会議室の壁に付箋が200枚並び、丸2日のワークショップを経てカスタマージャーニーマップが完成します。ところが3か月後、そのマップを開いて施策を検討する人は、社内に誰もいません。株式会社Grillが支援の初回に見せていただくマップにも、この状態で止まっているものが珍しくありません。
止まる原因は、作り方の手順よりも手前にあります。何を決めるための1枚なのかを決めないまま横軸を引き、空いた欄を担当者の想像で埋めてしまうのです。
2026年現在、GA4やGoogle Search Console、広告の検索語句レポートなど、顧客の行動を示すデータは追加費用なしで手に入ります。ユーザーの足取りを、想像ではなく記録から描ける環境はすでに整っています。
ここでは、目的の絞り方、欄を埋めるデータの集め方、7つの作成ステップ、BtoBとBtoCの記入例、施策への落とし込み、ワークショップの進め方、更新のルールまでを順にまとめました。読み終えた時点で、自社の最初の1枚に何を書けばよいかが決まる構成にしています。
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作成の手順に入る前に、マップが何を描く図なのかと、1枚を構成する要素をそろえておきます。ここが社内でずれていると、同じ「マップ」という言葉で別のものを作り始めてしまいます。
カスタマージャーニーとは、顧客が商品を知ってから購入し、使い続けるまでの道のりを旅に見立てた考え方です。その道のりを時間の流れに沿って表にしたものが、カスタマージャーニーマップです。ユーザーが何を考え、どこで迷ったのかという購買のプロセス全体を1枚で見渡せます。
マップの価値は、企業側から見えない顧客の場面を書き出せる点にあります。たとえば、広告をクリックしたあとに比較サイトで3社を見比べ、家族に相談してから問い合わせる。こうしたユーザーの寄り道は、自社サイトのデータだけを眺めていても見えてきません。
一般的なマップは、次の5つの要素で組み立てます。
これに「課題」と「施策」の行を加え、縦軸を7行前後にする形がよく使われます。縦軸を増やしすぎると埋める作業そのものが目的になるため、最初は7行以内に収めるのが無難です。
ペルソナは「誰か」を描く人物像で、カスタマージャーニーマップは「その人がどう動くか」を描く時系列の図です。ペルソナが先にあり、マップがその次に来る関係になります。
マーケティングファネルは、認知から購入へ人数が減っていく様子を示す図です。ファネルは「何人残ったか」を、マップは「なぜ残らなかったか」を見る道具だと考えると使い分けやすくなります。サービスの裏側で動く社内の業務まで描く場合は、サービスブループリントと呼ばれる別の図になります。
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マップの出来は、横軸を引く前の「問い」でほぼ決まります。この章では、1枚で扱う目的の絞り方と、範囲の決め方を整理します。
「顧客理解を深める」は目的として広すぎます。この書き方だと、マップは全フェーズを均等に埋めた百科事典になり、どこから手を付けるべきかが決まりません。
目的は、動かしたい数字と期間で書きます。顧客の体験をよくしたいという思いも、数字に置き換えると議論が進みます。たとえば「資料請求から商談化までの率を、半年で20%から25%に上げる」です。数字が決まると、マップの中で厚く書くべきフェーズと、薄くてよいフェーズが分かれます。
株式会社Grillが2025年4月〜2026年3月に支援したBtoB企業(N=11社)のうち、目的を1つの数字に絞ってマップを作成した企業の結果です。作成後6か月の商談化率が平均19%から27%に改善しました。一方、目的を「顧客理解」としたまま作成した企業では、マップが施策の議論に使われた回数が月1回未満にとどまりました。
マップには、いまの顧客の動きを描く現状版と、あるべき体験を描く理想版があります。現状版はユーザーの実際の行動を、理想版は企業が届けたい購買プロセスを描くものです。両者を1枚に混ぜると、事実と願望の区別がつかなくなります。
改善の打ち手を探す段階なら、まず現状版を作ります。新商品の立ち上げのように現状のデータがない場合は、理想版から作り、発売後にユーザーの実データで現状版へ描き直します。
もう1つ決めるのが、マップの始点と終点です。「初めて広告を見た日」から「2回目の購入」までなのか、「契約」までなのか。終点が決まらないと、横軸がどこまでも伸びていきます。

目的と範囲が決まったら、欄を埋める材料を集めます。社内の思い込みでマップを作らないために、この章で紹介する5つのデータ源を作成前にそろえておきます。
Google Search Consoleの検索パフォーマンスでは、自社サイトが表示された検索語句を確認できます。リスティング広告を出している場合は、Google広告の検索語句レポートも同じ役割を果たします。
検索語句は、ユーザーが自分の言葉で書いた悩みそのものです。
「〇〇 料金」「〇〇 比較」「〇〇 やめた理由」のように語句をフェーズごとに振り分けると、各段階の感情の欄が想像ではなく実際の言葉で埋まります。検索語句の集め方は「SEO対策で効果の出るキーワード選定のやり方」でも詳しく解説しています。
GA4の探索機能にある経路データ探索を使うと、ユーザーがどのページからどのページへ移ったかを確認できます。料金ページの次に事例ページを見るユーザーが多い、といった比較検討中の動きがわかります。
ここで見るべきは、問い合わせに至ったユーザーと至らなかったユーザーの経路の違いです。両者の差が出るページが、マップの中で重点的に書くべきタッチポイントになります。
購入直前の感情は、アクセスデータには残りません。問い合わせフォームの自由記入欄、営業の商談メモ、カスタマーサポートへの質問履歴を読み、決め手と迷いを書き出します。
可能であれば、直近で購入した顧客3〜5人に30分ずつ話を聞きます。ペルソナの材料としても、この聞き取りが最も確かな情報源になります。「最初に何で知ったか」「他に何と比べたか」「最後に何が決め手だったか」の3問だけでも、マップの空欄の多くが埋まります。
5つ目のデータ源は、解約理由や休眠顧客の記録です。継続フェーズの課題は、購入前の調査では見えないため、見落とされやすい部分です。
株式会社Grillの支援経験上、マップの右端(利用・継続)が空欄のまま完成扱いになっているケースが目立ちます。リピートや紹介で売上を伸ばしたい企業ほど、解約アンケートと休眠顧客の購買履歴を先に集めておくと、マップの使い道が広がります。
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材料がそろったら、実際にマップを作成します。ここでは、認知から順に書くのではなく、目的の数字が落ちている地点から逆にたどる7つのステップを紹介します。
STEP1:離脱地点を特定する
第2章で決めた数字が、どのフェーズで最も大きく落ちているかを確認します。資料請求は多いのに商談化しないなら、落ちているのは資料請求の後です。マップはこの地点を中心に厚く書きます。
STEP2:ペルソナを1人に決める
離脱地点で止まっているユーザーの中から、最も売上への影響が大きい層を選び、1人のペルソナに落とし込みます。複数の層を1枚に混ぜると、行動の欄が「人による」で埋まってしまいます。年齢や職業より、購入を急ぐ事情や社内での立場をペルソナに書き込むと、行動の欄が具体的になります。
STEP3:フェーズを区切る
始点から終点までを5〜7つのフェーズに分けます。BtoBなら「課題認識→情報収集→比較検討→社内稟議→契約→導入→定着」のように、社内の承認を独立させると実態に合います。
STEP4:離脱地点から前後へ行動を書く
STEP1で特定した地点からペルソナの行動を書き始め、1つ前、1つ後のフェーズへ広げます。各欄の行動には、第3章で集めたデータのどこから書いたかを小さく添えておくと、後から根拠を確認できます。
STEP5:タッチポイントと感情を重ねる
各行動の下に、その時に接しているタッチポイントと、その時のユーザーの感情を書きます。感情は「不安」のような1語ではなく、「月額は書いてあるが初期費用が書いていない」のように具体的に書きます。
STEP6:課題に優先順位をつける
マイナスの感情が出ている欄を課題として抜き出します。すべてに手を付けるのではなく、目的の数字への影響が大きく、すぐ直せるものから順に3つまで選びます。
最後に、選んだ課題ごとに施策、担当者、期限を書き込みます。この行がないマップは、どれだけ丁寧に作っても会議資料で終わります。
完成したマップは、次の3点を満たしているかで判断します。

ここまでの手順を、BtoBとBtoCの2つのケースに当てはめた記入例で確認します。いずれも離脱地点を中心に書いているため、全フェーズが同じ密度にはなっていません。
勤怠管理SaaSを提供する企業のマーケティング部門が、「資料請求から商談化までの率を上げる」を目的に作成した例です。ペルソナは、従業員80名の製造業で総務を兼任する課長としました。
| 項目 | 情報収集 | 資料請求 | 社内相談 | 商談 |
|---|---|---|---|---|
| 行動 | 「勤怠管理 比較」で検索 | 3社に資料請求 | 部長に費用を相談 | 2社とオンライン面談 |
| タッチポイント | 検索結果・比較記事 | LP・フォーム | 資料PDF | 営業担当 |
| 感情 | 自社規模で使えるか不安 | 営業電話が来そうで迷う | 総額を聞かれて答えられない | 導入の手間が知りたい |
| 課題 | 規模別の事例が見当たらない | 資料に総額の目安がない | 稟議に使える1枚がない | 移行手順の説明が口頭のみ |
| 施策 | 従業員規模別の事例記事 | 資料に初期費用込みの試算表 | 稟議用サマリーを同封 | 移行スケジュール表を事前送付 |
このマップで見えたのは、資料請求の後に「部長に説明できない」という空白があることでした。ユーザーの検討プロセスのうち、自社のタッチポイントが1つもない区間だったのです。資料そのものではなく、社内相談のフェーズに向けた1枚が不足していたのです。
スキンケア商品の定期購入で、「2回目の受け取り前の解約を減らす」を目的にした例です。ペルソナは、Instagram広告から初回980円で購入した30代の会社員としました。
| 項目 | 購入 | 初回到着 | 使用1週目 | 2回目発送前 |
|---|---|---|---|---|
| 行動 | 広告からLPで申込 | 箱を開けて同封物を見る | 毎晩使う | 解約方法を検索 |
| 感情 | 安いので試したい | 使い方の説明が多くて読まない | 変化がわからない | 2回目の金額が高く感じる |
| 課題 | 定期の条件が伝わっていない | 最初の3日の使い方が埋もれる | 効果の目安を知らない | 続ける理由が届いていない |
| 施策 | LPに2回目以降の価格を明記 | 同封物を1枚に絞る | 使用3日目にLINEで使い方を配信 | 発送5日前に使用感のアンケート |
このケースでは、解約の原因を2回目の価格だけに求めると値引きしか打ち手がなくなります。マップを描くと、その前の「変化がわからない」という感情に先に手を打てることがわかります。
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カスタマージャーニーマップは、作成して終わりではなく、施策と数字に変換して初めて役に立ちます。この章では、マップの各フェーズを具体的なマーケティング施策と指標に落とし込む方法を整理します。
マップの横軸ごとに、測る指標を1つずつ決めます。1つのフェーズに指標を3つも4つも置くと、どれを見て判断するのかが曖昧になります。
| フェーズ | 主な施策 | KPIの例 |
|---|---|---|
| 認知 | SNS広告・動画広告 | 指名検索数 |
| 情報収集 | SEO記事・比較コンテンツ | 対象記事からの回遊率 |
| 比較検討 | リスティング広告・LP | LPのCV率 |
| 購入・申込 | フォーム改善・決済手段の追加 | フォーム完了率 |
| 利用・継続 | メール・LINE配信 | 2回目購入率・継続率 |
指標の決め方や分析の手順は「リスティング広告の分析方法と指標設計」も参考になります。
情報収集フェーズのユーザーは、まだ問い合わせる段階にありません。
この段階は、第3章で集めた検索語句に答えるSEO記事で受けるのが基本です。記事の作り方は「SEO記事の書き方完全ガイド」にまとめています。
比較検討フェーズに入ったユーザーは、「〇〇 料金」「〇〇 比較」のような具体的な語句で検索します。このフェーズにはリスティング広告とLPを当て、マップの感情欄に書いた不安にLPの見出しで先回りして答えます。
LPの見出しの組み立ては「LP構成の作り方完全ガイド」が参考になります。
購入後の利用・継続フェーズは、メールやLINEなどのCRM施策で受けます。第5章の定期購入の例のように、配信のタイミングをマップの感情の変化に合わせると、同じ文面でもユーザーの反応が変わります。購入後の体験を設計する工程は、売上の継続に直結します。
株式会社Grillが2025年7月〜12月に支援した単品通販の企業(N=6社)では、購入後フェーズのマップを作成しました。配信タイミングを「使用3日目」「発送5日前」に変えた結果、2回目の継続率が平均58%から66%に改善しました。LINEを使った配信体制の作り方は「LINE公式アカウントの運用代行」でも紹介しています。

マップを1人で作ると、その人の見えている範囲だけの図になります。この章では、関係部署を集めて半日で1枚目を仕上げるワークショップの進め方を紹介します。
参加者は4〜6人が適切です。多すぎると発言しない人が出て、少なすぎると見えないタッチポイントが残ります。部署ごとに見えている顧客の姿が違うことを前提に、人選をします。
最低限、マーケティング担当、営業担当、カスタマーサポート担当を1人ずつ入れます。広告やSEOの数字はマーケティング担当が、商談での迷いは営業担当が、購入後の不満はサポート担当が持っているからです。決裁者は最後の30分だけ参加してもらうと、施策の優先順位をその場で決められます。
半日(4時間)のワークショップは、次の時間配分で進めます。
データの読み合わせを省くと、2の時間が想像の出し合いになります。データは開催の1週間前までに主催者がまとめ、参加者に配っておきます。
株式会社Grillが同席したワークショップで、データを用意せずに始めたところ、営業担当とマーケティング担当の認識が食い違い、感情の欄の議論だけで2時間が過ぎた例がありました。翌週、問い合わせフォームの記入内容を20件読んでから再開すると、同じ論点が30分で片付きました。
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カスタマージャーニーマップは、特別なツールがなくても作成できます。この章では、目的と体制に合わせたツールとテンプレートの選び方を整理します。
最初の1枚は、ExcelやGoogleスプレッドシートで作るのが手軽です。縦軸に7行、横軸に5〜7列の表を作るだけで、テンプレートとして使えます。
表計算ソフトは、根拠のデータへのリンクを各セルに貼れる点でも便利です。見た目を整えるのは、中身が固まってからで間に合います。マーケティングの会議で使う資料なら、表のままでも十分に伝わります。
ワークショップをオンラインで行う場合は、MiroやFigJamなどのオンラインホワイトボードツールが向いています。いずれもカスタマージャーニーマップのテンプレートが用意されており、付箋を貼る感覚で複数人が同時に書き込めます。
完成版を社外や経営層に見せる場合は、CanvaやLucidchartで清書する方法もあります。ただし、清書に時間をかけるほど、後から書き換えにくくなる点には注意が必要です。ツール選びより、中身を更新し続けられるかを優先してください。
ChatGPTやClaudeなどの生成AIにペルソナと商品情報を渡すと、数分でマップの下書きを作れます。たたき台として、フェーズの区切り方や、見落としているタッチポイントの確認に使うと便利です。
ただし、生成AIが書く行動と感情は、一般論から作られたもっともらしい推測で、自社のユーザーの記録ではありません。事実の欄は第3章のデータで書き直し、AIの出力をそのまま完成版にしないでください。
生成AIのマーケティング活用は「ChatGPTをSEO対策に効率的に活用する方法」でも解説しています。

手順どおりに進めても、作成の途中で陥りやすい落とし穴があります。ここでは、支援の現場でよく見かける6つの失敗と、その防ぎ方をまとめます。
① 理想の顧客を描いてしまう
「こう動いてほしい」という願望がペルソナに混ざると、マップは現実の顧客の体験と離れます。ペルソナは、実際に購入したユーザーの記録から作ります。
② 全フェーズを同じ密度で埋める
すべての欄を埋めることに時間を使い、肝心の離脱地点が薄くなる失敗です。第4章のとおり、目的の数字が落ちる地点から書きます。
③ 企業の用語で行動を書く
「ナーチャリングメールを開封」のような社内の言葉で書くと、顧客の実感から離れます。行動の欄は「届いたメールを通勤中にスマホで読む」のように、ユーザー本人の目線で書きます。
④ 施策の行が空のまま完成扱いにする
課題を出したところで満足し、誰が何をいつまでにやるかが決まらない失敗です。STEP7の担当者と期限は必ず埋めます。
⑤ 施策の効果を測る数字を決めない
第6章のKPIを置かないと、施策が効いたのかどうかを判断できません。マップの下段に、フェーズごとの指標と現在の数値を書いておきます。
⑥ 作った日のまま更新しない
広告の配信先や商品の価格が変われば、顧客の購買プロセスも変わります。次の章で紹介するルールで、見直しの時期を先に決めておきます。
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マップは作成した時点の顧客の姿を写したものにすぎません。この章では、マップを現場で使い続けるための見直しのルールを紹介します。
全体を作り直す必要はありません。マーケティングの予算計画と同じ周期で見直すと、施策の入れ替えと連動させやすくなります。四半期に1回、第6章で置いたKPIを見比べ、数字が大きく動いたフェーズだけを描き直します。
あわせて、新しい検索語句や問い合わせ内容を確認し、感情の欄の言葉が古くなっていないかを見ます。半年前と同じ不安が並んでいれば、施策がユーザーに届いていないサインです。
マップの更新担当を1人決めます。担当がいないマップは、誰のものでもない資料になり、やがて開かれなくなります。
施策を実行したら、その結果をマップの施策の行に書き戻します。
「LPに総額を追記→フォーム完了率が3.1%から4.0%」のように記録が積み重なると、マップが改善の履歴書になります。LPの検証方法は「LPOでの効果的なABテストのやり方とは?」で解説しています。

最後に、作成を始める前に担当者からよく受ける質問にお答えします。
売上への影響が大きいペルソナから1枚ずつ作ります。最初から3枚を並行すると、どれも浅くなります。1枚目で施策と数字の流れが回り始めてから、2枚目に進むのが現実的です。
担当者をペルソナの主人公にし、社内稟議のフェーズを独立させます。
そのフェーズの行動の欄に「部長へ費用を説明する」「情報システム部に確認する」のような社内のやり取りを書くと、決裁者向けに必要な資料が見えてきます。BtoBの導線設計は「BtoBに特化したLP制作の完全ガイド」も参考になります。
データの準備に1〜2週間、ワークショップに半日が目安です。株式会社Grillが2025年度に作成を支援した案件(N=17件)では、準備開始から施策の決定までの期間は中央値で12営業日でした。
あります。1人で作る場合は、直近の問い合わせや購入した顧客の記録を5件読むことから始めます。全フェーズを作り込まず、離脱地点の前後3列だけの小さなマップでも、次に直す1か所は十分に決められます。
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マップ作りでつまずく会社の多くは、白紙の表を前に「認知」の欄から書き始めています。順番を逆にするだけで、作業はずっと軽くなります。
明日の最初の1時間で、直近の問い合わせか購入の記録を3件選んでください。それぞれについて、申し込みの直前に何を見て、何に迷い、何が決め手になったのかを、記録や担当者の記憶からたどります。
3件を後ろから読み返すと、多くの場合、同じ場所で同じ迷いが出てきます。ユーザーごとに事情は違っても、購買プロセスのつまずく地点は重なるからです。そこが、あなたの会社のマップで最初に厚く書くべき地点です。目的の数字とその地点が決まれば、残りの欄は第3章のデータで順に埋まっていきます。
マップが完成しても、「LPを直すのか、広告の訴求を変えるのか、記事を足すのか」で手が止まる企業は多くあります。株式会社Grillは、マップに書かれた課題を、広告・SEO・LP・CRMのどのマーケティング施策で受けるかの切り分けから担当します。
検索語句やGA4の経路データを使い、空欄になっている行動や感情の欄を実データで埋めるところからご一緒することも可能です。
施策を実行した後は、第6章のようにフェーズごとの指標を置き、短い周期で検証と修正を繰り返します。AIを使った集計とレポート作成で分析の手間を減らしているため、数字を見て次の手を打つまでの間隔が短いことが特長です。
広告運用は最低出稿10万円〜・手数料10%〜と、業界で一般的な20%の半額水準から始められ、SEO支援は月額数万円〜でご相談いただけます。
御社のマップのうち、いちばん数字が落ちている1列をお見せください。その列をどの施策で埋めるかを、具体的な指標と期限の形でご提案します。
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