市場調査の費用は、安い見積もりを選べば抑えられるものではありません。判断に使えない数字しか出なければ10万円でも無駄になり、新商品の失敗を1回防げば150万円でも元が取れます。
金額が妥当かどうかを左右するのは、調査で何を決めるのか、条件に合う回答者をどれだけ見つけにくいか、集計から報告書までをどこまで任せるか、の3点です。2026年9月時点でも、大手の料金表に載るネットリサーチの最低価格は10問×100サンプル9万円(税抜)からで、入口の金額や相場の平均だけでは総額を読めません。
そこで、損失から予算を見積もる方法を起点に、公開料金での試算、削ってよい項目といけない項目、依頼先6社、結果を施策に使う設計を順に取り上げます。
GRILLは支援実績500社以上のマーケティング会社です。SEO・広告・SNSを横断した集客戦略を専門家がご提案します。
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市場調査の費用をいくらまでかけてよいかは、手法ごとの相場を眺めても決まりません。最初に置くべきなのは、調査をせずに判断を外したとき、いくら失うかという視点です。
依頼の前に、「結果で何を決めるか」を1文で書き出します。たとえば「新商品の価格を3,980円と4,980円のどちらにするか決める」の形です。
1文にできない調査は、知りたいことが広がりすぎています。「美容意識を幅広く知りたい」という依頼では設問数も条件も増え、見積もりが膨らみます。決めることが1つなら、必要なサンプル数と手法はほぼ自動的に決まります。
株式会社Grillは最初のヒアリングで「決めること」「決める人」「決める期日」を1文にまとめてから手法の話に進みます。この3点が空白のままでは、見積もりを取っても比べられないためです。
予算の目安は、次の掛け算で見当をつけられます。
調査にかけてよい額の目安 = 判断を外したときの損失額 × 調査で下がる「外れる確率」の幅
新商品の生産と広告に1,500万円を投じる場面で、調べずに発売すると50%、調査を挟めば30%の確率で計画を下回ると見込んだとします。下がり幅は20ポイントなので、1,500万円×20%=300万円が割に合う額の目安です。
確率の見込みは厳密でなくてかまいません。目安を持たずに見積もりを待つ状態をなくすことが大切です。広告費まで含めた予算配分は、「Web広告の予算の決め方|5つの算出ロジック」の考え方と組み合わせると整理しやすくなります。
目的によって、求められる精度と、定量調査・定性調査のどちらを軸にするかが変わります。代表的な3つの目的で比べます。
| 調査の目的 | 外したときの損失 | 必要な精度 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|
| 新商品開発 | 開発費・在庫まで及ぶ | 高。定量調査と定性調査を併用 | 数十万〜数百万円 |
| 価格設定 | 粗利の差が積み上がる | 中〜高。定量調査で比較 | 数十万円前後 |
| 広告訴求の選定 | 差し替えで済む | 中。優劣が分かれば足りる | 数万〜数十万円 |
訴求選びは配信後でも直せるため、大きなコストは不要です。仕様を変えにくい新商品開発は、デプスインタビューやグループインタビューで理由まで掘る価値が高く、費用も相場より上振れしやすくなります。価格設定なら、定量調査1本の相場に収まることがほとんどです。
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次は、どの手法で答えを取りにいくかです。3つの手法、つまりデスクリサーチ・定量調査・定性調査の費用相場を、答えられる問いと一緒に整理します。
| 手法 | 費用相場の目安(公開料金の例) | 答えられる問い |
|---|---|---|
| デスクリサーチ | 0円〜 | 市場の大きさ |
| ネットリサーチ(定量調査) | 10問×100サンプル9万円〜(クロス・マーケティング、税抜) | 何%がそう考えるか |
| デプスインタビュー(定性調査) | 合計例1,576,190円(ネオマーケティング、税込) | なぜそれを選ぶのか |
| グループインタビュー(定性調査) | 合計例1,335,840円(ネオマーケティング、税込) | 受け止め方の違い |
| 会場調査(CLT) | 80万円〜(クロス・マーケティング、税抜) | 実物の第一印象 |
| ホームユーステスト | 55万円〜(クロス・マーケティング、税抜) | 使い続けた評価 |
| 郵送調査 | 150万円〜(クロス・マーケティング、税抜) | ネットを使わない層の声 |
※金額は2026年9月時点の各社公式料金ページの記載です。条件によって変動するため、相場の目安として見てください。
デスクリサーチは、公的統計や業界団体の資料、決算説明資料など公開データを読む手法で、市場の大きさや競合の数がかなり埋まります。検索されている言葉の量も需要の手がかりになり、調べ方は「SEOで効果の出るキーワード選定のやり方」が参考になります。有料の業界レポートを買う場合でも、定量調査を1本行うよりコストを抑えられることがあります。
定量調査は多くの人の答えを割合で読む手法で、モニターにアンケートを配信するネットリサーチが中心です。
定量調査の相場に幅があるのは、どこまで任せるかで金額が段階的に変わるためです。楽天インサイトの公式コラムでは、1,000サンプル・出現率10%程度・20問程度の条件で、次の目安が示されています。
同じ条件でも、任せる範囲によって相場は3倍前後まで開きます。レポートまで任せるかどうかは、社内に結果を読み解ける人がいるかで決めましょう。
定性調査は少人数から理由を深く聞く手法で、1対1のデプスインタビューと数人で話すグループインタビューが代表的です。
1人あたりの単価が定量調査より大幅に高くなるのは、人の手配と作業が積み重なるからです。対象者のリクルート、謝礼、司会の人件費、会場費、発言録の分析が、それぞれ料金に乗ります。人数を減らしても、司会や分析のコストはあまり下がりません。
グループインタビューは1回で複数人の話を聞けるため、1人あたりの相場はデプスインタビューより下がる傾向があります。ただし、発言の少ない参加者の本音は拾いにくくなります。
実物を試してもらう調査は、試作品の準備や会場の運営が費用に加わります。自宅で数日使ってもらうホームユーステストは、発送と回収の手間が料金を押し上げます。定性調査と同じく人の手配が中心のため、相場は数十万円から始まります。
郵送調査は印刷から回答の入力までが人の作業で、ネットを使わない層に届く反面、回収数の確保にも時間がかかります。
実物を扱う調査では、試作品の製作費が見積もりの外に置かれることがあります。調査会社の範囲と自社で用意する物を、最初の打ち合わせで分けておきましょう。

定量調査の代表であるネットリサーチでも、見積もりは3つの数字の掛け算で大きく動きます。回収数、設問数、対象者の出現率です。公開料金で相場の幅を試算し、どの手法でも使える依頼書・見積書の扱い方まで押さえます。
回収数を増やすと、結果のぶれ幅(誤差)が小さくなります。回答が半々に割れる設問の場合、誤差の目安は400サンプルでおよそ±5%、1,000サンプルでおよそ±3%です(信頼度95%で計算)。
1問×1人10円のセルフ型アンケートで10問を聞くと、400サンプルで4万円、1,000サンプルで10万円です。調査会社に任せる場合は集計やレポートの作業が人数に比例しないため、増え方は緩やかな傾向があります。±5%の差で判断が変わらないなら、400の回収数で足ります。
設問数は、回答者への謝礼と画面作成の作業量にそのまま効きます。マクロミルの料金表でも、設問数とサンプル数の組み合わせで料金が段階的に上がる形になっています。
自由回答欄は文章を分類する分析が増えるため、オプション扱いになることがあります。表形式の設問を行の数で数える会社もあるので、調査票を作る前に数え方を確かめましょう。設問数は、相場に合わせて調整しやすい変数でもあります。
出現率とは、アンケートを配るモニターのうち条件に当てはまる人の割合で、条件を重ねるほど下がります。
出現率10%で400人を集めるには約4,000人、1%なら約40,000人に事前質問(スクリーニング)を配ります。本調査の人数が同じでも、費用に数倍の差がつきます。
3つの数字を公開料金に当てはめて試算します。セルフ型はFreeasyの1問×1人10円、調査会社はマクロミルの料金表を目安にしました。
| ケース | 条件 | セルフ型の単純計算 | 調査会社に任せる場合の目安 |
|---|---|---|---|
| A. 一般消費者の認知度 | 1,000人×10問 | 10万円 | 11万〜73万円の範囲内 |
| B. 30代女性の購入意向 | 400人×20問・出現率10% | 事前3問×4,000人で12万円+本調査8万円=20万円 | Aより高くなりやすい |
| C. BtoBの決裁者 | 100人×15問・出現率数%以下 | 一般向けモニターでは集めにくい | 個別の見積もりが前提 |
※セルフ型は単価を掛けただけの目安で、事前質問の課金方法はサービスごとに異なります。
費用を最も動かすのは条件の厳しさで、人数が同じでも条件次第で相場の幅を大きく外れます。ケースCのような調査は、定量調査より取引先へのデプスインタビューなどの定性調査のほうが安く済む場合もあります。
株式会社Grillの支援案件でも、見積額が想定を超えたときは出現率を下げている条件を外せないか検討します。「半年以内の購入者」を「1年以内」に広げただけで、精度をほぼ保ったまま事前質問の配信数が半分程度に減ったケースがありました。
見積もりを比べるには、どの調査会社にも同じ依頼書を渡します。A4用紙1枚で十分です。
予算を伏せると各社が別々の前提で手法を組むため、金額がそろいません。
見積書が届いたら、合計金額より先に次の4点を確かめます。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 内訳 | 報告書作成を含め、工程ごとに金額が分かれているか |
| ローデータ | 生データを受け取り、社内で再集計できるか |
| 追加費用 | 設問数や条件の変更でいくら上乗せされるか |
| 税表記 | 税込か税抜か、謝礼の扱いを含めてそろっているか |
税表記は税込にそろえてから並べましょう。株式会社Grillが2026年9月に市場調査5社の公式料金ページを確認した範囲でも、税抜明記・税込の合計例・表記なしが混在していました。
金額が2倍以上開いたときは、サンプルの割り付け、出現率の見立て、レポートの有無、グループインタビューの人数や回数の違いを探し、同じ条件で出し直してもらいます。
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予算の枠が先に決まっている場合に備えて、3つの費用帯で定量調査と定性調査をどう組み合わせるかを、次に足すべき調査とあわせて整理しました。
10万円以内なら、デスクリサーチとセルフ型アンケートで300〜1,000人規模の定量調査を1本行い、調査票と集計は自社で担います。
得られるのは「仮説が大きく外れていないか」の確認までです。手応えがあれば、次は対象を絞ったデプスインタビューか、少人数のグループインタビューを足すと精度が上がります。
50万円前後なら、調査票から集計までを調査会社に任せたネットリサーチで、出現率10%程度でも400〜1,000の回収数を確保できます。
クロス集計まで含められるため、「どの層に刺さるか」を数字で比べられます。理由までは分からないため、定性調査は差が大きく出た層に絞り、予算に余裕が出た次の調査でグループインタビューを足しましょう。第2章の表のとおり、定性調査の合計例は100万円を超えるため、この帯の相場には収まりません。
150万円前後なら、ネットリサーチにデプスインタビューやグループインタビューを組み合わせられます。定量調査で有望な層を見つけ、その層から数人に話を聞く順番が効率的です。
数字と理由がそろうため、仕様や価格、広告の訴求まで決める材料になります。報告書の使い道は第9章で扱います。
株式会社Grillが2025年4月〜2026年3月に支援した市場調査(D2C・美容クリニック・SaaS・人材の中小企業、N=32件)では、予算の中央値は48万円でした。
| 予算帯 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 10万円以内 | 9件 | 28% |
| 10万〜80万円 | 17件 | 53% |
| 80万円超 | 6件 | 19% |
中小企業の市場調査では、50万円前後が1つの相場観です。80万円を超えた6件は、いずれも新商品の価格設定を目的に定性調査を組み合わせた案件で、損失の大きい判断ほど予算が上に振れています。

「全部自社か、全部任せるか」の二択では判断を誤ります。6つの工程に分けると、任せるべき部分と自社で担える部分、そしてコストの効き方が見えてきます。
市場調査は、おおむね次の6工程で進みます。
| 工程 | 費用への効き方 |
|---|---|
| 1. 企画設計(目的・手法・回収数) | 後工程すべての金額を左右する |
| 2. 調査票作成 | 設問数が作業量に直結する |
| 3. 実査(配信・インタビュー) | 謝礼やリクルート費が中心 |
| 4. 集計 | 集計軸の数で増える |
| 5. 分析 | 専門人材の工数が乗る |
| 6. 報告 | 報告書のページ数と説明会で変わる |
2-2で見た3段階の目安のとおり、企画と報告を任せるたびに料金は数十万円単位で上がります。
自社で担いやすいのは、デスクリサーチ、セルフ型のアンケート配信、単純集計です。ツールの標準機能で完結します。
既存顧客へのアンケートならモニターを借りる必要がなく、謝礼もクーポンで代用できるためコストを抑えられます。
品質が落ちやすいのは、リクルート、グループインタビューやデプスインタビューの司会、多変量解析などの高度な分析です。
特に司会は、商品をよく知る社員が務めると無意識に良い答えを引き出しがちです。定性調査のなかで、第三者に任せる価値が最も大きい工程です。
自社で行えば費用は0円に見えますが、担当者の時間はコストです。ネットリサーチ1本を自社で進めると、調査票作成16時間、配信8時間、集計12時間、分析と報告書24時間で計60時間が目安です。時給3,000円なら18万円で、ツール代を足すと、外注の相場である調査会社の基本プラン(約20万円〜)と大差ありません。
株式会社Grillには、社内で作った調査票で配信したあとに設問の不備に気づき、取り直しを検討しているという相談がよく寄せられます。取り直しは費用も期間も倍になるため、調査票のチェックだけを専門家に任せる分け方も有効です。
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削る場所を間違えると、調査そのものが使えなくなります。精度を保ったまま削れる4つの工夫と、削ってはいけない3項目を見ていきます。
最も効果が大きいのは設問数の削減です。1問ずつ「結果がAならどうする、Bならどうする」と書き出し、どちらでも行動が変わらない設問は削除候補にします。
本番の前に100人規模のアンケートを回せば、出現率と選択肢の漏れを事前に確かめられます。数万円の追加コストで、本調査の取り直しという大きな損失を避けられます。
定性調査の代表であるデプスインタビューをオンラインで行えば、会場費と交通費がかからず、遠方の対象者も集められます。
オンラインのグループインタビューは発言が重なりやすいため、人数を対面より少なめに組みます。実物に触れる定性調査なら、ホームユーステストと組み合わせましょう。
報告書の作成は、調査会社に任せる工程のなかでも料金が大きい部分です。クロス集計表まで受け取り、読み解きとレポートは社内で書けば、浮いた予算を回収数の確保に回せます。
削ると調査自体が無意味になる項目が3つあります。
見積もりを下げたいときも、この3つは専門家の手を借りるほうが、結果的にコストを抑えられます。
対象は、株式会社Grillが2025年度に見積もり段階から関与した市場調査です(D2C・美容・SaaSの中小企業、N=21件)。設問数の平均を28問から17問へ減らし、見積額を平均31%圧縮できました。
削った設問の8割は職業や家族構成などの属性質問で、判断に使う設問は減らしていません。

公式サイトで料金の目安を確認できる依頼先を6社紹介します。定量調査に強い会社と定性調査まで扱う会社があり、相場の示し方も異なるため、第4章の費用帯と照らし合わせながら選んでください。
| 会社名 | 料金の目安(公式サイト記載) | 得意な手法 | 向いている企業 |
|---|---|---|---|
| 株式会社Grill | 要問い合わせ(調査設計の段階から相談可) | 定量調査と定性調査の設計 | 結果を施策まで使い切りたい |
| 株式会社マクロミル | 10問×100サンプル11万円〜1,000サンプル×30問73万円(税表記なし) | ネットリサーチ | 素早く数字を集めたい |
| 株式会社ネオマーケティング | 15問×400サンプル基本154,500円・合計例319,550円(税込) | 定量・定性の各手法 | 総額を事前に把握したい |
| 株式会社クロス・マーケティング | 9万円〜・会場調査80万円〜ほか(税抜) | 会場調査、郵送調査 | 手法を横断して比べたい |
| 楽天インサイト株式会社 | セルフ型数万円〜/サポート型約20万〜150万円(公式コラムの目安) | ネットリサーチ | 任せる範囲を段階的に選びたい |
| Freeasy(アイブリッジ株式会社) | 1問×1人10円・最低500円(税表記なし) | セルフ型アンケート | 少額で仮説を確かめたい |
※2026年9月時点の各社公式サイトの記載に基づきます。

【調べて終わりにしない、施策に直結する市場調査を設計するマーケティングのプロ集団】
株式会社Grillは、市場調査を「決めること」の1文から設計します。定量調査で有望な層を見つけてからデプスインタビューで理由を掘る、といった手法の組み合わせを、予算の目安に合わせて組み立てます。
対応範囲は企画、調査票の設計、実査の手配、集計と分析に加え、調査結果を広告・LPへ反映するところまでです。D2C・美容クリニック・SaaSなどで、10万円以内から100万円超の調査まで支援してきました。
料金は調査の規模によって変わるため要問い合わせとし、調査設計の段階から相談を受け付けています。
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【無料】Grillに調査設計を無料相談>| 会社名 | 株式会社Grill |
| 所在地 | 東京都渋谷区東3丁目22−14 グランファースト恵比寿 5階 |
| 公式サイト | https://grill.co.jp/ |

【国内最大級のモニター基盤を持つネットリサーチの大手】
株式会社マクロミルは、国内3,600万人規模(公式サイト記載・2026年9月時点)のモニターを持つマーケティングリサーチ会社です。組み合わせごとの料金表があり、第3章のような試算を自社で行いたい企業に向いています。
| 会社名 | 株式会社マクロミル |
| 所在地 | 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー 11F |
| 公式サイト | https://www.macromill.com/ |

【手法ごとの総額を合計例で示すリサーチ会社】
株式会社ネオマーケティングは、デプスインタビューやグループインタビューを含む手法別の料金表と合計例を公開しており、定性調査の総額を見積もり前に把握できます。
| 会社名 | 株式会社ネオマーケティング |
| 所在地 | 東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル11F |
| 公式サイト | https://corp.neo-m.jp/ |

【手法を横断した料金一覧を税抜で明示する調査会社】
株式会社クロス・マーケティングは、表示価格をすべて税抜で明記している調査会社で、モニターは1,410万人(2026年7月時点)です。他社の見積もりと条件をそろえて比べやすい点が特長です。
| 会社名 | 株式会社クロス・マーケティング |
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F |
| 公式サイト | https://www.cross-m.co.jp/ |

【任せる範囲を段階的に選べるネットリサーチ会社】
楽天インサイト株式会社は、約220万人(2022年9月時点)のモニターを持つ調査会社です。見積もりシミュレーションがあり、第5章の工程分解に沿って任せる範囲を選びたい企業に向いています。
| 会社名 | 楽天インサイト株式会社 |
| 所在地 | 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 楽天クリムゾンハウス |
| 公式サイト | https://insight.rakuten.co.jp/ |

【最低500円から使えるセルフ型アンケートサービス】
Freeasyは、アイブリッジ株式会社が運営するセルフ型のアンケートサービスで、1,300万人(公式サイト記載・2026年9月時点)のモニターに配信できます。初期・月額費用はかからず、自社で集計する前提なら10万円以内のプランやプレ調査に向いています。
| 会社名 | アイブリッジ株式会社 |
| 所在地 | 大阪府大阪市福島区福島6-13-6 Jプロ福島ビル 9F |
| 公式サイト | https://freeasy-survey.com/ |
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相場を押さえたうえで、社内で費用を通すときや調査会社とやり取りするときに出やすい論点です。期間や謝礼のように手法で答えが変わるものは分けて示し、税務と補助金は最終確認先もあわせて示します。
勘定科目名は法令で一律に決まっておらず、継続して同じ扱いをすることが基本です。調査会社に支払う市場調査の費用は、一般に支払手数料や広告宣伝費、新商品の開発に伴うものなら研究開発費として処理されることが多いようです。
注意したいのは、取引先へのインタビューで会食や贈答を伴う場合です。国税庁のタックスアンサー(No.5265)は、交際費等を得意先などへの接待・供応・慰安・贈答のための支出と説明しています。謝礼との線引きは個別の事情で変わるため、最終判断は顧問税理士に確認してください。
制度によっては、対象になり得ます。小規模事業者持続化補助金の第20回公募要領(第8版)では、自ら行うことが難しい業務を第三者に任せる「委託・外注費」が経費区分の1つです。同じ要領には「市場調査の実施にともなう記念品代、謝礼等は補助対象外」とあり、謝礼部分は外れます。
同じ要領の新商品開発費は、試作品や包装パッケージの試作開発費が対象です。市場調査を行った結果を踏まえた試作開発が対象であり、市場調査の費用そのものが新商品開発費に当たるわけではありません。交付決定前の発注も対象外です。広告費の扱いは「小規模事業者持続化補助金で広告費は対象になる?上限の金額と区分の決め方」で整理しています。
範囲は契約や利用規約で変わり、広告やプレスリリースで使うときは事前の申請や調査会社名の表記を求められる場合があります。公表予定があるなら見積もりの段階で確かめ、調査主体・期間・サンプル数を併記しましょう。
ネットリサーチではポイント付与が料金に含まれるのが一般的ですが、デプスインタビューやグループインタビューなどの定性調査、会場調査では謝礼が別行の見積もりもあります。
医師や決裁者など集めにくい対象者ほど謝礼の相場が上がるため、1人あたりの単価も確認しましょう。
目安は定量調査で1〜3週間程度、デプスインタビューやグループインタビューを含む定性調査はリクルートと日程調整があるため1〜2か月程度です。
短納期では特急のオプション料金がかかり、通常の相場より高くなる場合があるため、判断に使う会議の2か月前には相談を始めましょう。
公的統計や業界団体の資料を読むデスクリサーチ(2-1)と、既存顧客への無料フォームでのアンケートによる簡易な定量調査(5-2)なら、外注の相場に予算が届かない段階でも費用をかけずに始められます。回答者に偏りは出ますが、仮説を立てる段階なら十分に役立ちます。

報告書を受け取った時点では、市場調査の費用は1円も回収されていません。結果を施策に変えて初めてコストが意味を持ちます。
調査結果が最も早く効くのは、広告の訴求とLPの冒頭部分です。定量調査で購入の決め手として多く選ばれた項目を広告の見出しに、定性調査(グループインタビューなど)で不安として挙がった項目をLPの前半で解消する構成にします。
LPの要素の並べ方は「LP構成の作り方完全ガイド」が参考になります。広告の訴求を複数作って比べる手順は、「Meta広告クリエイティブの作り方完全ガイド」で解説しています。
商品企画や価格設定に使うなら、「購入意向が40%を超えたら4,980円で発売する」のように、数字と行動を調査前に1文で結んでおきます。
集計表や報告書を見る前に基準を共有しておけば、都合の良い数字だけが拾われるのを防げます。
対象は、株式会社Grillが支援した東京都内の美容クリニックです(N=1院、2025年10月〜2026年2月)。来院を検討している412人へのネットリサーチ(定量調査)と、6人へのデプスインタビュー(定性調査)を実施しました。
その結果、広告で打ち出していた「痛みの少なさ」より、「ダウンタイムの予定の立てやすさ」を重視する人が多いと分かりました。訴求をこの軸に切り替えて広告とLPを作り直したところ、Meta広告のCPAは3か月で18,400円から11,900円へ下がっています(35%減)。
医療分野の集客設計は「美容クリニックの正しいマーケティング戦略」、LPの改善手順は「LPOでCVRを改善する効果的な施策10選」で扱っています。
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市場調査の報告書は届いた週に最もよく読まれ、翌月の会議で開かれなければ共有フォルダに眠ります。検討している今のうちに、相場を調べるより先に、結果を使う場面を決めておきましょう。
仕様も価格も広告も一度に決めようとすると、設問数が膨らんで予算を超えます。最初の1本は、第1章の見積もり方で損失額が最も大きい判断を1つ選び、1つの手法で答えを出してください。定量調査1本なら、数十万円の相場に収まります。
定量調査で数字が出たら施策を動かし、反応を見てから定性調査を足します。2本に分けるほうが判断は速く、2本目の設計も的確になります。調査で選んだ訴求を広告で試すときは、「リスティング広告のKPIは限界CPAから逆算」で許容できる獲得単価を先に置いておくと、結果の良し悪しを判断しやすくなります。
調査会社は数字を渡すところまで、広告の担当者は訴求を作るところから。市場調査が施策に届かないのは、この間をつなぐ人がいないためです。
株式会社Grillは、その間を埋める役割から入ります。調査票の1問ごとに「この答えならLPの見出しをこう変える」と使い道を書き込み、使い道のない設問は見積もり前に外して設問数を絞ります。他社へ依頼する場合の依頼書づくりや、見積書の前提のすり合わせだけのご相談にも対応します。
調査後は結果を広告の訴求とLPの冒頭に落とし込み、配信データで答え合わせをします。広告運用は最低出稿10万円〜・手数料10%〜と業界標準20%の半額水準で、AIによる効率化で浮いた時間を検証の回数に充てています。
御社がいま抱えている判断の中で、外したときに最も痛いものはどれか。その1つが決まれば、市場調査の費用をどこまでかけるべきかも一緒に見えてきます。
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