段階ほど、数字の有意差より行動観察が改善のヒントになります。

テスト結果を読むときは、次の3点を確認してから判断します。①テスト期間中に流入量の急変がなかったか。②プレスリリースやキャンペーンなど外部要因が重なっていないか。③A・Bへの振り分けが均等だったか。これらを見落とすと、施策の良し悪しと外部要因を取り違えます。

第9章 成果が出ないSaaSのLPに共通する5つの失敗と立て直し方

第9章 成果が出ないSaaS LPに共通する5つの失敗と立て直し方

SaaSのLPを作ったのにCVRが改善しない場合、原因はほぼ共通しています。この章では、株式会社Grillが改善支援に入った案件で繰り返し確認された5つの失敗パターンと、その立て直し方を解説します。

9-1. 機能を羅列しベネフィットが伝わらない

「機能一覧」の形式でプロダクトの優位性を伝えようとするケースです。技術者・開発者にとっては当然の情報でも、導入を検討する現場担当者や決裁者には「自社に関係があるかどうか」が伝わりません。

立て直し方:第5章の変換フレームを使い、各機能を「誰の・どんな課題を・どう解決するか」というベネフィット表現に書き換えます。機能説明は本文中盤の詳細ブロックに残し、ファーストビューと本文の冒頭はベネフィット中心にします。

9-2. CTAが分散しCV種別が定まっていない

「無料トライアル」「デモ申込」「資料請求」「メルマガ登録」「お問い合わせ」が同列に並ぶLPは、訪問者が次にどのアクションを取ればいいかわからなくなります。

立て直し方:主CTAを1種類に絞り、他のCTAはテキストリンク等で補助的に配置します。第3章の判断軸(ACV・セルフサーブ可能性・意思決定者層)を使って主CVを決め直します。

9-3. ターゲットが曖昧で訴求がぼやける

「中小企業から大企業まで幅広く対応できます」という訴求は、誰にも刺さりません。訪問者は自分の課題・業種・企業規模に合った解決策を求めています。

立て直し方:ペルソナを具体化し、「○○業界の○○担当者」という解像度で訴求軸を絞ります。対象が複数ある場合は、LPを分けるか、本文内でセグメント別のシナリオを記述するセクションを設けます。

9-4. 社会的証明が薄く無形商材の不安を払拭できない

ロゴ・実績数値・導入事例がない、または「弊社が提供するサービスで多くのお客様が〜」という抽象的な表現に留まっている状態です。

立て直し方:第5章の3層構造(ロゴ列→定量実績→導入事例ストーリー)を整備します。実績数値は「調査主体・対象・期間」とセットで記載することで、信頼性が格段に上がります。

9-5. 公開後に改善せず作りっぱなしになっている

SaaSのLPを公開しただけで改善を止めると、競合の改善速度に追い越されます。特にBtoB SaaSでは市場環境・訴求競争が変化しやすく、半年前のコピーが現在の検討者に響かなくなることがあります。

立て直し方:第8章のABテスト設計を参考に、月1回以上の仮説検証サイクルを回す体制を作ります。改善履歴を記録し、どの変更がCVRに影響を与えたかを蓄積することで、改善の精度が上がっていきます。

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第10章 制作費用の相場と内製・外注の判断基準|SaaSのLPは予算帯で何が変わるか

第10章 制作費用の相場と内製・外注の判断基準|SaaS LPは予算帯で何が変わるか

SaaSのLPの制作を外部に依頼する場合、費用の幅は非常に広く、同じ「LP1枚」でも10万円台から100万円超まで存在します。費用の差がどこに現れるかを正しく理解することが、予算に合った外注先選びの前提になります。SaaSに限らないLP全般の費用感や依頼先別の料金目安は、「LP制作会社おすすめ比較|料金相場や選び方」でも詳しく比較しています。

10-1. SaaSにおけるLP制作の費用相場|予算帯別にできること

予算帯含まれる内容の目安向いているケース
〜10万円テンプレートベースのデザイン・コーディングまず公開して改善サイクルを早く始めたい・検証用LP
10〜50万円オリジナルデザイン・コピーライティング・コーディング既に訴求軸が固まっており、デザイン品質を上げたい
50〜100万円戦略設計・ペルソナ整理・競合調査・デザイン・ABテスト設計含む本格的なリード獲得チャネルとして立ち上げたい
100万円超インタラクティブデモ実装・エンタープライズ向け複数パターン制作・改善運用込み大型商談向けLP・プロダクトデモ埋め込みが必要

上記はあくまで目安であり、制作会社によって含まれる工程・品質は大きく異なります。「何のためのLP」かを明確にしてから依頼先を選ぶことが重要です。

10-2. 予算で変わる品質差|戦略設計・デモ実装・改善運用の有無

予算帯が上がるほど「設計の深さ」と「公開後の改善対応」が含まれます。特にSaaSのLPで重要なのは以下の点です。

戦略設計の有無:どのCVを主軸にするか・どのペルソナに訴求するか・競合LPとの差別化軸は何か、といった設計を制作前に行うかどうかです。テンプレート制作では省略されます。

インタラクティブデモの実装:プロダクト体験をLP内に組み込む機能は、CVRを大きく改善するケースがある一方、実装コストがかかります。PLAINERやStorybook等のデモ作成ツールを使うことでコストを抑えられる場合もあります。

改善運用の継続:公開後のABテスト・ヒートマップ分析・CVRレポーティングを含めた月額支援か、制作のみで完結かによってトータルの費用と成果が変わります。

10-3. 内製と外注の比較|工数・専門性・改善体制で判断する

比較軸内製外注
初期費用低い(人件費のみ)中〜高(制作費が発生)
専門性スタッフのスキルに依存LP設計・コピー・デザインの専門ノウハウを活用できる
改善スピード社内稟議が不要で素早く動ける依頼〜修正のリードタイムが発生
継続改善体制リソースがあれば継続しやすい運用支援を含む契約設計が必要

内製に向いているのは、「マーケティング担当者がLP設計の知見を持っている」「素早い仮説検証を繰り返したい」「予算が限られているが工数は出せる」ケースです。外注が有効なのは「初回設計の精度を上げたい」「LP制作のノウハウが社内にない」「広告運用とLP改善を連動させたい」場合です。

第11章 SaaS向けのLP制作に強いおすすめ会社6選|目的別に比較

SaaSのLPの制作・改善を依頼する際、すべての会社が「SaaS向けLPの設計ノウハウ」を持っているわけではありません。以下では、SaaS特有のLP課題(無形商材の可視化・CV種別の設計・BtoBの意思決定構造)に対応できる6社を選定しました。

SaaS以外も含めたLP外注全般の進め方や費用感を比較したい方は、「ランディングページの外注で成果を出すコツ|おすすめ16社比較・費用相場」もあわせてご覧ください。

会社名費用目安得意な支援領域こんな企業に向いている
株式会社Grill月額数万円〜SaaSのLP設計・広告運用・LP改善・フォームEFOCV種別の設計からABテスト改善まで一気通貫で任せたい
株式会社ベイジ要問い合わせBtoB向けサービスサイト・戦略設計SaaS製品のサービスサイトとLPを戦略的に整備したい
株式会社FREE WEB HOPE要問い合わせLP制作2,000本超・CVR改善特化CVR改善にフォーカスして外注先に任せたい
株式会社ロックビル要問い合わせSaaS LP事例多数・リード獲得LP制作SaaS系LP制作の実績ある会社に依頼したい
株式会社ラヴィゴット50万円〜LP制作・LPO専門・Web分析5,000社以上改善前提の設計と継続的なLPO支援を求める
株式会社クロスバズ要問い合わせ戦略型LP制作・調査→設計→制作→運用戦略設計から制作・運用まで一貫して依頼したい
第11章 SaaS LP制作に強いおすすめ会社6選|目的別に比較

11-1. 株式会社Grill

株式会社Grill

【SaaSのLPの「CV種別設計×フォーム最適化×ABテスト改善」をフルサポートする会社】

株式会社Grillは、AI・自動化ツールを活用した運用効率化により、業界トップクラスにリーズナブルな料金体系(広告運用の手数料10%〜・最低出稿10万円〜)を実現したデジタルマーケティング会社です。広告費の業界標準手数料が20%のなか、Grillは10%〜という業界最安値水準のコスト体系を維持しながら、SaaS企業のLP設計からCVR改善まで一貫支援しています。

SaaSのLPの支援においては、まず「無料トライアル・デモ予約・資料請求」のどのCVを主軸にすべきかの設計から入ります。ファーストビューのコピー設計・フォームのEFO・MAツール連携・ABテストの優先順位設定まで、CVR向上につながる全工程をカバーします。EC・美容クリニック・不動産・SaaS・人材など幅広い業種での支援実績があり、BtoB SaaS特有の「複数意思決定者への訴求」や「検討期間の長い見込み顧客へのナーチャリング設計」にも対応しています。

月額10万円のスモールスタートから大企業規模まで柔軟に対応可能。LP設計だけでなく、流入獲得(リスティング・SNS広告)とLP改善を連動させたフルファネル支援を求める企業に特に向いています。

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会社名株式会社Grill
所在地東京都渋谷区東3丁目22-14 グランファースト恵比寿 5階
公式サイトhttps://grill.co.jp/

11-2. 株式会社ベイジ

株式会社ベイジ

【BtoBサービスサイト・LP設計の戦略設計に強いコンサル型制作会社】

株式会社ベイジは「顧客の成功を戦略から共に考えるコンサル型ウェブ制作会社」を掲げ、BtoBのサービスサイトやLP設計に特化した会社です。制作前に約2ヶ月の調査・戦略立案を実施し、ユーザーリサーチに基づいた訴求軸の設計から入ります。

サイボウズ・freeeなどのSaaS企業への支援実績があり、「プロダクトの価値をどう可視化するか」「意思決定者に響く論拠設計」というSaaS のLP特有の課題に対して深い知見を持ちます。顧客満足度4.53/5.0(同社調べ)と高い評価を維持しています。

会社名株式会社ベイジ
所在地東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー19階
公式サイトhttps://baigie.me/

11-3. 株式会社FREE WEB HOPE

株式会社FREE WEB HOPE

【LP制作2,000本超・CVR改善を軸にした成果直結型LP専門会社】

株式会社FREE WEB HOPEは、15年間・2,000本以上のLP制作実績を持つLP特化の制作・改善会社です。「マーケティング×データサイエンス×クリエイティブ」の3軸で事業課題を解決するアプローチをとり、BtoB・BtoC問わずCVR向上に強みを持ちます。

初期制作だけでなく、公開後のABテスト・LPO(LP最適化)による改善継続まで対応しており、「作って終わり」ではなく「CVRを数値として改善していく」という方針を持つ企業に向いています。

会社名株式会社FREE WEB HOPE
所在地東京都渋谷区東3-24-13 sreed EBISU+L 6階
公式サイトhttps://www.fwh.co.jp/

11-4. 株式会社ロックビル

株式会社ロックビル

【SaaSのLP制作事例を豊富に持つリード獲得特化型の制作会社】

株式会社ロックビルは「戦略的なLP制作とインバウンドマーケティング支援」に強みを持ち、SaaS向けLPの制作実績を多数保有しています。800件以上の制作実績・100億円超の売上貢献を掲げ、SMSLINK・店舗matic・Teachme Bizなど複数のSaaSプロダクト向けLPを制作した事例を持ちます。

「課題→解決→信頼構築」のストーリー型LP設計を得意とし、ファーストビューの訴求からCTA最適化まで、SaaSのLP特有の設計ノウハウを持つ会社です。

会社名株式会社ロックビル
所在地東京都中央区湊2-11-1 City Tower Ginza East 1120
公式サイトhttps://rockvil.jp/

11-5. 株式会社ラヴィゴット

株式会社ラヴィゴット

【LP制作・LPO専門・継続改善体制を持つ実績豊富な制作会社】

株式会社ラヴィゴットは、LP制作とLPO(LP最適化)を専門とする会社です。Web分析5,000社以上の実績を持ち、制作から公開後の改善運用まで一貫してサポートします。

費用相場は50万円〜が中心で、戦略設計・競合調査・デザイン・コーディングを一括で対応します。「まず公開して改善サイクルを回したい」「CVRを数値で改善していきたい」というニーズに対応する体制を持ちます。

会社名株式会社ラヴィゴット
所在地東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル2F
公式サイトhttps://www.ravigote.co.jp/

11-6. 株式会社クロスバズ

株式会社クロスバズ

【調査→設計→制作→運用の一気通貫型LP制作会社】

株式会社クロスバズは、「戦略思考型デジタルマーケティング」を掲げ、調査・戦略設計・LP制作・広告運用・改善まで一気通貫で対応します。月額5万円〜の広告運用代行やSEO対応の記事制作とLP制作を組み合わせた複合支援が特徴です。

「LP制作だけ外注して広告は別の会社に頼んでいるが、訴求が噛み合っていない」という課題を持つ企業にとって、広告×LP連動の設計を一社でまかなえる点が強みです。

会社名株式会社クロスバズ
所在地東京都(詳細は公式サイトよりご確認ください)
公式サイトhttps://x-buzz.co.jp/

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第12章 発注前に解消したいSaaSのLPの5つの疑問|制作実務でつまずく論点

第12章 発注前に解消したいSaaS LPの5つの疑問|制作実務でつまずく論点

SaaSのLPの発注や設計を始める前に、実務でよく出てくる5つの疑問を整理します。

12-1. SaaSのLPの制作期間はどのくらいか

戦略設計込みの場合は初回公開まで4〜8週間が目安です。テンプレートベースで戦略設計なしの場合は2〜3週間での公開も可能ですが、訴求軸の検討工程を省くと後から改善に時間がかかるケースが多くなります。

制作後もABテストによる改善を前提にするなら、「完璧なLP」を時間をかけて作るより、「8割の精度で早期に公開して改善サイクルを回す」アプローチがCVR向上の近道です。

12-2. サービスサイトとSaaSのLPは分けて作るべきか

分けることを推奨します。サービスサイトは「プロダクトの全体像・機能詳細・会社情報」を複数の目的で訪問する読者向けに設計するものです。

SaaSのLPは特定の流入経路・特定のペルソナ・特定のCVゴール(無料トライアルやデモ予約)に最適化します。同じページに複数の目的を詰め込むと、どちらも中途半端になりCVRが低下します。特に広告からの流入には、広告の訴求内容に合わせた専用LPへの遷移がCVR改善に直結します。

12-3. 無料トライアルとデモ予約はどちらを主CVにすべきか

第3章の判断軸(ACV・セルフサーブ可能性・意思決定者の層)を基準に判断します。迷う場合は、まず現在の見込み顧客の解約率・導入後の定着率を確認します。

「無料トライアルで登録してもプロダクトを使ってもらえない」という課題がある場合は、デモ予約を主CVに変える選択肢もあります。価値を理解した状態でトライアルを開始してもらうフローにすることで、LTVの改善につながるケースがあります。

12-4. 料金は公開すべきか問い合わせにすべきか

プランの目安だけでも公開することを推奨します。完全非公開は「まず金額感を確認したい」という検討初期の訪問者がフォーム送信をためらう原因になります。

「月額○万円〜」というレンジ表示や「無料プランあり」という情報だけでも公開することで、リードの量と質の両方が改善するケースが多く見られます。競合他社の料金と比較されることを避けたい場合でも、「問い合わせください」一択よりは目安金額の提示がCVRに貢献します。

12-5. 公開後どのくらいの頻度で改善すればよいか

月1回以上、ファーストビューやフォームの変更テストを実施できる体制が理想です。改善の頻度は「月間CV数」によって決まります。月間CV数が50件以下の場合は、データが貯まるまで2〜4週間のテスト期間が必要なため、月1回ペースが現実的な上限です。

月間CV数が100件超の場合は、週1回ペースでテストを回すことが可能になります。外注している場合は、制作後も改善契約を継続するかどうかを発注前に確認しておくことを推奨します。リスティング広告とLP改善を連動させたい方は、「リスティング広告の運用代行おすすめ19社|費用相場・選び方」も参考になります。

第13章 成果を生むSaaSのLPは「CVの設計」から逆算して作る

第13章 成果を生むSaaS LPは「CVの設計」から逆算して作る

SaaSのLPの改善を相談に来る企業の多くは、デザインや文章量を問題にしています。しかし根本的な原因は、「何のCV(無料トライアル・デモ予約・資料請求)を目指すLP なのか」が設計段階で決まっていないことにあります。

CV種別が定まれば、ファーストビューのコピー、フォームの項目数、社会的証明の構成、ABテストの優先順位がすべて逆算して決まります。反対に、CV種別の決定を曖昧にしたまま「きれいなLP」を作っても、CVRが低迷する構造は変わりません。

本記事で解説した内容を振り返ると、以下の3点がSaaSのLPで成果を出す核心です。

  • CV種別を1つに定め、そのCVに最適化したファーストビュー・フォーム・CTAを設計する
  • 機能説明ではなく「導入後の変化(ベネフィット)」を中心に本文を構成し、社会的証明の3層構造で信頼を積む
  • 公開後もABテストのサイクルを回し、データを根拠にCVRを継続的に改善する

設計の精度と改善の継続が、SaaSのLPのリード獲得力を決めます。

SaaSに特化したLPの設計・改善は「株式会社Grill」へ

SaaSのLPの支援依頼の多くは「作ってみたがCVRが上がらない」という段階で持ち込まれます。株式会社Grillでは、まず「どのCVを主軸にするか」という設計判断から入ります。そこを起点に、ファーストビューのコピー設計・フォームEFO・ABテストの優先順位設定・MAツール連携まで、CVR向上に直結する工程を一括で担います。

Grillの強みは、AI・自動化ツールを活用した運用効率化にあります。これにより、広告運用手数料10%〜・最低出稿10万円〜という業界最安値水準のコスト体系を実現しています。LP設計単体にとどまらず、流入獲得(リスティング・SNS広告)とLP改善を連動させたフルファネル対応も可能です。スモールスタートからの初期設計相談にも応じておりますので、まず御社のSaaSのLPの現状と課題をお聞かせください。

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この記事を書いた人
株式会社epochにてWEB業界のプロジェクトマネージャーとして従事し、デジタル領域での専門性を武器に事業成長を牽引。その後、株式会社LADDERにてWEBデザイナー兼コーダーとして様々な著名インフルエンサーのSNS広告やD2C事業に携わり、LP構成から制作、運用までを一元的に行って広告効果の高いLPを量産。現在は株式会社GrillのWEBデザイナー兼コーダー兼ディレクターとして、幅広い技術を駆使し、HP制作からECサイトの制作、動画制作や編集まで一気通貫で手がけるフロントエンドのスペシャリスト。
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