YouTube広告の種類全6つを徹底比較!費用相場・課金方式と選び方・出稿手順まで解説

YouTube広告の種類全6つを徹底比較!費用相場・課金方式と選び方・出稿手順まで解説

YouTube広告には6つのフォーマットが用意されています。しかし、株式会社Grillが支援したクライアント(2025年度、N=48社)の初回ヒアリング時点で、6種類すべての特徴を正確に把握していた担当者はわずか2割程度でした。多くの企業がスキップ可能なインストリーム広告だけに予算を集中させ、他のフォーマットを活用できていない状況です。

実際には、バンパー広告で認知を広げつつインフィード広告で比較検討を促す、といったフォーマットの組み合わせ戦略が費用対効果を大きく左右します。Googleが2024年以降に導入したキャンペーンタイプ(VRC・VVC・VAC)の刷新も、フォーマット選定の考え方を変えつつあります。

以下では、YouTube広告の種類を費用相場・課金方式・活用シーン別に整理し、自社に最適なフォーマットの選び方から出稿手順・運用改善のポイントまでをまとめました。

目次

第1章 そもそもYouTube広告とは?配信面の特徴とマーケティングにおける位置づけ

YouTube広告の全体像を把握することが、フォーマット選定の第一歩です。この章では、Google広告との関係性・配信面の種類・他動画プラットフォームとの比較を整理します。

1-1. YouTube広告の仕組みとGoogle広告の関係

1-1. YouTube広告の仕組みとGoogle広告の関係

YouTube広告は、Google広告の管理画面から出稿する動画広告の総称です。Google広告アカウントを開設し、動画キャンペーンを作成することで配信が始まります。

Google広告のオークションシステムがベースになっているため、ターゲティング設定や入札戦略もGoogle広告と共通です。検索広告やディスプレイ広告と同一アカウント内で管理でき、YouTube専用のアカウントを別途用意する必要はありません

1-2. YouTube広告が表示される5つの配信面

YouTube広告は、以下の5つの配信面に表示されます。

配信面表示タイミング対応フォーマット
動画再生ページ(再生前・再生中・再生後)ユーザーが動画を再生した際インストリーム・バンパー
ホームフィードYouTubeトップページ閲覧時インフィード・マストヘッド
検索結果ページYouTube内でキーワード検索した際インフィード
ショートフィードYouTubeショート動画の間ショート広告
Google動画パートナー(GVP)YouTube外の提携サイト・アプリインストリーム・バンパー

【専門家の視点】配信面によってユーザーの視聴態度が大きく異なります。動画再生ページでは「ながら見」が多い一方、検索結果ページでは能動的に情報を探しているため、クリエイティブの訴求軸を配信面ごとに変えるのが効果的です。

1-3. TikTok広告・Instagram Reels広告との違い

YouTube広告は長尺動画にも対応できる点が最大の差別化ポイントです。TikTok広告やInstagram Reels広告は15〜60秒の短尺動画が中心ですが、YouTubeのインストリーム広告は数分〜数十分の動画も配信可能です。

また、YouTubeはGoogleのデータを活用したターゲティング精度の高さが強みです。検索キーワードや閲覧履歴に基づく「カスタムオーディエンス」は、興味関心ベースのターゲティングしかできないSNS広告との差別化要素になります。なお、TikTok広告の出稿方法について詳しく知りたい方は、「TikTok広告の出し方ガイド」もあわせてご確認ください。

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第2章 YouTube広告の種類一覧|6つのフォーマットを費用・用途別に比較

ここからは、YouTube広告の主力となる6つのフォーマットを個別に解説します。まずは比較一覧表で全体像を把握してください。

2-1. YouTube広告6種類の比較一覧表

2-1. YouTube広告6種類の比較一覧表
フォーマット尺の目安課金方式費用相場主な活用目的
スキップ可能インストリーム15秒〜3分CPV3〜20円/回認知〜検討
スキップ不可インストリーム15〜30秒CPM400〜800円/千回認知拡大
インフィード制限なしCPC3〜20円/クリック検討促進
バンパー6秒以内CPM300〜600円/千回認知拡大
マストヘッド〜30秒固定単価/CPM数百万円/日〜大規模認知
YouTubeショート〜60秒CPV/CPM2〜15円/回認知〜獲得

2-2. スキップ可能インストリーム広告|最も出稿数が多い基本フォーマット

YouTube広告で最も利用されているフォーマットであり、初めての出稿で選ばれやすい形式です。動画再生前・再生中・再生後に表示され、5秒が経過するとスキップボタンが出現します。関心を持った視聴者だけが広告を見続ける仕組みです。

広告主にとっての最大のメリットは、視聴者が30秒以上視聴するか広告内のリンクをクリックした場合にのみ課金される点です。関心のないユーザーはスキップするため、費用の無駄が抑えられます。

【実践例】株式会社Grillが支援したEC業種のアカウント(2025年4月〜9月、N=12件)での事例です。冒頭5秒に商品ベネフィットを集約したクリエイティブへ変更した結果、視聴完了率が平均1.4倍に向上しました。スキップされやすいフォーマットだからこそ、冒頭の構成が成果を左右します。

2-3. スキップ不可インストリーム広告|確実にメッセージを届ける15〜30秒枠

メッセージ全体を確実に届けたい場合に選ぶフォーマットです。スキップボタンが表示されず、15秒または30秒の動画を最後まで視聴させられます。ブランド認知や新商品ローンチに適しています。

課金はCPM(インプレッション単価)方式で、1,000回表示あたり400〜800円が相場です。スキップできない分、ユーザーのストレスにならないようクリエイティブの質が求められます。

2-4. インフィード広告|能動的な視聴者にリーチする検索連動型

比較検討段階のユーザーへのアプローチに強いフォーマットです。YouTubeの検索結果やホームフィード、関連動画欄にサムネイルとテキストで表示されます。ユーザーが自らクリックして視聴するため、興味・関心の高い層に絞ってリーチできます。

CPC課金のため、クリックされなければ費用は発生しません。商品レビュー動画やハウツーコンテンツなど、情報提供型の動画と相性が良いフォーマットです。

2-5. バンパー広告|6秒で印象を残すブランディング特化型

2-5. バンパー広告|6秒で印象を残すブランディング特化型

認知の定着を最短で実現したいときに選ぶフォーマットです。6秒以内のスキップ不可動画で、CPM課金方式、1,000回あたり300〜600円が相場です。

短尺ゆえに伝えられる情報量は限られますが、インストリーム広告と組み合わせてリーチ頻度を高める使い方が定番です。バンパー広告で商品名やキャッチコピーを繰り返し配信し、記憶への定着を狙います。バンパー広告の制作では「1メッセージ・1ビジュアル」に絞り込む割り切りが重要です。

なお、バンパー広告はマストヘッド広告と組み合わせることで、大規模認知キャンペーンの補完枠としても機能します。

2-6. マストヘッド広告|YouTubeトップページを1日独占する大型枠

大規模な認知獲得を短期間で実現する予約型の広告枠です。YouTubeのホーム画面最上部に表示され、1日で数千万インプレッションを獲得できます。

1日数百万〜数千万円の費用がかかるため、中小企業が日常的に使うフォーマットではありません。新作映画の公開日やゲームの大型アップデートなど、短期集中のプロモーションで活用されます。

2-7. YouTubeショート広告|縦型動画でZ世代・ミレニアル層にリーチ

若年層への到達効率が特に高い縦型の広告フォーマットです。YouTubeショートの動画と動画の間に配信されます。2026年現在、ショートの月間視聴回数は全世界で700億回を超えています

課金方式はCPVまたはCPMで、1再生あたり2〜15円が目安です。TikTokやInstagram Reelsと同じ縦型のクリエイティブを流用できるため、他媒体と並行した運用がしやすい点も特徴です。

【専門家コメント】株式会社Grillの運用経験上、ショート広告はインフィード広告と組み合わせることでファネル全体をカバーしやすくなります。ショートで認知を取り、インフィードで詳細情報に誘導する流れが効率的です。

第3章 YouTube広告のキャンペーンタイプの種類|VRC・VVC・VACの違いと選び方

YouTube広告のフォーマット選定と同様に重要なのが、キャンペーンタイプの理解です。Google広告は2024年以降、動画キャンペーンをVRC・VVC・VACの3タイプに再編しました。YouTube広告のより詳しい出し方に関しては「YouTube広告の出し方完全ガイド!」を併せてご覧ください。

3-1. VRC(動画リーチキャンペーン)|低単価で最大リーチを狙う

3-1. VRC(動画リーチキャンペーン)|低単価で最大リーチを狙う

VRCは認知拡大に特化したキャンペーンタイプです。バンパー広告・スキップ可能インストリーム広告・スキップ不可インストリーム広告をGoogleのAIが自動で組み合わせ、最小費用で最大リーチを実現します。

「動画をできるだけ多くの人に見せたい」という目的に最適で、ブランド認知やキャンペーン告知に向いています。なお、大規模ローンチではマストヘッド広告をVRCのバンパー枠と併用し、短期集中で市場インパクトを最大化する手法も有効です。

3-2. VVC(動画視聴キャンペーン)|視聴完了率を最大化する

VVCは動画の視聴完了を最適化するキャンペーンタイプです。スキップ可能インストリーム広告とインフィード広告が主な配信先となり、関心度の高いユーザーに優先的に表示されます。

商品理解やブランドストーリーの浸透を図りたいケースに適しています。CPV課金が基本で、視聴されなければ費用が発生しません

3-3. VAC(動画アクションキャンペーン)|コンバージョン獲得に直結

VACはWebサイトへの誘導・購入・リード獲得など、具体的なアクションを最大化するキャンペーンタイプです。インストリーム広告に加え、インフィード広告やショート広告にも配信が拡張されます。

CPA(獲得単価)ベースの自動入札が使えるため、EC・リード獲得系の広告主に適しています。

3-4. キャンペーンタイプとフォーマットの組み合わせ早見表

キャンペーンタイプ主な目的使用フォーマット推奨月額予算
VRC認知拡大バンパー・インストリーム30万円〜
VVC視聴促進インストリーム・インフィード50万円〜
VACCV獲得インストリーム・インフィード・ショート50万円〜

【具体データ】株式会社Grillが支援したBtoB SaaS企業(2025年度、N=5社)の事例です。VRCとVACを段階的に切り替える運用により、認知からリード獲得までのCPAを平均22%改善できました。

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第4章 YouTube広告の課金方式の種類と費用相場|フォーマット別の単価目安

YouTube広告の予算計画を立てるには、課金方式ごとの仕組みと費用相場を正確に把握する必要があります。また、YouTube広告の費用相場については「YouTube広告の費用相場はいくら?」でより詳しく解説しています。

4-1. CPV・CPM・CPCの3つの課金方式

  • CPV(Cost Per View):視聴1回あたりの課金。30秒以上の視聴またはクリックが課金条件です
  • CPM(Cost Per Mille):1,000回表示あたりの課金。表示されるだけで費用が発生します
  • CPC(Cost Per Click):クリック1回あたりの課金。インフィード広告で採用されています

4-2. フォーマット別の費用相場一覧(2026年時点)

4-2. フォーマット別の費用相場一覧(2026年時点)
フォーマット課金方式単価相場月額目安(中小企業)
スキップ可能インストリームCPV3〜20円20〜50万円
スキップ不可インストリームCPM400〜800円30〜80万円
インフィードCPC3〜20円10〜30万円
バンパーCPM300〜600円20〜50万円
マストヘッド固定/CPM数百万円〜/日
ショートCPV/CPM2〜15円15〜40万円

なお、YouTube広告の費用相場についてさらに詳しく知りたい方は、「Meta広告の費用相場」でSNS広告全般のコスト比較も解説していますので併せてご覧ください。

4-3. 初めてのYouTube広告に必要な月額予算の目安

YouTube広告を初めて出稿する場合、月額20〜50万円の予算でスキップ可能インストリーム広告から始めるのが一般的です。十分なデータが蓄積された段階でバンパー広告やショート広告を追加し、フォーマットを拡張していく流れが費用対効果を高めやすい方法です。

【注意】月額10万円未満の予算では、Google広告のAI最適化に必要なデータ量が不足し、配信効率が安定しないケースがあります。株式会社Grillの運用実績では、最低でも月額20万円以上の予算確保を推奨しています。

第5章 目的別に見るYouTube広告の種類の選び方|認知・検討・獲得フェーズの最適解

YouTube広告のフォーマット選定で最も重要なのは、「何のために配信するか」を明確にすることです。マーケティングファネルの3段階ごとに最適な組み合わせを解説します。

5-1. 認知拡大フェーズ|バンパー+インストリームでリーチ最大化

5-1. 認知拡大フェーズ|バンパー+インストリームでリーチ最大化

まだ商品やサービスを知らないユーザーへのアプローチには、VRCキャンペーンを軸にしたバンパー広告とスキップ可能インストリーム広告の組み合わせが有効です。バンパーで短尺メッセージを頻繁に配信し、インストリームで詳しい情報を伝えます。

5-2. 検討促進フェーズ|インフィード+ショートで理解を深める

商品に興味を持ち始めたユーザーには、VVCキャンペーンでインフィード広告とショート広告を配信します。インフィード広告は検索結果に表示されるため、能動的に情報を探しているユーザーにリーチできます。

5-3. 獲得・CVフェーズ|VACキャンペーンでアクションを促す

購入やリード獲得を目的とする場合は、VACキャンペーンを選択します。インストリーム広告にCTAボタンを付けて直接的なアクションを促し、ショート広告で低費用のCV獲得も並行して狙います。

【実体験・データ】株式会社Grillが支援した美容EC企業(2025年6月〜11月)の事例です。認知フェーズでVRC(バンパー中心)→検討フェーズでVVC(インフィード中心)→獲得フェーズでVACと段階的にフォーマットを切り替えました。その結果、全期間のROASが1.6倍に改善しています。

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第6章 YouTube広告のメリット5つとデメリット3つ|他の広告媒体との違い

YouTube広告を導入するかどうかの判断には、メリットだけでなくデメリットも正確に把握する必要があります。

6-1. YouTube広告のメリット5つ

  1. 圧倒的なリーチ規模YouTubeの国内月間利用者数は7,120万人(2026年時点)。テレビCMに匹敵するリーチ力を持ちます
  2. 精密なターゲティング:Googleの検索履歴・閲覧データを活用し、興味関心・購買意欲の高い層にピンポイントで配信できます
  3. 柔軟な予算設定:月額数万円から始められ、スキップ可能インストリームなら視聴されなければ費用がかかりません
  4. 多様なフォーマット対応:6秒のバンパーから数分の長尺動画まで、目的に合ったフォーマットを選べます
  5. 詳細な効果測定:視聴回数・視聴率・クリック率・コンバージョン数をGoogle広告の管理画面でリアルタイムに確認できます

6-2. YouTube広告のデメリット3つ

  1. 動画クリエイティブの制作費用:テキスト広告と異なり、動画素材の制作が必要です。特にバンパー広告用の6秒尺とインストリーム用の長尺を別々に用意する場合、制作本数が増え外注費用もかさみます
  2. 最適化に一定の学習期間が必要:Google広告のAIが十分な学習データを蓄積するまで2〜4週間ほどかかるため、即日での成果改善は難しい場合があります
  3. スキップされるリスク:スキップ可能フォーマットでは、冒頭で興味を引けなければ大半の視聴者に離脱されます

6-3. 他媒体との費用対効果比較

媒体リーチ規模ターゲティング精度動画活用最低月額目安
YouTube広告20万円〜
TikTok広告15万円〜
Instagram広告10万円〜
リスティング広告△(検索時のみ)×10万円〜
テレビCM数百万円〜

TikTok広告の費用感についてさらに詳しく知りたい方は、「TikTok広告の費用相場」の記事で詳しく解説しています。

第7章 YouTube広告の効果を高めるための4つの実践ポイント

フォーマット選定と並んで重要なのが、運用フェーズでの改善施策です。YouTube広告の効果を着実に向上させるための実践ポイントを4つ紹介します。

7-1. 冒頭5秒で視聴者の離脱を防ぐクリエイティブ設計

7-1. 冒頭5秒で視聴者の離脱を防ぐクリエイティブ設計

スキップ可能インストリーム広告では、最初の5秒が勝負です。商品ベネフィットや問題提起を冒頭に集約し、「この先も見たい」と思わせる構成にします。

【操作のコツ】冒頭にテキストテロップ+音声で二重にメッセージを伝えると、音声オフで視聴しているユーザーにも訴求できます。株式会社Grillの運用データでは、テロップ付き動画はテロップなしと比較して視聴完了率が平均1.3倍高い傾向があります。

7-2. ターゲティングは「広く始めて狭く絞る」が原則

YouTube広告のターゲティングは、最初から細かく絞りすぎると配信量が確保できず、AIの学習が進みません。まずはデモグラフィック+興味関心の組み合わせで広めに配信し、データが蓄積された段階でカスタムオーディエンスに切り替えます。

7-3. ABテストは「1要素ずつ」変えて効果を検証する

YouTube広告のABテストでは、クリエイティブ・ターゲティング・入札戦略のうち、一度に1要素だけを変更するのが鉄則です。複数要素を同時に変更すると、どの要素が成果に影響したのか判別できません。

たとえばバンパー広告の訴求メッセージを検証するなら、ターゲティングと入札額は固定したままクリエイティブだけを差し替えます。

7-4. LP(ランディングページ)と動画広告のメッセージを一致させる

YouTube広告をクリックしたユーザーが遷移するLPで、動画と異なるメッセージを見ると離脱率が高まります。動画内のキャッチコピー・ビジュアル・訴求ポイントをLPにも反映し、一貫した体験を設計します。

LP制作に課題がある場合は、「LP制作会社おすすめ15社」の記事もあわせてご参照ください。

【チェックポイント】動画広告のCTAボタンに表示するテキスト(「詳しく見る」「今すぐ購入」等)と、LP側の見出し・ファーストビューのメッセージが対応しているかを配信前に確認してください。

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第8章 YouTube広告の具体的な出稿手順|Google広告の設定から配信開始まで5ステップ

YouTube広告の種類と選び方がわかったところで、実際の出稿手順を5ステップで解説します。

8-1. STEP1:Google広告アカウントとYouTubeチャンネルの準備

YouTube広告を出稿するには、Google広告アカウントとYouTubeチャンネルの2つが必要です。YouTubeチャンネルに動画をアップロードし、Google広告アカウントとリンクさせます。

8-2. STEP2:キャンペーンの作成と目的の設定

8-2. STEP2:キャンペーンの作成と目的の設定

Google広告管理画面で「新しいキャンペーン」を作成し、キャンペーンタイプで「動画」を選択します。目的に応じてVRC・VVC・VACのいずれかを選び、予算と配信期間を設定します。認知目的のVRCを選んだ場合、バンパー広告とインストリーム広告が自動で組み合わされます。

8-3. STEP3:ターゲティングの設定

地域・年齢・性別などのデモグラフィック、興味関心カテゴリ、カスタムオーディエンスなどのターゲティングを設定します。前述の通り、初期は広めのターゲティングで開始するのが推奨です。

8-4. STEP4:動画クリエイティブの入稿と広告グループの設定

YouTubeにアップロード済みの動画URLを入力し、広告のフォーマット(スキップ可能インストリーム・バンパー等)を選択します。見出し・説明文・CTAボタンのテキストも設定します。

8-5. STEP5:審査通過後の配信開始と初期最適化

Google広告の審査(通常1営業日以内)を通過すると配信が開始されます。配信開始から2〜4週間は学習期間として大きな設定変更を避け、データが安定してからABテストやターゲティングの調整に入ります。

第9章 YouTube広告は自社運用か外注か?判断基準とおすすめ代理店5選

YouTube広告の種類と出稿手順を把握したうえで、「自社で運用するか、代理店に外注するか」の判断が必要になります。この章では比較基準とおすすめの代理店を紹介します。

9-1. 自社運用と代理店外注の比較表

項目自社運用代理店外注
費用広告費のみ広告費+手数料(広告費の15〜20%)
動画制作自社で内製が必要制作込みの場合あり
専門知識社内に人材が必要代理店の知見を活用できる
スピード即時対応可能依頼〜反映にタイムラグあり
向いている企業月額50万円以下・社内に運用担当がいる月額50万円以上・動画制作も依頼したい

9-2. YouTube広告の運用におすすめの代理店5選

代理店名特徴こんな企業に向いている
株式会社Grill動画クリエイティブ×広告運用×LP改善の一気通貫支援制作から運用改善まで一括で任せたい企業
サイバーエージェント大規模予算のYouTube広告運用実績月額数百万円以上の大型案件
セプテーニデジタル広告全般の統合運用複数媒体を横断的に運用したい企業
デジタルアスリート中小企業の動画広告運用に特化月額30〜100万円規模の企業
グラッドキューブGoogle広告の運用代行に強みリスティング広告との一括運用

株式会社Grillは、動画クリエイティブの企画・制作からYouTube広告の運用代行、さらにLP改善までを一貫して支援するマーケティング支援会社です。EC・美容クリニック・SaaS・人材業界など幅広い業種に対応し、スタートアップの月額数十万円規模から大企業の数千万円規模まで柔軟にチーム体制を構築します。

薬機法・景表法に準拠したクリエイティブ制作にも対応しており、バンパー広告から長尺インストリーム広告まで複数フォーマットの同時制作・テストが可能です。「動画を作って終わり」ではなく、配信データに基づくクリエイティブ改善を継続的に実施する点がGrillの強みです。

会社名株式会社Grill
所在地東京都渋谷区東3丁目22−14 グランファースト恵比寿 5階
公式サイトhttps://grill.co.jp/

なお、広告運用代行会社の選び方をさらに詳しく知りたい方は、「TikTok広告運用代行会社おすすめ10選」もあわせてご確認ください。

9-3. YouTube広告の種類選びでよくある疑問

Q. 予算が少ない場合、どのフォーマットから始めるべきですか?

月額20〜30万円程度であれば、スキップ可能インストリーム広告の単独配信から始めるのが安全です。データが蓄積されてからバンパーやショートを追加しましょう。

Q. 動画素材がない場合でもYouTube広告は出稿できますか?

Google広告の「動画作成ツール」を使えば、静止画やテキストから簡易的な動画を生成できます。ただし本格的なクリエイティブと比較すると成果に差が出やすいため、可能であれば動画制作を検討してください。

Q. YouTubeショート広告とTikTok広告はどちらが効果的ですか?

ターゲット層によります。30代以上のビジネスパーソン向けならYouTubeショート、10〜20代の若年層向けならTikTokがリーチ効率で有利な傾向です。両方でABテストを実施し、CPAで比較するのが確実です。

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第10章 YouTube広告は種類選びが成果を分ける|最初の一手と改善の進め方

6つのフォーマットと3つのキャンペーンタイプを理解しても、実際の運用で成果を出すには「組み合わせ方」と「切り替えのタイミング」が鍵を握ります。たとえばマストヘッド広告で一気に認知を獲得した直後にバンパー広告でリマインドを重ねる手法は、大型ローンチで高い効果を発揮します。

自社の目的と予算に合ったフォーマットを選び、配信データをもとに改善サイクルを回すことが、YouTube広告の費用対効果を最大化する唯一の方法です。

YouTube広告の種類6つを費用相場・課金方式・活用シーンの3軸で比較し、キャンペーンタイプ(VRC・VVC・VAC)の使い分け、出稿手順、運用改善のポイントまでを整理しました。フォーマットごとの特性を正しく理解したうえで、ファネルの段階に応じた配信設計を行うことが成果への近道です。

YouTube広告のフォーマット選定から運用改善まで|株式会社Grillの動画広告支援

YouTube広告の成果は、フォーマット選定・クリエイティブ制作・配信設計の3段階それぞれで最適な判断ができるかどうかに左右されます。「どのフォーマットを使うか」を決めた後も、動画の構成や尺、ターゲティング設定、入札戦略の調整が続きます

この一連のプロセスを社内だけで回し切るのは、特に初めてYouTube広告に取り組む企業にとって大きな負荷です。

株式会社Grillは、フォーマットの選定診断から動画クリエイティブの企画・制作、配信設定、そして配信後のデータ分析と改善提案までを対応しています。バンパー6秒から長尺インストリームまで、複数フォーマットのクリエイティブを同時に制作・テストできるチーム体制を持ち、御社の商材特性と予算規模に合わせた最適なフォーマットの組み合わせを設計します。

フォーマット選定の段階からご相談いただけます。

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この記事を書いた人
2014年オイシックス株式会社にて海外事業の中核を担ったのち、香港および中国現地法人の社長に就任。アジア市場における事業の飛躍的な拡大を牽引。2017年には株式会社Emooveを代表取締役CEOとして創業。ゼロからの事業立ち上げて急成長を実現し、事業売却(EXIT)を成功へと導く。現在は、株式会社Grillの取締役COOとして参画。これまでの経営手腕と最前線で培った知見を融合させ、様々な業界に向けて事業成長に直結するWEBマーケティング支援を強力に推進している。