通販のLP制作は、一般的なランディングページ制作とは売上構造そのものが異なります。この記事では、単品リピート通販・D2CのLPをCPO×LTVの売上方程式から逆算して設計する方法を解説します。
ファーストビューやオファーの作り込み、薬機法・景表法への対応、費用相場、通販に強いおすすめ制作会社9選までを体系的に整理しています。
GRILLは支援実績500社以上のマーケティング会社です。LP専門家がCVRを上げる改善策をその場でご提案します。
初回相談は完全無料!まずはお気軽にご相談ください。

通販のLP制作は、他業種のLP制作とは背負っている数字がまったく違います。この章では、単品リピート通販・D2CのLPが「初回赤字・LTV回収」という独特の経済構造を持つことを整理し、記事全体を貫く設計の起点を示します。
通販のLPは、1枚で売上を完結させる「売り場」であると同時に、事業の採算そのものを左右する装置です。とくに単品リピート通販では、1件の新規獲得にかかる費用(CPO:Cost Per Order)が損益の起点になります。
広告費が高騰した2026年現在、化粧品・健康食品の通販では初回1件の獲得に数千円から1万円超のCPOがかかることも珍しくありません。初回の商品単価が1,000円のお試し価格であれば、初回は明確に赤字です。
ここが一般的なLPとの決定的な違いです。単発の物販LPは「1回の購入で利益を出す」ことがゴールですが、通販LPは初回で赤字を出してでも顧客を獲得し、後から回収する前提で作られます。
つまり通販LPを評価する物差しは、その場の売上ではなく「いくらのCPOで、どれだけ質の高い定期顧客を集められたか」です。この視点を持たないと、CVR(コンバージョン率)だけを追って採算を崩す設計に陥ります。CVRが高くても、集めた顧客が定期購入に続かなければ意味がありません。
初回の赤字を回収する原資がLTV(顧客生涯価値)です。定期購入で3回、6回と継続する顧客が積み上がるほど、1人あたりの総購入額は初回の何倍にもなります。
株式会社Grillが支援したD2C・単品通販ブランド(2025年、N=9社)の傾向では、初回CPOが同じ水準でも、LPの設計次第でその後の引き上げ(F2転換)率に差が出るケースが多く見られました。同じ広告費で集めても、回収スピードが変わるということです。
CPO単体でLPを評価する失敗パターンには注意が必要です。CPOを下げること自体は簡単で、極端な初回無料オファーを打てば獲得件数は伸びます。しかし解約前提の「オファー目当ての客」ばかりが集まれば、LTVは伸びず事業は痩せていきます。
通販LP制作では、CPOとLTVを常にセットで見ます。1枚のLPを「今日の売上を作る場所」ではなく「質の高い定期顧客への入り口」として設計することが、単品リピート通販で勝ち残る前提になります。より広い集客設計の全体像は、姉妹記事の「通販・ECサイトに効果的な集客方法9選|費用相場と成果を出すコツ」でも整理していますので、あわせてご覧ください。
売上構造が違えば、LP上の判断も変わります。汎用的なLP制作のセオリーをそのまま持ち込むと、通販では逆効果になる場面が3つあります。
この3点を取り違えると、見た目が整っていても売上につながりません。次章では、通販LP制作が一般的なLP制作と異なる前提をさらに具体的に整理します。
\ 通販やD2CのLP制作実績が豊富 /
【無料】通販のLP制作方針を無料相談>
「LPとは何か」を一般論で語る記事は多くありますが、通販のLP制作で本当に効くのは、通販ならではの前提を押さえることです。この章では、単品リピート通販・D2Cに特有の5つの前提を、汎用LPとの差分で整理します。
通販で扱う主力商材は、化粧品・健康食品・サプリメントなど、使い切って買い足す消耗品です。消耗品は「一度使ってよければ繰り返し買う」性質があるため、定期購入との相性が高いカテゴリです。
だからこそ通販LPの役割は「1回買ってもらう」ことにとどまりません。使い続ける価値を初回の段階で伝え、引き上げにつながる期待値を作ることまでがLPの仕事になります。単発の物販LPにはない、この「継続を前提にした説得」が通販LP制作の核心です。
通販LPへの流入は、その大半がスマートフォンからの広告経由です。SNS広告やディスプレイ広告、記事LPからの遷移でLPにたどり着くユーザーが中心になります。
この前提は設計に直結します。スマホの縦長画面で親指スクロールされることを想定し、ファーストビューは縦横比を意識して要素を詰め込みすぎないようにします。PCで美しく見えるレイアウトが、スマホでは文字が小さく破綻するケースは頻繁に起こります。
スマホ起点の最適化は「スマホ版LPO完全ガイド|CVRを高める8つの改善施策」の考え方とも重なりますので、あわせて参考にしてください。
通販LPには大きく2種類あります。広告から初回購入を獲得する「新規獲得用LP」と、既存顧客を定期やアップセルに転換する「引き上げ用LP」です。
株式会社Grillが支援したある単品通販ブランドでは、1枚のLPを新規と引き上げの両方に使い回していた結果、どちらの成果も中途半端になっていました。新規向けに「はじめての方へ」の安心訴求と、既存向けの「もっとお得に続ける」提案を分けたところ、双方の反応が改善する傾向が見られました。
自社のLPがどちらの役割かを見分けるには、「そのLPに来る人はまだ商品を知らないか、すでに使っているか」を確認します。役割が曖昧なLPは、両方に向けて語りかけて誰にも刺さらなくなります。
通販LPは、いくつかの決まったブロックの組み合わせで成り立ちます。汎用的なLP構成の8要素解説は「LP構成の作り方|成果につながる8つの鉄板要素と7ステップ」に譲り、ここでは通販特化の解剖図として全体像を示します。
| ブロック | 主な役割 | 効く相手 |
|---|---|---|
| ファーストビュー | 3秒で離脱を止め、約束を提示 | 新規獲得 |
| ボディ(特徴・成分・体験談) | 信頼と納得を積み上げる | 新規獲得 |
| オファー | 初回価格・特典・継続条件を提示 | 新規獲得+引き上げ |
| 保証・安心 | 返金保証・解約条件で不安を解消 | 新規獲得 |
| 薬事・法令表記 | 薬機法・景表法に準拠した表現 | 全体の土台 |
| フォーム | 入力離脱を防ぎ購入を確定 | 新規獲得 |
| クロージング | 最後のひと押しと再オファー | 引き上げ |
各ブロックが「新規獲得」と「引き上げ」のどちらに効くかを意識すると、力を入れる場所が明確になります。それぞれのブロックの作り込みは、この後の第3章から第9章で詳しく扱います。本章は通販LP全体の見取り図として押さえてください。
制作全体の進め方を工程順に把握したい場合は「LP制作の流れ|全体像10ステップと遅延ゼロの進め方」も参考になります。
通販LP制作は、思いつきでブロックを並べるのではなく、売上構造から逆算した順序で設計すると成果につながります。以下の7ステップが、本記事全体を貫く通販LP固有の設計順序です。
この順序で設計すると、汎用的なLP制作の流れをなぞるのではなく、通販の売上方程式に沿って手戻りなく作り込めます。手順を一気に進めるより、各ステップの数字を確認しながら次へ進むことが失敗を防ぎます。

通販LPの成否は、最初の3秒で決まると言っても過言ではありません。この章では、スクロールされる前に離脱を止めるファーストビューの必須要素と、広告との一貫性、そして通販で刺さるキャッチコピーの型を扱います。
ファーストビューとは、ユーザーがLPを開いて最初に目に入る画面領域のことです。ここで「自分に関係ある」と感じさせられなければ、ボディをどれだけ作り込んでも読まれません。
通販LPのファーストビューに置くべき要素は次の4つです。
株式会社Grillの運用経験では、ファーストビューのオファー表記を「サンプル」から「モニター」に変えると、参加意欲が高まりCVRが上がる傾向が見られました。同じ内容でも言葉の選び方で反応が変わるのが、この領域の面白さです。
通販LPの多くは広告から流入します。そのため広告クリエイティブで見せた訴求と、ファーストビューの訴求がずれていると、ユーザーは「話が違う」と感じて即離脱します。
たとえば広告で「毛穴の悩み」を訴えたのに、LPのファーストビューが「全身の保湿」を主役にしていれば、期待が裏切られます。広告とLPの訴求は、同じ悩み・同じ言葉でつなぐことが原則です。この一貫性はCPOに直結します。
ファーストビューに要素を詰め込みすぎると、かえって何も伝わりません。通販LPでは「約束(キャッチ)→ 手軽さ(お試し価格)→ 安心(保証・実績)」の順で視線を導くと自然に読み進めてもらえます。
ファーストビューの高さ配分は、キャッチとビジュアルに約6割、オファーとCTAに約4割を目安にします。満足度の数値や返金保証は、価格の近くに小さく添えるだけでも安心感が高まります。
キャッチコピーは、通販LPで最も反応を左右するパーツです。基本は「商品の機能」ではなく「ユーザーが得られる変化(ベネフィット)」を言語化することにあります。
代表的な型として、悩みを提示して解決へ導くPASONAの流れや、ターゲットを絞り込んで「自分ごと」化させる手法があります。
株式会社Grillが支援した事例では、ターゲットを「30代女性」から「産後の抜け毛が気になる30代」に絞り込んだところ、キャッチの反応が改善する傾向が見られました。対象を狭めると母数は減りますが、刺さり方は鋭くなります。
なお、キャッチコピーで効果効能をうたう際は薬機法の制約を強く受けます。売れる代替表現への言い換えは第6章で、商材別の訴求軸は第7章で詳しく解説します。
\ 通販やD2CのLP制作実績が豊富 /
【無料】通販のLP制作方針を無料相談>
通販LPで新規獲得と収益性を同時に決めるのがオファー設計です。この章では、初回オファーの型と表示ルール、そして信頼を損なわずにLTVを伸ばすための考え方を扱います。オファーは通販LP最大の独自論点です。
通販の初回オファーには、大きく2つの型があります。
どちらが正解かは商材と広告媒体によります。単価が高くじっくり検討される商材は2STEP、リピート前提が明確な消耗品は1STEPが向く傾向があります。初回CVRの高さだけで選ばず、引き上げ後のLTVまで含めて型を決めることが大切です。
「初回実質無料」「初回90%オフ」といった強いオファーは新規獲得の即効薬ですが、設計を誤ると赤字が膨らみます。多くの通販では、初回を割り引く代わりに定期の継続回数(例:3回以上)を条件にして採算を確保します。
ここで問題になるのが表示の仕方です。定期の回数縛りや2回目以降の価格を小さく目立たない場所に置くと、後述する景表法・特定商取引法の観点でリスクが生じます。消費者庁は定期購入の不当表示への監視を強めており、条件は初回オファーのすぐ近くに明記するのが安全です。
解約方法や継続条件を隠すと、短期的な申込みは増えても、クレームと解約が跳ね上がりLTVは伸びません。信頼を損なうオファーは、結局CPOに見合わない客を集めることになります。
「初回無料は本当に得か?」という疑問への答えは、CPOとLTVの損益分岐で決まります。初回無料は初回CVRを一気に押し上げますが、獲得件数が2倍になっても継続率が半分に落ちれば回収は進みません。オファーの強さは、獲得後の引き上げまで含めて評価する必要があります。
オファー条件を誠実に見せることは、遠回りに見えて最短の収益改善策です。

新規獲得の次に事業の明暗を分けるのが、初回購入者を2回目につなぐ引き上げ(F2転換)です。この章では、LP単体ではなくサンクスページ・同梱物・CRMまで含めた一気通貫の設計思想を扱います。
F2転換とは、初回購入した顧客が2回目の購入に進む割合を指します。単品リピート通販では、このF2転換率がLTVを大きく左右する最重要指標です。
初回で赤字を出す通販モデルでは、2回目、3回目とリピートしてもらえるかで回収の可否が決まります。新規獲得にばかり注力して定期購入への引き上げを放置すると、いくら集めても穴の空いたバケツに水を注ぐ状態になります。
引き上げは、購入完了後の体験全体で作ります。LPで購入を確定させた直後のサンクスページ、商品に同梱するチラシやクーポン、その後に届くステップメール——これらを一貫した訴求でつなぐことが重要です。
株式会社Grillが支援した単品リピート通販ブランド(2025年1月〜6月、N=8社)を対象にした集計があります。同梱物への次回定期購入クーポンとステップメールの改善を組み合わせた結果、F2転換率は平均28%から41%へ改善しました。LPだけを直しても引き上げは伸びず、購入後の一気通貫設計が効くという典型例です。
既存顧客に向けた引き上げ用LPは、新規向けLPとは訴求を変える必要があります。すでに商品を使っている相手には、基本的な説明は不要で、「続ける価値」「まとめ買いのお得さ」「上位商品の提案」が中心になります。同じ定期購入への誘導でも、新規と既存では響く言葉が異なり、既存向けはCVRを押し上げやすい領域です。
F2転換率の目安は商材によって幅がありますが、化粧品・健康食品の定期購入では40〜60%台を一つのラインとして改善を図るケースが多く見られます。
既存顧客への継続的な集客・育成の考え方は「サプリメントの集客の極意|D2C成功事例とおすすめ会社6選」でも掘り下げていますので、あわせてご覧ください。
\ 通販やD2CのLP制作実績が豊富 /
【無料】通販のLP制作方針を無料相談>
化粧品・健康食品を扱う通販LPは、表現の自由度が法令で厳しく制約されます。この章では、抵触しやすい薬機法の類型、景表法の落とし穴、そしてNG表現を売れる表現に変える実務フローを整理します。他のLP系記事にはない、通販固有の要となる章です。
薬機法は、医薬品ではない化粧品・健康食品が医薬品的な効能効果をうたうことを禁じています。医薬品的な効能効果の表示は、薬機法第66条(誇大広告等の禁止)や第68条(承認前医薬品等の広告禁止)に抵触する可能性があります。通販LPで抵触しやすいのは主に次の3類型です。
許容される表現は、商品が「機能性表示食品」「栄養機能食品」「一般健康食品」のどの区分かで変わります。機能性表示食品は届出範囲内の機能をうたえますが、一般健康食品は身体の部位や機能への言及に強い制約がかかります。制作前に区分を確認することが出発点です。
景表法(景品表示法)は、実際より優れていると誤認させる「優良誤認」と、取引条件を有利に見せる「有利誤認」を禁じています。通販LPで問題になりやすいのがNo.1表記と価格表示です。
「満足度No.1」といった表記は、調査主体・方法・時期の合理的な根拠がなければ景表法違反となり得ます。また「初回無料」も、実際には定期契約が条件であることを明示しなければ有利誤認を問われかねません。近年は消費者庁が「詐欺的な定期購入商法」対策として特定商取引法を改正し、申込確認画面での定期条件の明示を義務づけています。第4章のオファー表示ルールと合わせて設計します。
法令対応は「削るだけ」では売れないLPになります。大切なのは、NG表現を魅力を保ったまま訴求として言い換える技術です。
たとえば「シミが消える」は薬機法上NGですが、「メイクのりが変わる毎日へ」のように使用感やライフスタイルの変化に置き換えれば訴求は成立します。実務では、薬事チェックを制作フローの最後ではなく、キャッチコピー設計の段階から組み込むのが安全です。後工程でまとめて修正すると、LP全体の訴求軸が崩れて作り直しになりやすいためです。
この法令リスクは、外注先を選ぶ際の重要な判断軸にもなります(第11章で後述)。

同じ通販LP制作でも、商材が変わればターゲットも訴求軸も必須要素も変わります。この章では、化粧品・健康食品を中心に、商材別の勝ち筋を整理します。上位LPの構成をそのまま流用しても売れない理由がここにあります。
化粧品・スキンケアの通販LPは、効果を直接うたえない分、使用感とユーザーの声で信頼を積み上げます。テクスチャーや香り、使い心地の描写が購入の後押しになります。
トライアルセットやお試し価格のオファーとの相性が高く、「まず試してから続けるか決める」という心理に沿った2STEP設計が機能しやすいカテゴリです。試用で満足すれば定期購入へ自然に移りやすく、初回CVRとLTVの両方を伸ばせます。ビフォーアフターの表現は薬機法の制約が強いため、あくまで使用感の範囲で訴求します。
健康食品・サプリの通販LPは、成分のエビデンスと第三者の権威性で納得を作ります。配合成分の働き(表示可能な範囲)、研究データ、専門家のコメントなどを組み合わせます。
同じ成分でも、「睡眠」「関節」「美容」など悩み別に訴求軸を分け、複数のLPを作り分ける運用が有効です。1本のLPであらゆる悩みに応えようとすると、誰にも刺さらなくなります。悩みごとにファーストビューと体験談を差し替えるだけでも反応は変わります。
同じ「飲む健康食品」でも、ターゲットは大きく異なります。青汁は40〜60代が中心で「素材・無添加・飲みやすさ」が響き、プロテインは筋トレ層だけでなくダイエット層やシニア層にも広がり「たんぱく質量・味・価格」が判断軸になります。
「商材が違えば上位LPの構成を流用してよいか」という質問をよく受けますが、答えは慎重にというものです。構成の骨格は参考になりますが、ターゲットも悩みも違う以上、訴求とオファーは必ず自社商材に合わせて作り直す必要があります。
\ 通販やD2CのLP制作実績が豊富 /
【無料】通販のLP制作方針を無料相談>
通販広告に固有の手法が、記事LPを挟んで本LPへ送る2ステップ設計です。この章では、記事LPの役割、媒体別の出し分け、そして潜在層を温めてCPOを下げる考え方を扱います。競合記事でも触れられることの少ない実務論点です。
記事LPとは、広告と本LPの間に挟む「記事風のコンテンツページ」です。いきなり商品を売り込むのではなく、悩みへの共感や情報提供で読者を温めてから本LPへ誘導します。
本LPが「売る」役割なら、記事LPは「関心を引き、信頼を作る」役割です。この役割分担があるからこそ、売り込み色の強い本LPへの心理的ハードルが下がります。記事LP単体の作り方は「記事LP制作の構成8ステップと費用相場」で詳しく解説しています。
通販の広告流入は媒体ごとに温度感が違います。アフィリエイト、純広告(ディスプレイ)、SNS広告では、ユーザーの購買意欲も情報リテラシーも異なります。
媒体ごとに記事LPの切り口を変えることで獲得効率は上がりますが、記事LPには薬機法に加えてステマ規制(景品表示法)の注意点があります。広告であることを明示せず個人の感想を装う表現は規制対象です。媒体別の出し分けと法令遵守はセットで考えます。
媒体運用そのものを外部に任せる選択肢は「D2Cに強いおすすめ広告代理店12選|選び方・費用相場とLTV重視の運用戦略」でも比較していますので、参考にしてください。
まだ購入を検討していない潜在層を、いきなり本LPに送ってもCVRは上がりません。記事LPで悩みを言語化し、解決の方向性を示してから本LPに送ると、同じ広告費でも新規獲得の効率が改善します。
株式会社Grillの運用経験では、潜在層向けの配信で記事LPを挟むと、本LP直行よりCVRが上がる傾向が見られました。ただし記事LPの制作・改善には工数がかかるため、広告規模と体制を踏まえて導入を判断します。

どれだけ本文で説得できても、購入フォームで離脱されれば売上にはなりません。この章では、通販LPの「最後の1タップ」を守るフォーム・EFO・決済の最適化を、通販の購買心理に紐付けて掘り下げます。
通販LPでは、LPの下部にそのまま購入フォームを埋め込む「フォーム一体型」が主流です。別ページへ遷移させると、その瞬間に離脱が発生するためです。
EFO(入力フォーム最適化)の基本は、入力項目を減らすことにあります。
入力項目数とCVRには明確な関係があり、任意項目を削り、住所の自動入力や全角半角の自動変換を用意するだけでも完了率は変わります。スマホの親指入力を前提にキーボードの種類まで最適化すると、フォーム完了率とCVRの両方が改善します。
決済手段の品揃えは、通販LPの売上を直接左右します。クレジットカードだけしか用意していないと、カードを持たない層や、初回はカード情報を入れたくない層を取りこぼします。
株式会社Grillが支援した化粧品・健康食品の通販事例(2025年、N=6社)では、後払いとキャリア決済を追加した結果、CVRが平均で1.2倍前後に改善しました。とくに初回のお試し購入では「カード番号を入力せずに買える」安心感が、購入の最後のひと押しになります。
フォームまで進みながら購入を完了しない「カゴ落ち」は、通販で必ず発生します。原因は、入力の面倒さ、想定外の送料、決済手段の不足、不安の残存などさまざまです。
復帰施策としては、離脱直前の確認ダイアログ、カゴ落ちメールでのリマインド、送料や特典の再提示などが有効です。カゴ落ちの改善は、新規流入を増やすより低コストでCVRを底上げできる領域です。フォーム改善を含む本格的なLPO手法は「LPOでCVRを改善する効果的な施策10選|ABテスト方法・成功事例」でも整理しています。
\ 通販やD2CのLP制作実績が豊富 /
【無料】通販のLP制作方針を無料相談>
通販LPは公開して終わりではなく、公開してからが本番です。この章では、LPO(ABテスト)で改善を回すPDCAの考え方と、限られたトラフィックで何から検証すべきかの優先順位を扱います。
LPO(ランディングページ最適化)とは、公開後のLPをデータに基づいて改善し続ける取り組みです。通販LPは広告と連動して常に流入があるため、改善の成果がすぐ数字に表れます。
作った初稿がいきなり最適解になることはまずありません。単品リピート通販では、わずかなCVRの改善がCPOとLTVを通じて利益を大きく左右します。だからこそ、改善を止めないことが成果につながります。
改善は影響の大きい要素から着手します。優先順位は「ファーストビュー → オファー → CTA → ボディ」の順が基本です。ファーストビューは離脱の大半を左右するため、ここのキャッチやビジュアルの改善が、CVR向上で最も費用対効果の高い一手になります。
いきなりボディの細かい文言を直しても、ファーストビューで離脱されていれば効果は限定的です。上流から順に検証するのが、CVRを効率よく伸ばす鉄則です。
ABテストの基本原則は「1テスト1要素」です。ファーストビューとオファーを同時に変えると、どちらが効いたのか分からなくなります。
複数要素を一度に変えて成果は上がったものの、何が効いたのか特定できず再現できなくなる——これは通販LPの改善で頻発する失敗です。
判断には十分なCV数が必要で、1パターンあたり最低でも数十件のコンバージョンが集まってから判定するのが目安です。トラフィックが少ない場合は、テスト期間を長めに取ります。

通販LP制作を検討するうえで避けて通れないのが、費用(相場)と依頼先選びです。この章では、価格帯別の対応範囲、自社運用と外注の判断軸、そして通販LP制作会社を選ぶチェックポイントを1章に統合して整理します。
通販LP制作の費用相場は、どこまでを任せるかで大きく変わります。
| 依頼先・範囲 | 費用相場の目安 | 対応範囲 |
|---|---|---|
| フリーランス(デザインのみ) | 5万〜20万円 | デザイン・コーディング中心 |
| 通販特化の制作会社 | 30万〜80万円 | 構成・ライティング・薬事チェック込み |
| 総合代理店(戦略〜運用) | 80万円〜/月額運用別 | 戦略設計・LPO・広告連動まで一気通貫 |
安価な選択肢はデザインのみで薬機法チェックやLPOが含まれないことが多く、通販では別途リスクを抱えます。逆に戦略から改善まで任せると費用は上がりますが、CPOとLTVの改善まで見込めます。価格帯別の詳細は「LP制作の費用相場|価格帯別の料金目安と依頼先の選び方」も参考になります。
内製と外注のどちらが適切かは、社内の体制と求める品質で決まります。
| 観点 | 自社運用(内製) | 外注 |
|---|---|---|
| 費用 | 人件費のみで抑えやすい | 制作費・運用費が発生 |
| スピード | 学習コストがかかり遅くなりがち | 専門チームで速い |
| 薬機法・景表法対応 | 知見が乏しいとリスク大 | 専門知識で対応可能 |
| LPO・改善 | ノウハウ蓄積に時間 | 実績に基づき高速で回せる |
通販LPで「安さ」だけを基準に依頼先を選ぶと、薬事リスクを抱えることになります。法令違反による措置命令は、売上停止どころかブランド毀損につながります。目先の制作費よりも、薬機法・景表法への対応力を重視すべき理由がここにあります。
通販LP制作会社は、通販特有の判断軸で選びます。汎用のLP制作会社選びは「LP制作会社おすすめ比較|料金相場や選び方・実績・運用対応」を参照しつつ、通販では次の5点を優先して確認します。
これらを満たす依頼先ほど、初回の制作費以上のリターンを生みます。次章では、この判断軸を踏まえた通販・D2Cに強いおすすめ会社を紹介します。
\ 通販やD2CのLP制作実績が豊富 /
【無料】通販のLP制作方針を無料相談>
選び方を押さえたところで、通販・D2CのLP制作を任せられる具体的な候補を紹介します。ここでは、新規獲得力・薬機法対応・引き上げ/CRM対応という通販固有の軸で9社を比較します。まず一覧表で全体像を示し、その後に各社を個別に解説します。
| 会社名 | 得意な支援内容 | 薬機法・引き上げ対応 | 向いている企業 |
|---|---|---|---|
| 株式会社Grill | 通販/D2CのLP制作+CVR改善+広告連動 | ◎薬機法準拠制作・引き上げLPO対応 | AI活用で低コストに新規〜引き上げまで任せたい企業 |
| 株式会社売れるネット広告社 | 単品リピート通販の獲得・ABテスト | ◎D2Cノウハウ・CRM対応 | データ検証量を重視するD2C企業 |
| 株式会社アドライズ | 化粧品・健康食品D2Cの単品通販LP | ◎薬機法対応・大量制作 | 化粧品・健康食品の通販企業 |
| 株式会社ディール(EC LPO) | D2C特化のLPO・LP制作 | ◎新規/引き上げLP・撮影一気通貫 | 制作から改善まで任せたいD2C企業 |
| 株式会社ジーセブンズ | 単品リピート通販LP・薬事チェック | ◎薬機法/景表法・エビデンス取得 | 法令対応を重視する健康食品企業 |
| 株式会社Ryuki Design | 成果特化のLP制作・年間多数実績 | ○通販モール対応 | 実績豊富な制作会社に任せたい企業 |
| 株式会社ディー・スタイルクリエイト | リピート通販LP〜LTV最大化CRM | ◎薬機法ライティング・F2転換 | 引き上げ・CRMまで設計したい企業 |
| PULL-NET | 通販・コスメLPの制作 | ○コスメLP実績多数 | 化粧品通販のLPを作りたい企業 |
| 株式会社いつも | EC・D2C総合支援 | ○モール横断の総合対応 | 自社EC・モールを横断支援したい企業 |

【通販・D2CのLP制作からCVR改善・広告連動まで一気通貫のマーケティングパートナー】
株式会社Grillは、通販・D2CのLP制作と公開後のCVR改善を軸に、単品リピート通販の売上構造を前提とした支援を得意とするマーケティング会社です。CPO×LTVの売上方程式から逆算し、新規獲得用LPの設計から引き上げ(F2転換)の導線設計、公開後のLPOまでを一気通貫で担当します。化粧品・健康食品の通販で不可欠な薬機法・景表法に準拠したクリエイティブ制作にも対応し、「売れる」と「守る」を両立させる点が強みです。
対応範囲は、キャッチコピー設計・ファーストビューの作り込み・オファー設計・フォーム/EFO改善・ABテストの運用まで幅広くカバーします。SNS広告やリスティング広告と連動した訴求一貫のLP改善を、ワンチームで進められる体制です。記事LPと本LPの2ステップ設計にも対応し、潜在層の獲得効率を高める運用が可能です。
通販LPは制作費だけでなく、薬機法・景表法のチェックや公開後のLPO改善まで見込んでおく必要があります。株式会社Grillはこの一連の工程にAI・自動化ツールを組み込んで工数を圧縮しているため、広告運用は最低出稿10万円〜、手数料は10%〜で依頼できます。一般的な代理店の手数料20%と比べれば半額の水準で、その差額をCPO×LTVの損益設計に回しやすくなります。
圧縮した工数は施策の検証と改善に充てられるため、CVRの伸び悩みにもPDCAを速く回して向き合えます。成果が出るまでの立ち上がりが早い点も、初回赤字を早く回収したい通販事業者に向いています。スタートアップの小規模予算から大企業の大規模予算まで、体制を柔軟に構築して対応します。
\ 通販やD2CのLP改善に強い /
【無料】GrillにLP制作を無料相談>| 会社名 | 株式会社Grill |
| 所在地 | 東京都渋谷区東3丁目22−14 グランファースト恵比寿 5階 |
| 公式サイト | https://grill.co.jp/ |

【単品リピート通販の獲得ノウハウとABテスト実績を強みとするD2C支援会社】
株式会社売れるネット広告社は、単品リピート通販・D2Cの支援に特化した会社です。累計1,000社超の支援と2,600回を超えるABテストの知見をもとに、新規獲得から継続までのノウハウを体系化している点が特徴です。
自社ツール「売れるD2Cつくーる」を提供し、LP制作からCRMまでをカバーします。データに基づく検証を重視するD2C企業に向いています。
| 会社名 | 株式会社売れるネット広告社 |
| 所在地 | 福岡県福岡市中央区 |
| 公式サイト | https://www.ureru.co.jp/ |

【化粧品・健康食品のD2C単品通販に特化したLP制作会社】
株式会社アドライズは、化粧品・健康食品のD2C・単品通販に特化してLP制作を手がける会社です。2000年設立の実績を持ち、年間400本を超えるLPを制作しています。
商材カテゴリに精通しているため、薬機法を踏まえた訴求設計に強みがあります。化粧品・健康食品の通販で大量のLPを回す企業に向いています。
| 会社名 | 株式会社アドライズ |
| 所在地 | 東京都渋谷区 |
| 公式サイト | https://www.adlize.com/ |

【D2C特化のLPOで新規獲得から引き上げまで支援する制作会社】
株式会社ディールが運営する「EC LPO」は、D2Cに特化したLPO・LP制作サービスです。300社を超える支援実績を持ち、新規獲得用LPと引き上げ用LPの双方に対応します。
撮影やキャスティングまで含めて一気通貫で対応できるため、クリエイティブの内製化が難しい企業でも任せやすい体制です。制作から改善まで通して依頼したいD2C企業に向いています。
| 会社名 | 株式会社ディール |
| 所在地 | 東京都渋谷区 |
| 公式サイト | https://commerceforce.co.jp/ec-lpo/ |

【薬機法・景表法チェックとエビデンス取得に強い単品通販LPの制作会社】
株式会社ジーセブンズは、単品リピート通販のLP制作を、薬機法・景表法への対応力とともに提供する会社です。エビデンス取得や機能性表示食品の届出支援まで踏み込める点が特徴です。
法令リスクを抑えながら訴求を成立させたい健康食品・化粧品の通販企業に向いています。制作の上流から薬事を組み込みたい場合に有力な選択肢です。
| 会社名 | 株式会社ジーセブンズ |
| 所在地 | 東京都新宿区 |
| 公式サイト | https://g777.jp/beauty-and-health/ |

【成果特化のLP制作で豊富な実績を持つ制作会社】
株式会社Ryuki Designが運営する「LP制作.jp」は、3,300社を超える取引実績と年間600本の制作実績を持つLP制作サービスです。通販モールにも対応し、成果にこだわった制作を掲げています。
実績量を重視して依頼先を選びたい企業に向いています。幅広い業種のLP制作に対応できる汎用性が強みです。
| 会社名 | 株式会社Ryuki Design |
| 所在地 | 大阪府大阪市 |
| 公式サイト | https://rdlp.jp/ |

【リピート通販のLP制作からF2転換・LTV最大化のCRMまで支援】
株式会社ディー・スタイルクリエイトは、化粧品・健康食品のリピート通販LPを、引き上げ(F2転換)やLTV最大化のCRM設計まで含めて支援する会社です。薬機法を踏まえたライティングにも対応します。
新規獲得の先の継続まで見据えて設計したい通販企業に向いています。LP制作とCRMを分断せずに任せられる点が特徴です。
| 会社名 | 株式会社ディー・スタイルクリエイト |
| 所在地 | 東京都港区 |
| 公式サイト | https://dstyle-design.com/ |

【通販・コスメのLP制作で豊富な実績を持つ制作サービス】
PULL-NETは、通販・コスメのLP制作に強みを持つサービスです。コスメLPを中心に多数の制作実績を積み重ねてきた点が特徴です。
化粧品・コスメ通販のLPを、カテゴリの勘所を押さえて作りたい企業に向いています。商材理解に基づいた制作を求める場合に検討したい選択肢です。
| 会社名 | PULL-NET |
| 所在地 | 東京都豊島区 |
| 公式サイト | https://www.pull-net.jp/ |

【EC・D2Cの総合支援でモールと自社ECを横断できる会社】
株式会社いつもは、EC・D2Cの総合支援を手がける会社です。累計14,000件を超える支援実績を持ち、自社ECとモールを横断した支援に対応します。
LP制作単体だけでなく、EC全体の設計を含めて相談したい企業に向いています。チャネルをまたいだ通販支援を求める場合に有力です。
| 会社名 | 株式会社いつも |
| 所在地 | 東京都千代田区 |
| 公式サイト | https://itsumo365.co.jp/ |

広告費が上がり続け、薬機法・景表法の監視も強まる2026年の通販市場では、LPを一度作って公開しただけで成果が積み上がる時代は終わりました。通販LP制作で本当に差がつくのは、公開後にCPOとLTVを見ながら改善を回し続けられるかどうかです。
この記事を通してお伝えしてきたのは、通販LPを「その場で売るための1枚」ではなく、CPO×LTVという売上方程式の入り口として設計するという一点です。新規獲得用と引き上げ用を作り分け、ファーストビューとオファーで初回のCPOを最適化し、F2転換とCRMでLTVを伸ばす——この流れが噛み合って初めて、単品リピート通販は利益を生みます。
次の一歩として取り組むべきことは明確です。まず自社LPが「新規獲得」と「引き上げ」のどちらの役割かを見極め、薬機法・景表法のリスクを点検し、ファーストビューから順にABテストの対象を洗い出すことです。売上方程式のどの数字を改善するのかを決めれば、施策の優先順位は自ずと定まります。
通販LPの改善で行き詰まるとき、その原因は「デザインの良し悪し」よりも、CPOとLTVのどちらを動かすべきかが曖昧なまま部分最適を繰り返している点にあることが少なくありません。株式会社Grillは、この売上方程式を起点に、新規獲得用LPの設計・オファーの作り込み・F2転換の導線設計・公開後のLPOまでを一気通貫で担い、数字の改善に直結する打ち手から着手します。
化粧品・健康食品をはじめとする単品リピート通販では、薬機法・景表法に準拠しながら売れる訴求に落とし込む技術が欠かせません。株式会社Grillは、薬事を制作の上流から組み込んだクリエイティブ制作と、SNS広告・リスティング広告と連動した訴求一貫のLP改善を同一チームで進められます。料金は手数料10%〜・最低出稿10万円〜と、業界標準の20%に対して半額の水準で、無駄な出稿を早く止めて勝ち筋のクリエイティブに予算を寄せる運用まで任せられます。初回のファーストビュー改善から引き上げ設計の見直しまで、御社の通販LPのどの数字を伸ばすべきかから、ご相談ください。
\ 通販サイトのLP制作ならお任せ /
【無料】GrillにLP制作を無料相談>