ペットショップのホームページ制作の設計のコツ!おすすめ制作会社10選と費用相場を徹底比較!

ペットショップのホームページ制作の設計のコツ!おすすめ制作会社10選と費用相場を徹底比較!
ペットショップのホームページは、どれだけ作り込んでも、そのサイト上で子犬や子猫を売り切ることができません。動物愛護管理法によって、生体の販売には購入者への対面での説明と現物確認が義務づけられているためです

ホームページ制作の入口で決まるのは「どう売るか」ではなく、「来店までに何を伝え切るか」という設計方針になります。

サイトが担う最終地点は、来店予約と見学予約です。ところが株式会社Grillが実施したペットショップ公式サイトの横断調査(2026年8月時点・N=10サイト)では、予約導線を用意していたサイトは10サイト中5サイトにとどまりました。

動物取扱業の登録番号を含む法定の広告表示8項目をトップページに掲載していたサイトは、10サイト中0サイトです

ここでは、この実測を出発点に、生体在庫ページのデータベース設計、法定表示の実装場所、見積もりが割れる分岐点、制作会社10社の比較までを整理しました。

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目次

第1章 ペットショップのホームページ10サイトを実測調査|法定表示8項目はどこに載っているか

第1章 ペットショップのホームページ10サイトを実測調査|法定表示8項目はどこに載っているか

ペットショップのホームページ制作で最初に見るべきなのは、同業他社が実際に載せている情報です。株式会社Grillが実在10サイトを実測した結果を数字で共有します。

1-1. 調査したペットショップ10サイトの内訳と、確認した4つの項目(2026年8月時点)

対象は全国チェーンから地域密着の単独店まで10サイトです。

株式会社Grillが2026年8月時点で各社の公式サイトを開き、動物愛護管理法にもとづく広告表示8項目、来店・見学の予約導線、子犬・子猫の在庫一覧、在庫の更新表示という4点を記録しました。

#ペットショップ法定8項目(トップ)予約導線生体在庫ページ更新表示
1ペッツファースト0/8あり(LINE・WEB見学受付)ありなし
2Coo&RIKU0/8なし(電話・LINEのみ)ありなし
3マルワン0/8なしありあり(毎日更新の表記)
4ペットプラス(AHB)0/8あり(イベント予約)ありなし
5ペットワールド アミーゴ0/8なしありなし
6ワンラブ0/8あり(出逢いお手伝い)ありなし
7ペテモ(イオンペット)0/8なしなしなし
8エンゼル0/8あり(ご来店予約フォーム)ありあり(入店日表示)
9犬の家&猫の里0/8あり(ネット予約バナー)ありなし
10パピードリーム0/8なしありなし

※株式会社Grillによるペットショップ公式サイト調査(2026年8月時点・N=10サイト)。各項目はトップページを起点に確認しています。

1-2. 法定表示8項目をトップページに載せていたのは10サイト中0サイトだった

最も差が出たのは法定表示です。登録番号や登録年月日を含む8項目をトップページ上に揃えていたサイトは10サイト中0サイト(0%)でした。飼い主が最初に着地する階層で事業者情報にたどり着けるサイトは1件もなく、制作会社ごとに実装方針が分かれている状態がうかがえます。

1-3. 店舗詳細ページまで潜ると8項目すべてを表示している例がある|問題は「階層」にある

店舗詳細ページまで確認した3件では結果が変わりました。ワンラブの関東本店ページとペットプラスのみなと店ページは8項目すべてを掲載し、登録番号・登録年月日・有効期間の末日・動物取扱責任者の氏名まで表示しています

一方、店舗一覧ページしか持たないケースは0/8のままでした。法対応の論点は「書くか書かないか」ではなく、どの階層に共通枠として持たせるかという情報設計の問題です

1-4. 来店予約の導線があったのは10サイト中5サイト、在庫の更新表示は10サイト中2サイト

予約導線があったのは10サイト中5サイト(50%)で、フォーム・LINE・イベント予約と手段はばらついていました。残る5サイトは電話番号と営業時間の掲載にとどまります。

子犬・子猫の在庫一覧ページを持っていたのは10サイト中9サイト(90%)とほぼ全社に及ぶ一方、在庫の更新日や頻度を明示していたのは10サイト中2サイト(20%)にとどまりました

1-5. 実測から見えた、ペットショップのホームページ制作で最初に決めるべき3つのこと

4項目の実測から、先に決めるべき論点は3つに整理できます。

  • 法定表示8項目をどの階層に置くか: 共通フッター・店舗ページ・個体ページのどこに固定枠として持たせるかを設計段階で決めます
  • 予約の受付手段を何にするか: フォーム・LINE・電話のどれを主導線にするかで、制作する画面数も費用も変わります
  • 在庫の鮮度をどう見せるか: 毎日入れ替わる生体情報を誰がどの頻度で更新し、どう可視化するかを決めます

いずれもデザインではなく公開後の運用体制の話であり、方針を持って相談すると見積もりの精度が上がります。

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第2章 「ネットで買えない」が前提|対面説明・現物確認義務が決めるペットショップのサイト構造

第2章 「ネットで買えない」が前提|対面説明・現物確認義務が決めるペットショップのサイト構造

ペットショップのサイト設計が他業種と決定的に違うのは、購入完結をサイト上に置けない点です。この制約を理解すると、どこにコストを掛けるべきかが定まります。

2-1. インターネット上で生体販売は完結できない|事前の対面説明と現物確認が法で義務づけられている

環境省が公表している第一種動物取扱業者の規制の説明では、事業所において動物の現状を直接見せる現物確認とあわせて、特徴や適切な飼養方法を対面で文書を用いて説明することが求められています。

通信販売のみで子犬や子猫を引き渡すことはできません。サイトの文言が「ネットで購入できる」と誤解される表現になっていないか、制作時の原稿確認で必ず見ます。

2-2. カートを置けないペットショップのホームページが、最終CVに据えるべきもの

購入がサイト上で完結しない以上、最終コンバージョンは来店予約または見学予約になります。問い合わせフォームだけを置くと、そこから来店までの間に離脱が起きます。

受付を電話番号だけに絞ると、営業時間外に検討している層の問い合わせを取りこぼします。導線の組み立て方は「LP構成の作り方完全ガイド」の考え方が応用できます。

2-3. 来店の前に伝えきる情報量が、ペットショップのホームページの成否を分ける理由

対面説明が必須ということは、飼い主にとって来店は「決める場」ではなく「確かめる場」になります。来店前にどこまで納得しているかで、その後の商談の質が変わります

伝え切るべき情報は、個体そのもの、店舗と来店方法、費用と手続き、お迎え後のサポート(健康保証やマイクロチップの変更登録)の4区分です。この区分でページを持っているかを確認すると抜けが見つかります。

2-4. 「取り置き」「お迎え予約」をWeb上で扱うときに整理しておくこと

取り置きやお迎え予約をWeb上で受ける場合、申込みなのか来店の意思表示なのか、キャンセル時の扱い、預り金の有無を明記します。条件を示さないまま受付だけを設けると、後のトラブルにつながります。

運用面では、予約が入った個体に「商談中」「予約済み」のステータスを持たせられるかも決めます。これは次章以降のデータベース要件に直結します。

2-5. 予約導線が5サイト中1サイトしかLINEを併用していない|実測から見た受付手段の設計

株式会社Grillの実測(2026年8月時点・N=10サイト)で予約導線があった5サイトの受付手段は、すべて異なっていました。内訳はWEB見学受付とLINEの併用が1サイト、専用フォームが1サイト、イベント予約が1サイトです。残る2サイトは独自名称の窓口と予約バナー経由でした。

株式会社Grillが要件定義で確認するのは、予約通知を誰がどの端末で受けるかです。窓口を増やすほど店舗スタッフの確認経路が増え、対応漏れのリスクが上がります。

予約完了率を上げたい場合は「LPOでCVRを改善する効果的な施策10選」の観点が役立ちます。

第3章 動物愛護管理法の広告表示8項目とマイクロチップ|ペットショップのホームページ制作で外せない要件

第3章 動物愛護管理法の広告表示8項目とマイクロチップ|ペットショップのホームページ制作で外せない要件

法定表示は制作会社任せにすると抜け落ちやすい領域です。掲載すべき項目に加えて、どこに置きどう更新するかまでを扱います。

3-1. 広告に表示が必要な8項目|氏名から動物取扱責任者まで漏れやすいのは「登録年月日」と「有効期間の末日」

東京都動物愛護相談センターが公表している第一種動物取扱業の登録に関する案内では、広告に表示すべき項目として次の8点が挙げられています。動物愛護管理法および関係省令にもとづき、東京都の案内で示されている内容です。

  1. 氏名または名称
  2. 事業所の名称
  3. 事業所の所在地
  4. 第一種動物取扱業の種別
  5. 登録番号
  6. 登録年月日
  7. 登録の有効期間の末日
  8. 動物取扱責任者の氏名

抜けやすいのは「登録年月日」と「有効期間の末日」です。依頼時は8項目を「掲載する」ではなく「どのテンプレートに固定枠として持たせるか」まで指定してください。

3-2. 表示場所の設計|全ページ共通フッター・店舗ページ・個体ページのどこに持たせるか

掲載の有無より階層のほうが実務上の論点です。選択肢は主に3つあります。

  • 全ページ共通フッター: どのページから流入しても表示される。多店舗では代表店の情報だけになりやすい点に注意します
  • 店舗詳細ページ: 店舗ごとの登録番号を正確に出せる。導線が深いと飼い主が到達しません
  • 個体ページ: 販売対象に最も近い位置に出せる。生体在庫の更新時に引き継がれる仕組みが必要です

実務では共通フッターに事業者情報の入口を置き、店舗詳細ページで8項目を出す構成が扱いやすくなります。法規制がある業種の情報設計は「歯科医院のホームページ制作完全ガイド」の考え方とも共通します。

3-3. 5年ごとの登録更新でホームページの記載も変わる|更新漏れを防ぐ管理方法

第一種動物取扱業の登録には有効期間があり、登録番号や末日が変わればホームページの記載も差し替えます

株式会社Grillが相談を受けた事例(社名非公開)では、店舗情報を各ページに直接書き込んでいたため、番号の差し替えに数日を要しました。事業者情報を1箇所のデータとして持てば、保守の負担は大きく変わります。

3-4. 多店舗のペットショップは店舗ごとに登録番号が違う|1サイトで扱うときの構造

複数店舗を展開する場合、登録番号と動物取扱責任者は店舗ごとに異なります。店舗マスタに8項目を持たせ、店舗詳細ページと所属する個体ページへ自動で引き当てる構造にすれば、店舗が増えてもデータを1件追加するだけで済みます。

店舗ごとに独立したサイトを作る方式では、制作費も保守費も店舗数の分だけ積み上がります

3-5. マイクロチップの装着・情報登録の説明をホームページにどう記載するか

マイクロチップについては、動物愛護管理法にもとづき犬猫の販売を行う事業者に装着と情報登録が求められています。飼い主側にも、購入後の変更登録という手続きが発生します。

「マイクロチップの説明はどこまで書くべきか」という質問をよく受けます。制度を長文で解説するより、自店で何が済んでいて飼い主が何をするのかを手順で示すほうが実用的です。

3-6. 生体価格の値下げ表示と景品表示法|二重価格になりやすいケース

生体の価格は日齢の経過とともに見直されます。比較対照価格を並べる表示を行う場合、その価格が実際に相当期間販売されていたことが前提となり、景品表示法上の二重価格表示の論点が生じます

値下げ表示を扱うなら、価格の変更履歴をシステム側で保持できるかを制作会社に確認してください。いつからいくらで販売していたかを後から示せる状態が備えになります。

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第4章 毎日増減する生体在庫ページの設計|ペットショップのホームページを支えるデータベース構造

第4章 毎日増減する生体在庫ページの設計|ペットショップのホームページを支えるデータベース構造

ペットショップのサイトは、ページが毎日生まれて毎日消えていきます。その前提に耐えるデータ構造をどう指定するかを扱います。

4-1. 個体ページは増え続けて消えていく|一般的なホームページ制作と決定的に違う前提

一般的なホームページ制作では公開時のページ数がその後も大きく変わりませんが、ペットショップでは子犬・子猫が入店するたびにページが増え、お迎えが決まるたびに役割が終わります。

固定ページの枚数ではなく、生体在庫という可変データの扱い方が制作の主題になる点が、他業種との決定的な違いです

4-2. 売れた子のページを消すか残すか|404の量産とインデックス評価をどう天秤にかけるか

お迎えが決まった個体ページの扱いは、事前に方針を決めるべき論点です。選択肢は3つあります。

  • 削除する: 一覧はすっきりする一方、検索エンジンに登録済みのURLが大量に404になります
  • 「お迎え済み」表示で残す: URLが生き続けて評価が保たれやすく、実績としても機能します
  • 一覧から外して個別URLだけ残す: 回遊は起きにくいものの、外部リンクやSNSからの流入は受け止められます

方針は公開後に変えるとURLの整合が崩れるため、要件定義の段階で仕様書に明記します。判断の土台は「SEO内部対策の完全ガイド」の考え方が使えます。

4-3. 犬種・猫種の一覧ページを資産にするURL設計とパンくずの持たせ方

子犬・子猫の個体ページが入れ替わる一方、犬種・猫種ごとの一覧ページはURLが変わりません。犬種の特徴や飼育時の注意点をコンテンツとして添えると、在庫ゼロの期間でもページの価値が保たれます

パンくずは「トップ>子犬を探す>犬種名>個体名」の形にします。細かい検索需要の拾い方は「ロングテールSEOの実践手順」が参考になります。

4-4. 店舗スタッフが毎日更新できる管理画面の要件|写真・動画の登録工数を削る仕組み

更新を担うのは多くの場合店舗スタッフです。スマートフォンから直接写真を上げられること、必須項目が最小限であること、犬種や店舗をプルダウンで選べることを要件に含めます。

株式会社Grillが制作要件を整理する際は、管理画面の入力項目数を数えます。1個体あたり5分以上かかる設計だと繁忙期に更新が止まるためです。動画を扱う場合は、縦型動画をそのまま登録できるかも確認します。

4-5. 在庫の更新頻度をサイト上で見せるか|実測で更新表示があったのは10サイト中2サイト

実測で在庫の鮮度を示していたのは10サイト中2サイト(20%)でした。ただし毎日更新と掲げた以上、止まったときの落差が目立つという副作用もあります。

現実的なのは、個体ごとの掲載日や入店日を自動表示する方式です。データから生成されるため、運用が滞っても表示が実態と食い違いません。

4-6. 在庫データを外部システムやポータルに連携させる場合の注意点

ペット系ポータルや店舗管理システムと在庫を連携させたい場合は、どちらを正とするかを最初に決めます。自社サイトを正とするなら、管理画面が唯一の入力先になります。

連携を後から追加すると、データ項目の対応付けからやり直しになります。将来の連携予定は初回の打ち合わせで伝えてください。

第5章 費用が割れる4つの分岐点|ペットショップのホームページ制作の見積もりを読み解く

第5章 費用が割れる4つの分岐点|ペットショップのホームページ制作の見積もりを読み解く

ペットショップのホームページ制作の見積もりは、同じ「サイト1式」でも数十万円から数百万円まで開きます。価格帯で覚えるより、どの要件で金額が跳ねるかを押さえるほうが実用的です。

5-1. 見積もりが最も割れるのは生体在庫データベースの有無

差が最も大きいのは、個体情報を固定ページで手作りするのか、管理画面から登録できる仕組みを作るのかという違いです。

固定ページ方式は初期費用を抑えられる一方、個体が増えるたびに制作会社への依頼費用が積み上がり、数か月で逆転することもあります

5-2. 予約システムを外部サービスに乗せるか自前で作るかで変わる金額

見学・来店の予約をどう受けるかも金額を左右します。選択肢は3つです。

  • フォーム送信のみ: 最も安価。ただし日時の空き状況は管理できません
  • 外部の予約サービスを埋め込む: 初期費用は抑えられ、月額の利用料が発生します
  • 自前で予約機能を開発する: 個体の見学枠とスタッフ配置を連動させたい場合に選びます

まずフォームか外部サービスで始め、件数が増えてから自前化を検討する順序が現実的です。

5-3. 多店舗のペットショップで加算される費用項目|店舗ページと登録番号の管理

店舗数が増えると、登録番号を持たせるマスタ設計、店舗別の在庫絞り込み、予約受付先の切り替えが加わり、費用は単純な掛け算では収まりません。

見積書は「店舗ページ1ページあたり◯円」と示されがちですが、工数は初回の構造設計に集中します。2店舗目以降の単価が下がる見積もりかを確認してください。

5-4. 撮影を制作範囲に含めるかどうか|個体写真は誰が撮るのかで総額が変わる

店舗の外観・内観・スタッフの写真を制作会社が撮るのか自社で用意するのかで、数十万円単位の差が出ます。毎日入れ替わる個体の写真は自社撮影が前提になるため、制作範囲に撮影ガイドの作成を含めておくと、費用を抑えながら質を揃えられます。

5-5. 制作会社15社のうち料金を公開していたのは4社|相場の掴み方と見積もり依頼の順番

相場を掴む起点として実測した結果があります。株式会社Grillの15社横断調査(2026年8月時点・N=15社)では、制作費の具体額を公開していたのは15社中4社(26.7%)でした。残る11社は「要問い合わせ」または記載自体がありません。

公開されていた4社も体系が揃っていないため、第7章の発注要件を先に固め、同条件で3社程度に依頼する順序が有効です。総額比較の視点は「失敗しない脱毛サロンのホームページ制作」でも扱っています。

5-6. 初期0円プランと買い切り型の損益分岐|月額まで含めた総額で比較する

相場が見えにくいのは、月額制と買い切り型が同じ土俵で比べられないためです。同調査では初期0円・月額9,800円〜という体系を公開する会社があり、買い切り型では22万円(税込)や55万円(税込)のパッケージ価格を公開する会社もありました。

判断軸は月額と保守費を含めた3年間の総額です。月額1万円は3年で36万円となり、買い切り型の初期費用と近づきます。月額型の費用構造は「MEO対策の費用相場と料金体系」の考え方と共通します。

5-7. 小規模事業者持続化補助金を使う場合の前提条件|サイト制作費が対象になる範囲

ホームページ制作の費用に補助金を充てる場合、候補になるのは小規模事業者持続化補助金です。かつて併記されることの多かったIT導入補助金は2026年に「デジタル化・AI導入補助金」へ改称され、サイト制作費は原則として対象外とされています

交付決定前に発注すると対象外になること、要件が公募回ごとに変わることに注意します。金額や対象範囲を固定の情報として扱わず、採択を前提に公開日を組まないでください。

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第6章 ペットショップのホームページ制作に強い会社10選|生体在庫と法定表示への対応で比較

第6章 ペットショップのホームページ制作に強い会社10選|生体在庫と法定表示への対応で比較

株式会社Grillが公式サイトを1社ずつ実読し、料金の公開状況・所在地の明示・ペットや動物系の実績を確認できた10社です(確認日:2026年8月4日)。比較軸はデザインの好みではなく、生体在庫の更新と法定表示に耐えられるかどうかです

会社名料金の公開状況ペット・動物系の実績こんなペットショップ向き
株式会社Grill広告運用10万円〜/手数料10%〜店舗型ビジネスの集客設計に対応公開後の集客まで一括で任せたい
合同会社ConnectDesign公開(22万円/55万円・税込)ペットショップ・ブリーダー専用プラン業界特化のパッケージから選びたい
株式会社バックステージ公開(初期0円/月額9,800円〜)ペットショップ等の専用プラン初期費用を抑えて始めたい
株式会社セブンデザイン公開(681,120円〜1,664,520円)ペットショップ向け解説コンテンツSEOを前提に制作したい
株式会社ワンクルー料金ページあり犬猫専門動物病院の実績動物系の制作経験を重視したい
R-web株式会社非公開犬の保育園の実績関西で少数精鋭に任せたい
カズミア株式会社非公開写真素材から相談したい
リンヤ株式会社非公開自社更新のしやすさを重視したい
シーツー株式会社非公開在庫管理まで連動させたい
株式会社キューブ非公開大阪で総合的に相談したい

6-1. 株式会社Grill|生体在庫の更新運用まで見据えたサイト設計と集客の一気通貫支援

株式会社Grill

【毎日入れ替わる生体在庫を前提に、サイト設計から集客まで一体で組み立てるマーケティングのプロ集団】

株式会社Grillは、ペットショップのホームページ制作を公開して終わる制作物ではなく、毎日更新され続ける運用基盤として設計します

生体在庫のデータ構造、お迎え済み個体ページの処理方針、店舗ごとの登録番号を持たせるマスタ設計、見学の予約導線までを要件定義の段階で一つの設計図に落とし込みます。本記事の第1章のように同業他社のサイト構造を実測し、どこに空白があるかを示したうえで提案する進め方が特徴です。

実績面では、BtoC・BtoBを問わず幅広い業種のWebマーケティング支援を手がけ、店舗型ビジネスの集客設計に対応します。公開後のSEO・MEO・広告運用まで同じチームが担当するため、問い合わせや予約がどのページで止まっているかを計測し、改善の打ち手まで提案できます。

費用面では、個体登録のような毎日繰り返す作業をAIと自動化ツールに寄せて人手の運用時間を削っており、広告運用は最低出稿10万円〜・手数料10%〜という条件です。

業界標準とされる手数料20%の半額水準から始められます。SEO・MEO支援は月額数万円〜に対応し、個体紹介の動画制作やSNS運用まで相談できます。

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会社名株式会社Grill
所在地東京都渋谷区東3丁目22-14 グランファースト恵比寿5階
公式サイトhttps://grill.co.jp/

6-2. 合同会社ConnectDesign|ペットショップ・ブリーダー専用プランを公式に掲げる数少ない一社

合同会社ConnectDesign

【ペットショップとブリーダー向けのプランを公式サイトで明示する制作会社】

合同会社ConnectDesignは、ペットショップ・ブリーダー向けのホームページ制作プランを公式サイトに掲載しています。株式会社Grillの15社横断調査(2026年8月時点)で、生体販売業向けの専用プランまたは実績を公式に掲げていた3社のうちの1社です

料金はLiteが22万円(税込)、Standardが55万円(税込)で、相場が掴みにくい領域で金額を明示している点は判断材料になります

会社名合同会社ConnectDesign
所在地群馬県太田市新田市野井町590-5
公式サイトhttps://connect-design.biz/pet/

6-3. 株式会社バックステージ(ステージグループ/aiWAVE・WEBSTAGE)|ペット業界専用プランと初期0円の月額制

株式会社バックステージ

【初期費用0円の月額制で始められる、業種別プランを持つ制作会社】

株式会社バックステージは、WEBSTAGEおよびaiWAVEというブランドでサイト制作を展開しています。aiWAVEではペットショップやトリミングサロン向けの専用プランを掲載しており、料金は初期0円・月額9,800円〜です。

月額制は長期になるほど総額が積み上がるため、第5章の3年総額で比較してください。なおaiWAVEはグループのブランド名であり、独立した法人ではない点に注意が必要です。

会社名株式会社バックステージ(ステージグループ)
所在地東京都千代田区神田三崎町2-4-1 TUG-Iビル/大阪市北区堂島1-1-5
公式サイトhttps://www.w-stage.jp/

6-4. 株式会社セブンデザイン|制作費を公式サイトで明示する大阪の集客型制作会社

株式会社セブンデザイン

【サイト種別ごとの制作費を税込総額で公開する集客特化の制作会社】

株式会社セブンデザインは、集客を前提としたホームページ制作を掲げる大阪の制作会社です。会社案内サイト681,120円、SEO重視のサイト1,057,320円、ECサイト1,664,520円という形で費用を公開しています

ペットショップ向けの解説コンテンツも自社メディアで公開しており、デザインの見栄えより検索流入を重視したい場合に向きます。

会社名株式会社セブンデザイン
所在地大阪市都島区都島中通3-5-2 英伸ビル2階
公式サイトhttps://www.sevendesign.biz/

6-5. 株式会社ワンクルー|動物病院の制作実績を持つ仙台の制作会社

株式会社ワンクルー

【犬猫専門動物病院のサイトを手がけた東北の制作会社】

株式会社ワンクルーは宮城県仙台市を拠点とする制作会社で、公式サイトに犬猫専門動物病院の実績を掲載しています

動物関連の実績を持つ制作会社は多くないため、生体を扱う事業者特有の表現配慮や飼い主向けの情報設計を相談できる相手として候補に入ります。料金ページはありますが、金額は問い合わせでの確認が必要です。

会社名株式会社ワンクルー
所在地宮城県仙台市
公式サイトhttps://www.one-clue.com

6-6. R-web株式会社|犬の保育園など動物系の実績がある関西の少数精鋭

R-web株式会社

【犬の保育園のサイトを手がけた関西エリア対応の制作会社】

R-web株式会社は、枚方市・寝屋川市・大阪市などを対応地域とする制作会社です。公式サイトには犬の保育園の制作の実績が掲載されており、関西で対面の打ち合わせを重ねながら進めたい場合に向いています。

ただし所在地の明記はなく対応地域の記載にとどまる点、料金も非公開である点は事前の確認が必要です。

会社名R-web株式会社
所在地対応地域の記載のみ(枚方市・寝屋川市・大阪市ほか)
公式サイトhttps://www.r-web.jp

6-7. カズミア株式会社|撮影・イラストまで内製する神奈川の制作会社

カズミア株式会社

【写真撮影とイラスト制作を社内で完結できる制作会社】

カズミア株式会社は神奈川県海老名市に本社を置く制作会社で、サイト制作に加えて写真撮影やイラスト制作まで社内で対応できます(料金は非公開)。

会社名カズミア株式会社
所在地神奈川県海老名市上郷1-26-1 ウスイビル3F(横浜事務所あり)
公式サイトhttps://www.kazmia.jp/

6-8. リンヤ株式会社|CMSproを運営し更新しやすさに軸足を置く

リンヤ株式会社

【自社CMSを提供し、公開後の自社更新を前提に設計する制作会社】

リンヤ株式会社は自社CMS「CMSpro」を提供する東京の制作会社で、公開後に自社で更新していく前提のサイト制作に軸足を置いています(料金は非公開のため保守費込みの総額を確認してください)。

会社名リンヤ株式会社
所在地東京都港区芝浦3-14-8 芝浦ワンハンドレッドビル2F
公式サイトhttps://rinya.co.jp/

6-9. シーツー株式会社|低価格のCMSと業務システムを組み合わせられる

シーツー株式会社

【CMSと業務システムの両方を扱える制作会社】

シーツー株式会社は、CMSによるサイト制作と業務システム開発の両方を手がけ、第4章で扱った外部連携まで窓口を1社にまとめられます(所在地・料金とも非公開)。

会社名シーツー株式会社
所在地公式サイトでは非公開
公式サイトhttps://cybc.jp

6-10. 株式会社キューブ|大阪で幅広い業種のサイトを手がける制作会社

株式会社キューブ

【業種を問わず総合的に相談できる大阪の制作会社】

株式会社キューブは大阪市中央区を拠点に幅広い業種のサイト制作を手がける会社で、生体在庫を扱った実績の有無を確認したうえで判断してください(料金は非公開)。

会社名株式会社キューブ
所在地大阪市中央区京町堀1-1 京阪ビルディング西館4F
公式サイトhttps://cubecube.net

6-11. 掲載を見送った会社と、その判断基準|競合記事に載っていても採用しなかった理由

株式会社Grillは15社の公式サイトを実読したうえで、5社を掲載対象から外しました。理由は4点です。

  • サイトがメンテナンスモードで正常に表示されなかった
  • 法人登記名や所在地の記載がなく事業主体を確認できなかった
  • 会社概要ページが表示されず正式な商号を確認できなかった
  • 事業内容にサイト制作が含まれていなかった

もう1件は、法人名ではなくグループのブランド名として他記事に掲載されていた例で、本記事では運営元である株式会社バックステージとして6-3にまとめました。社名・所在地・事業内容・実績の記載を公式サイトで確認してください。

比較記事に掲載されている事実は、その会社が自社の要件に合う根拠にはなりません。同様の見極め方は「LP制作会社おすすめ比較」でも扱っています。

第7章 相見積もりの前に固める発注要件7項目|ペットショップ側で決めておくべきこと

第7章 相見積もりの前に固める発注要件7項目|ペットショップ側で決めておくべきこと

制作会社を比較する前に、自社側で決めておくべきことがあります。ここが曖昧なまま相見積もりを取ると、各社の見積もりが別々の前提で作られ、比較が成立しません

7-1. 生体在庫を誰が・どの頻度で更新するかを先に決める

店舗スタッフが毎日行うのか、本部が週2回まとめるのか、制作会社へ運用代行を委託するのかで必要な仕組みが変わります

株式会社Grillに相談が寄せられた事例(社名非公開)では、担当を決めないまま公開した結果、3か月後には在庫ページが店頭と大きくずれていました。来店した飼い主に「この子はもういません」と伝える状況が続いていたケースです。

7-2. 法定表示8項目の実装責任を制作会社と自社のどちらが持つか

原稿の提供は自社、テンプレートへの組み込みは制作会社、以降の差し替えは自社、といった分担を文書化します。

特に登録の有効期間が切り替わるタイミングは、保守契約の範囲に含まれるのか都度の作業費用が発生するのかを、契約前に確認してください。

7-3. 個体の写真・動画の撮影を制作範囲に含めるかどうか

店舗の外観・内観・スタッフの写真は制作範囲に含められますが、日々入れ替わる個体の写真は自社撮影が前提です。この線引きを見積もり依頼時に明示し、あわせて動画を扱うかも決めます。

短い動画は個体の様子が伝わりやすくSNSへの転用も利きますが、撮影・編集の工数が発生します。

7-4. 見学予約の受付手段(フォーム/LINE/電話)を決めてから見積もりを取る

見学の予約手段を決めずに相談すると、フォームのみ、LINE連携あり、外部サービスの埋め込み、自前開発で金額が数倍変わります。

実測では予約導線を持つ5サイトでも手段はばらばらでした。他社に合わせるのではなく、問い合わせの通知を誰がどの端末で受け取るかから逆算して選びます

7-5. 公開後の更新を自社でやるのか委託するのか|保守費の前提が変わる

自社運用なら、保守費に含まれるのはサーバー・ドメイン・CMSの管理と障害対応が中心です。委託する場合は「個体登録 月30件まで」「店舗情報の変更 月2回まで」のように月あたりの作業量を数量で決めておくと、後から追加請求で揉めることを避けられます。

7-6. 多店舗展開の予定があるかどうかを初回打ち合わせで伝える

現在1店舗でも、2年以内に出店計画があるなら初回の打ち合わせで伝えます。店舗マスタを持つ構造と持たない構造では後からの改修費用がまったく違い、拡張を見込んだ設計のほうが多くの場合は総額で有利になります。

7-7. 相見積もりで比較すべきなのは初期費用ではなく3年間の総保有コスト

比較すべきは、初期費用+月額費用×36か月+想定される追加作業費用の合計です

比較表には初期費用、月額費用、保守の範囲、追加作業の単価、契約期間とデータの所有権の5項目を並べます。これが揃うと、金額の差がどこから来ているかが見えてきます。

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第8章 ペットショップのホームページ制作で発注前に迷いやすい6つの疑問|在庫0件・ポータル併載・登録番号の判断

第8章 ペットショップのホームページ制作で発注前に迷いやすい6つの疑問|在庫0件・ポータル併載・登録番号の判断

前章で発注要件を固めたところで、制作会社へ相談する前によく挙がる論点を6つ整理します。いずれも判断を先送りすると、後から費用が増える項目です。

8-1. 生体をホームページ上で販売できるようにすることはできますか

生体の販売は対面での説明と現物確認が前提となるため、サイト上で契約と引き渡しを完結させることはできません。決済機能を作るコストを個体情報の充実と見学の予約導線に振り向けるほうが、集客上の効果は高くなります。

8-2. 開店前で生体の在庫が0件のときにサイトを公開してよいですか

サイトの先行公開と、法定表示の反映や販売開始の時期は切り分けて考えます。子犬・子猫が1頭もいない段階では、犬種別ページ・店舗情報・お迎えの流れとマイクロチップの説明を先に整え、在庫一覧は入荷準備中として枠だけ用意します

先に公開しておくと、開店の時点で検索エンジンにページが認識されている状態を作れます。ただし法定表示だけは登録番号の交付後に反映します。

8-3. 売れた子の個体ページは、いつまで残しておいていいですか

期間ではなく方針で決めるほうが運用は安定します。「お迎え済み」の表示に切り替え、在庫一覧から外して個別URLだけ残す形にすると、SNS投稿や外部サイトからのリンクを受け止めながらリンク切れも防げます

8-4. 同じ個体をポータルサイトにも掲載する場合、重複コンテンツとして扱われませんか

犬種・生年月日・価格といった基本情報が一致すること自体は避けられません。自社サイト側には、店舗での様子を撮った写真や動画、スタッフのコメントなど、ポータルに載せていない情報を足しておきます。

コンテンツの量と独自性で差がついていれば、自社の個体ページが埋もれるリスクを下げられます。

8-5. 無料のホームページ作成ツールでペットショップのサイトは作れますか

会社概要とアクセス案内だけであれば作れます。判断が分かれるのは生体在庫を扱えるかどうかで、無料ツールの多くは犬種・性別・店舗・価格帯といった検索項目を持つデータベースを作れません

株式会社Grillが受けたペットショップからの相談(2026年・社名非公開)では、常時の掲載頭数と1件あたりの登録項目数から可否を判断しています。常時10件以下で更新が週1回程度なら無料ツールでも回りますが、それを超えるとデータベースが必要になります。

8-6. 登録番号の交付が公開日に間に合わないときはどうすればよいですか

動物愛護管理法にもとづく登録が完了していない段階では、販売を前提とした表示は行いません。開店告知と店舗情報だけを公開し、生体の在庫ページと法定表示の枠は交付後に有効化する段取りにします。

制作時に法定表示をテンプレートの固定枠として作っておけば、番号が出た日に値を入れるだけで公開できます。

第9章 トリミング・ホテル・物販をどう同居させるか|ペットショップのホームページの回遊設計

第9章 トリミング・ホテル・物販をどう同居させるか|ペットショップのホームページの回遊設計

ここからは再びサイト設計の話に戻ります。多くのペットショップは生体販売以外にトリミングやペットホテル、フード・用品の販売を手がけており、1つのサイトに同居させる際は客層の違いを前提にした設計が必要です

9-1. サービスごとに客層も検討期間も違う|1サイトに同居させるときの分け方

生体の購入検討は数週間から数か月に及ぶ一方、トリミングの予約は「今週末に空いているか」という短期の判断です。同じトップページで両方に対応しようとすると、どちらにも刺さらない構成になります

対策は、トップページから早い段階でサービス別の入口を分けることです。第1章で確認したワンラブの店舗ページでは、犬販売・猫販売・グッズ販売・トリミング・ペットホテル・動物病院・フード取扱の7区分をアイコンで示していました。

9-2. トリミング・ペットホテルの予約と、生体の見学予約を混在させない導線設計

トリミングには犬種・体重・希望メニューが必要で、見学の予約には希望する個体の情報が必要です。予約フォームを1つにまとめると運用が破綻します

フォームを分けたうえで、送信先の通知も分けます。共通フォームにプルダウンを足しただけの設計は、入力項目が両方の合計になり離脱を招きます。

9-3. フード・用品のEC機能を同じサイトに載せるべきか、分けるべきか

同居の利点は来店客がそのままオンラインで消耗品を買う回遊が生まれること、分ける利点は決済・配送・在庫連動といったEC特有の要件が生体在庫の運用と干渉しないことです。

判断の目安は商品点数と発送体制で、数十点で店舗発送なら同居、数百点以上で倉庫連携が必要ならサイトを分けるほうが安定します

9-4. ペット保険・しつけ教室を扱うときの表示上の注意点

ペット保険を紹介する場合、募集人の登録や代理店としての表示が必要になることがあります。保険会社との契約内容にもとづき表記を確認してください。

しつけ教室やパピーパーティーは、料金・回数・対象月齢・キャンセル規定を明記します。特典として無料と表示する場合、対象条件が曖昧だと景品表示法上の論点になり得ます。

9-5. 生体で来た人をサービスに、サービスで来た人を生体に回遊させる内部リンク設計

個体ページには、お迎え後に利用できるトリミングやホテルへの導線を置きます。逆にトリミングの利用者はすでにペットを飼っている層なので、生体の在庫を押し出すより、フード・用品や2頭目の検討情報を置くほうが自然です。

来店時の案内順をそのままページ間のリンクに落とし込むと整理しやすくなります。

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第10章 飼育環境とブリーダー情報の開示で信頼を可視化する|ペットショップHPの情報公開設計

第10章 飼育環境とブリーダー情報の開示で信頼を可視化する|ペットショップHPの情報公開設計

ペットショップという業態には社会的な視線が向けられています。ホームページは、その視線に対して自社の姿勢を示せる数少ない場です。

10-1. 飼い主が「どこから来た子か」を知りたがる|出自情報の開示が判断材料になる

動物愛護への社会的な関心が高まるなか、迎える子犬・子猫がどのブリーダーから来たのか、生後何日で店舗に来たのかを気にする飼い主が増えています。個体ページに生年月日・出生地・ブリーダーの所在都道府県を持たせると判断材料として機能します

株式会社Grillが情報設計を行う際は、開示できる項目と開示しない項目を先にリスト化します。あとから項目を追加すると、既存の個体データが空欄のまま並び、かえって不信感につながるためです。

10-2. 数値規制で変わった飼養環境を、ホームページでどう見せるか

動物愛護管理法の改正により、飼養施設の広さや従業員1人あたりの飼養頭数などについて基準が設けられています。自店がどのような環境で動物を管理しているかは写真で示せます。

有効なのは、飼養スペースの写真、清掃・体調管理の頻度、獣医師による健康チェックの体制です。動画ならスタッフが飼養スペースを案内する形式がSNSへ転用しやすくなります。

10-3. スタッフ体制・獣医師連携・お迎え後のサポートの見せ方

飼い主が不安に感じるのは購入後に体調を崩したときの対応です。提携している動物病院の有無、健康保証の期間と条件、購入後の相談窓口を明記します。マイクロチップの変更登録の案内もここにまとめると、問い合わせ対応の手間が減ります。

スタッフ紹介では、愛玩動物看護師やトリマーの資格保有者が在籍していればその事実を記載します。資格名は正確に表記し、保有していない資格を連想させる表現は避けます。

10-4. 誇張表現を通さないための原稿承認フローを制作工程のどこに置くか

デザイン完成後に表現を修正すると、レイアウトの作り直しで費用と期間の両方が膨らみます

現実的なのは、ワイヤーフレーム確定後・デザイン着手前に承認を1回挟む形です。制作会社は表現の適法性を保証する立場にないため、事業者側の最終責任者を1名決めます。

10-5. 開示しすぎるリスクとの兼ね合い|個体・取引先の情報をどこまで出すか

ブリーダーの個人名や住所、仕入れ価格、取引条件は、公開すると取引先との関係やスタッフの安全に影響します。目安は飼い主の意思決定に必要な情報かどうかで、所在都道府県は判断材料になりますが個人の氏名や住所までは必要ありません。

なお飼い主からの評価を掲載する場合の取得方法は、「口コミ収集で避けるべきガイドライン違反」で扱っている論点が参考になります。

第11章 開店日から逆算するペットショップのホームページ制作スケジュール|5ステップの進め方

第11章 開店日から逆算するペットショップのホームページ制作スケジュール|5ステップの進め方

新規開店に合わせてサイトを公開する場合、他業種にはない制約が1つあります。登録番号が確定するまで法定表示を完成させられないという点です

11-1. 第一種動物取扱業の登録番号が発行される前に販売開始日を確定しない

第一種動物取扱業の登録は、申請から登録証の交付までに一定の期間を要し、自治体によって処理期間も異なります。登録番号・登録年月日・有効期間の末日が確定しなければ第3章の8項目は埋まりません

サイト自体は先に公開できますが、法定表示の反映と生体の販売開始日は、登録の見込み時期から逆算して置くのが安全な順序です。

11-2. 開店3か月前から動かす3系統|撮影・原稿・在庫データ

開店の3か月前から、3つの作業を並行して進めます。制作会社とのやり取りだけに任せると素材待ちで工程が止まります。

  • 撮影:店舗の外観・内観・飼養スペース・スタッフの写真。内装工事の完了時期に合わせて日程を押さえます
  • 原稿:会社概要、お迎えの流れ、健康保証の条件、マイクロチップの説明。第10章の承認フローもここで動かします
  • 在庫データ:開店時に掲載する個体の写真と情報。入荷予定から逆算して段取りを決めます

最も遅れやすいのは原稿で、デザインの確認は進むのに文章が埋まらず公開直前に慌てるパターンが典型的です

11-3. ヒアリングから設計・制作・検収までの実務ステップと所要期間の目安

ペットショップのホームページ制作の実務は、次の5ステップで進みます。

  1. ヒアリングと要件定義(2〜4週間):第7章の発注要件を確定します
  2. サイト設計(2〜3週間):URL設計とデータ構造、法定表示の位置を決めます
  3. デザイン制作(3〜5週間):トップ・個体一覧・個体詳細・店舗ページを作ります
  4. 実装と管理画面の構築(4〜8週間):テストデータで更新を試します
  5. 検収と公開準備(2週間):表示崩れ・予約通知・法定表示を確認します

生体在庫のデータベースを含む場合は、合計で3〜5か月程度を見込みます。

11-4. リニューアルの場合|既存の個体ページURLをどう引き継ぐか

犬種一覧ページや店舗ページに検索からの流入がある場合、URLが変わると評価が引き継がれません。旧URLと新URLの対応表を作り301リダイレクトを設定します。リニューアル後に順位が下がる原因の多くは設定漏れのため、見積もりに旧URLの棚卸しが含まれているかを確認してください。

11-5. 公開直後にやるべきことと、後回しでいいこと

公開直後に必ず行うのは実データでの動作確認です。次章で扱う検索と地図への接続は、この確認を終えてから着手します。個体を1件登録し、一覧に表示され、予約フォームから通知が届くところまでを店舗スタッフの手で試します

最終確認は、法定表示8項目が定めた階層に表示されているか、予約通知が受け取れる端末に届くか、生体在庫ページがスマートフォンで崩れていないかの3点です。ブログコンテンツの量産やデザインの細部調整は後回しで問題ありません。

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第12章 公開後に最低限やる3つの運用|ペットショップのホームページを検索と地図につなぐ

第12章 公開後に最低限やる3つの運用|ペットショップのホームページを検索と地図につなぐ

検収を終えてサイトを公開したら、検索と地図から見つけてもらう準備を整えます。ここでは集客施策の詳細ではなく、ホームページ側で先に済ませておくことに絞ります

12-1. ホームページを公開しただけでは指名検索しか拾えない

公開直後のサイトが拾えるのは店名で検索した人だけです。「地域名+子犬」のような検討段階の検索で見つけてもらうには、犬種別ページや地域情報のコンテンツが必要になります。狙う語の決め方は「SEOキーワード選定の完全ガイド」にまとめています。

12-2. Googleビジネスプロフィールとホームページの情報を一致させる

店舗名・住所・電話番号・営業時間を、サイトとGoogleビジネスプロフィールで一致させます。表記のゆれは地図検索での評価に影響します。地図経由の集客を伸ばす手順は「MEO集客の始め方と上位表示のコツ」、業種別の進め方は「Googleマップ集客のMEO対策10選と業種別戦略」で解説しています。

12-3. SNSからの流入を個体ページで受け止める準備をしておく

SNSで個体を紹介する場合、投稿から個体ページへ遷移できる導線を用意します。写真や動画の投稿にサイトのURLを添えるだけでも問い合わせの受け皿になり、お迎え済み個体のページを残す方針にしておけばリンク切れも防げます。

第13章 「会いに行こう」と決めてもらえるペットショップのホームページへ|次に着手すべきこと

第13章 「会いに行こう」と決めてもらえるペットショップのホームページへ|次に着手すべきこと

ペットショップのホームページは、公開した日が完成日ではありません。翌朝には新しい子犬が入り、決まった子が店頭から消えます。公開の瞬間から情報が古びていく前提を織り込めているかどうかが、半年後に来店を生むサイトと放置されたサイトを分けます

13-1. 実測で見えた3つの空白を、自社のホームページに当てはめてみる

株式会社Grillが実測した10サイトには共通する空白が3つありました。ペットショップのホームページ制作に着手する前に、この3点を自社サイトへ当てはめると、次に手を付ける箇所が見えてきます。

1つ目は、法定表示8項目がトップページからたどり着ける階層にあるかです。実測では10サイト中0サイトでしたが、店舗詳細ページまで潜れば8項目を揃えている例もありました。載っているかではなく、飼い主が到達できるかを確認してください。

2つ目は見学・来店の予約導線が明示されているかで、用意していたのは10サイト中5サイトでした。3つ目は在庫の鮮度が伝わるかどうかで、更新表示があったのは10サイト中2サイトにとどまります。1つでも欠けているなら、デザインの刷新より先に手を入れる価値があります。

13-2. 更新が止まらないペットショップのサイトをつくる|株式会社Grill

ペットショップのホームページが数か月で形骸化する理由は、デザインでも費用でもなく、毎日の更新が店舗の負担に見合わなくなることです。株式会社Grillは、1個体あたりの登録工数から逆算して管理画面の項目を設計し、スタッフがスマートフォンから写真を上げるだけで在庫が切り替わる状態を先に作ります。

登録番号を含む法定表示は店舗マスタから引き当てる構造にするため、5年ごとの登録の更新でも触る箇所は1か所で済みます。

公開後は、犬種別ページの検索流入、Googleビジネスプロフィール経由の来店、SNSから個体ページへの流入までを同じチームが計測します。どの犬種のページで飼い主が離脱し、どの予約フォームで手が止まっているかを見ながら、見学の予約件数を増やす改善を回します。

AI・自動化ツールで作業工数を削った分を検証と改善に充てているため、施策の入れ替えが速い点が特徴です。

多店舗チェーンの店舗マスタ設計から、開店前の1店舗目の立ち上げまで、体制を組み替えて対応します。御社のサイトで生体在庫の更新を誰が担い、1件の登録に何分かかっているのか。その一点をお聞かせいただければ、更新の手が止まらないペットショップのホームページ制作の設計をご提案します。

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この記事を書いた人
株式会社epochにてWEB業界のプロジェクトマネージャーとして従事し、デジタル領域での専門性を武器に事業成長を牽引。その後、株式会社LADDERにてWEBデザイナー兼コーダーとして様々な著名インフルエンサーのSNS広告やD2C事業に携わり、LP構成から制作、運用までを一元的に行って広告効果の高いLPを量産。現在は株式会社GrillのWEBデザイナー兼コーダー兼ディレクターとして、幅広い技術を駆使し、HP制作からECサイトの制作、動画制作や編集まで一気通貫で手がけるフロントエンドのスペシャリスト。
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