広告費は増え続けているのに、ランディングページのCVRは0.8%のまま——。CPAだけが膨らんでいくこの状況が続いているチームほど、「LPO無料ツールを入れてデータで判断する」に踏み切れていないケースが多いのが現実です。
2026年現在、LPO無料ツールの選択肢は急速に広がっています。月間3,000PVまで全機能が使えるツールや、PV数無制限でヒートマップとセッション録画を提供するノーコードツールまで登場しています。初期投資ゼロでランディングページの改善を始めることが現実的になり、CVR改善の心理的ハードルが大きく下がりました。
本記事では、LPO無料ツールを機能・無料プランの上限・目的別に徹底比較します。「どのツールから始めれば良いか」「無料でどこまでできるか」を整理し、自社のLPに合った1本を選ぶための判断基準と、A/Bテスト・パーソナライズ・EFOまで活用するための実務ノウハウも解説します。
GRILLは支援実績500社以上のマーケティング会社です。LP専門家がCVRを上げる改善策をその場でご提案します。
初回相談は完全無料!まずはお気軽にご相談ください。

LPO無料ツールを選ぶ前に、まず全体像を把握しましょう。ヒートマップ・A/Bテスト・セッション録画・パーソナライズなど、目的ごとに強みの異なるツールを一覧にまとめました。各ツールの詳細は後述のプロフィール紹介を参照してください。
| ツール名 | 主な機能 | 無料プランのPV上限 | ABテスト | 日本語UI |
|---|---|---|---|---|
| SiTest | ヒートマップ・ABテスト・EFO | 月3,000PV | ○ | ○ |
| Ptengine | ヒートマップ・ABテスト・接客 | 月5,000セッション | ○ | ○ |
| Mouseflow | セッション録画・ヒートマップ | 月500セッション | ✕ | △ |
| ミエルカヒートマップ | ヒートマップ特化 | 月10,000PV | ✕ | ○ |
| Microsoft Clarity | ヒートマップ・録画 | 制限なし | ✕ | ○ |
| Google Analytics 4 | アクセス解析・目標設定 | 制限なし | ✕ | ○ |
| Hotjar | ヒートマップ・録画・調査 | 月35セッション | ✕ | △ |
| dejam | AI改善提案 | 要確認 | △ | ○ |
| Juicer | ユーザー属性分析 | 要確認 | ✕ | △ |
| KARTE Blocks | ノーコードLP編集・接客 | 要確認 | ○ | ○ |
| CVX | ノーコードLP制作・分析 | 要確認 | ○ | ○ |
| AIアナリスト | AI改善提案・レポート | 要確認 | ✕ | ○ |
| User Insight | ヒートマップ・離脱分析 | 要確認 | ✕ | ○ |
| WebAntenna | 流入経路別LP分析 | 要確認 | ✕ | ○ |
| VWO(無料枠) | ABテスト特化 | 月1,000訪問者 | ○ | △ |

【LPO戦略設計・クリエイティブ改善・広告運用を一体で動かせる支援体制】
株式会社Grillは、ランディングページの改善と広告運用を一体で支援するデジタルマーケティング会社です。「ツールを導入したが社内で活用しきれない」「データは取れているが何から手をつければいいかわからない」という段階から、具体的な改善施策の実行まで伴走します。LPOにおける仮説立案・A/Bテストの設計・クリエイティブ制作・効果測定というPDCAサイクル全体を支援できる体制が最大の特徴です。
BtoC・BtoB問わず幅広い業種への支援実績を持ちます。EC・美容クリニック・不動産・SaaS・人材など業界を問わず、スタートアップの月額数十万円規模から大企業の大規模予算まで、チーム体制を柔軟に構築して対応可能です。広告費の最低出稿予算は30万円〜(手数料20%)。LP改善とMeta広告・リスティング広告の運用を連動させ、CVRとCPAの両方を継続的に改善するLPO無料ツール導入後の一気通貫支援を提供します。
LPOツール導入後の「データをどう活かすか」に課題を感じている御社は、ぜひ株式会社Grillへご相談ください。
\ LP改善・CVR向上の最適化実績が豊富 /
【無料】GrillにLP改善を無料相談>| 会社名 | 株式会社Grill |
| 所在地 | 東京都渋谷区東3丁目22−14 グランファースト恵比寿 5階 |
| 公式サイト | https://grill.co.jp/ |

【ヒートマップ・ABテスト・EFO・パーソナライズが1本に集約された国産LPOツール】
SiTestは、ヒートマップ・A/Bテスト・多変量テスト・セッション録画・EFO・パーソナライズまで、LPOに必要な機能を1プラットフォームに集約した国産ツールです。70万サイト以上への導入実績を持ち、日本語UIでサポートも充実しています。無料プランでは月間3,000PVまで制限はあるものの、有料プランと同じ全機能が利用可能という点が他ツールと大きく異なります。小規模LP・個人サイト・スタートアップの初期検証に最適です。
スクロールヒートマップ・クリックマップ・タップマップ・マウスムーブメントヒートマップを搭載し、ファーストビューから離脱ポイントまで多角的にユーザー行動を把握できます。AIレポート機能が改善の優先順位を提案するため、データ分析の工数を大幅に削減できる点も支持されています。
| 会社名 | 株式会社グラッドキューブ |
| 無料プラン上限 | 月間3,000PV / 1ドメイン |
| 公式サイト | https://sitest.jp/ |

【分析から改善実行まで一つの画面で完結するオールインワン型LPOツール】
Ptengineは、ヒートマップ・アクセス解析・A/Bテスト・Web接客・パーソナライズを統合したオールインワン型LPOプラットフォームです。ノーコードのビジュアルエディタでランディングページのコンテンツをリアルタイム編集でき、エンジニアリソースがなくても改善施策を素早く実行できます。無料プランは月5,000セッションまで利用可能で、ヒートマップ分析と基本的なアクセス解析が含まれます。
ユーザー行動のセグメント別分析が可能なため、「新規訪問者」と「リターン訪問者」でLPの表示コンテンツを変えるといったパーソナライズ施策も実装可能です。LP改善とWeb接客を一体で運用したい企業に向いています。
| 会社名 | Ptmind Inc. |
| 無料プラン上限 | 月5,000セッション |
| 公式サイト | https://www.ptengine.jp/ |

【実際のユーザー操作を動画で記録し、離脱ポイントの根拠を可視化】
Mouseflowは、実際のユーザー行動をセッション録画として記録し、どこで迷い・どこで離脱したかを動画で確認できるLPOツールです。ヒートマップ(クリック・スクロール・フォーム・エラー)とコンバージョンファネルを組み合わせることで、数値だけではわからない「なぜ離脱しているか」の仮説を具体的に立てられます。
無料プランは月500セッションと制限が厳しめですが、セッション録画・ヒートマップ・ファネル分析の基本機能を試すには十分です。初めてセッション録画ツールを導入する場合のPOC(概念検証)として活用できます。月額有料プランは$31〜で、ビジネス規模に応じて柔軟に選択可能です。
| 会社名 | Mouseflow Inc. |
| 無料プラン上限 | 月500セッション / 1プロジェクト |
| 公式サイト | https://mouseflow.com/ |

【日本語UIと手厚いサポートで、ヒートマップ初導入チームにも使いやすい】
ミエルカヒートマップは、Faber Companyが提供する国産のヒートマップツールです。クリック・スクロール・マウスムーブメントの計測に加え、離脱率が高いポイントをカラーマップで直感的に把握できます。日本語UIと充実したサポート体制が整っており、「ヒートマップツールを初めて導入する」というチームに向いています。
無料プランは月間10,000PVまで利用可能で、ヒートマップの基本機能を試せます。A/Bテスト機能は有料プランとなりますが、まずデータを見ることから始めたい企業には無料プランから入るのが現実的です。
| 会社名 | 株式会社Faber Company |
| 無料プラン上限 | 月間10,000PV |
| 公式サイト | https://mieru-ca.com/heatmap/ |

【Microsoftが提供するPV数制限なしの完全無料LPO計測ツール】
Microsoft Clarityは、Microsoftが無償提供するヒートマップ・セッション録画ツールです。最大の特徴はPV数・セッション数の上限がなく、永久無料で利用できる点です。クリックヒートマップ・スクロールマップ・セッション録画に加え、AI要約機能やAIチャット機能も搭載されており、録画コンテンツの内容をAIが自動で要約して改善のヒントを提示します。
GA4との連携も容易で、アクセス解析データとユーザー行動データを統合して分析できます。A/Bテスト機能は持たないため、テスト実行まで行いたい場合は別ツールとの併用が必要ですが、「まずユーザーの動きを知りたい」という段階には最適の1本です。
| 提供元 | Microsoft Corporation |
| 無料プラン上限 | 制限なし(完全無料) |
| 公式サイト | https://clarity.microsoft.com/ |

【LPの成果計測と流入経路分析に欠かせないGoogleの無料分析基盤】
Google Analytics 4(GA4)は、ランディングページへのアクセス解析・コンバージョン計測・流入経路分析の標準ツールです。LPO専用ツールではありませんが、CVRの計測・目標設定・広告媒体との連携など、LPOの効果測定インフラとして必須の存在です。Google広告・サーチコンソールとの統合により、どのキーワード・広告からの流入がCVにつながっているかを詳細に把握できます。
イベントベースの計測設計により、ファーストビューの閲覧率・CTAボタンのクリック率・フォームの送信完了率を個別のイベントとして計測可能です。ヒートマップやユーザー行動の録画機能はないため、Microsoft ClarityやSiTestなどと組み合わせて使うのが一般的です。
| 提供元 | Google LLC |
| 無料プラン上限 | 制限なし(完全無料) |
| 公式サイト | https://analytics.google.com/ |

【190か国以上・100万サイトで導入されている世界標準のユーザー行動計測ツール】
Hotjarは、ヒートマップ・セッション録画・アンケート・インタビュー機能を統合したユーザー行動計測プラットフォームです。世界190か国以上・100万サイト以上で導入されており、英語圏を中心に非常に知名度が高いツールです。無料プランは月35セッションの録画に制限されていますが、ヒートマップと基本的なフィードバック収集機能は使用できます。
アンケート機能(Surveys)により、LPを離脱したユーザーに対してポップアップで「なぜ離脱したか」を直接収集できる点が独自の強みです。定量的なユーザー行動データと定性的な声を組み合わせてLP改善の仮説を立てたい場合に効果を発揮します。
| 提供元 | Hotjar Ltd. |
| 無料プラン上限 | 月35セッション(録画)/ ヒートマップ無制限 |
| 公式サイト | https://www.hotjar.com/ |
\ LPOやCVR改善の支援実績が豊富 /
【無料】LPOの課題を無料相談>
【AI診断が改善ポイントを特定し、専門知識なしでLPO施策を始められる】
dejamは、LPのURLを入力し質問に答えるだけでAIが改善ポイントを提案する国産LPO支援ツールです。「どこをどう変えればCVRが上がるか」の判断に自信がない担当者でも、AIのガイドに従って改善施策を進めることができます。LPO初心者や少人数チームでの活用に向いており、専門家なしでも具体的なアクションに落とし込める点が特徴です。
コーディングが不要で、ノーコードでの施策実行が可能です。ヒートマップや高度なA/Bテスト機能は搭載されていないため、データをより詳細に見たい場合はGA4やMicrosoft Clarityと組み合わせての活用が効果的です。
| 会社名 | 株式会社LeanGo |
| 無料プラン | あり(詳細は公式サイト参照) |
| 公式サイト | https://leango.co.jp/dejam/ |

【広告媒体・流入経路別にLPの動きを比較できるセグメント分析ツール】
Juicerは、ユーザーの流入元(検索・SNS・広告など)ごとにLPへのアクセス状況を可視化する分析ツールです。「リスティング広告から来たユーザー」と「オーガニック検索から来たユーザー」でLP内の行動パターンにどのような違いがあるかを比較し、流入経路別の改善優先順位を判断できます。
GA4と組み合わせることで、流入別のCVR格差を把握し、どの流入元に向けたLP最適化を優先するかを意思決定する根拠として活用できます。
| 会社名 | 株式会社LOGLY |
| 無料プラン | あり(詳細は公式サイト参照) |
| 公式サイト | https://juicer.cc/ |

【コードを書かずにLPの表示内容を変え、訪問者ごとにパーソナライズできる】
KARTE Blocksは、プレイドが提供するノーコード型のWebパーソナライズツールです。専用タグを設置するだけで、LPの表示内容をユーザーの属性・行動・流入元に応じてリアルタイムに変更できます。エンジニアに依頼することなくマーケターがLP上のコンテンツ(テキスト・画像・CTAボタン)を直接編集できるため、施策の実行スピードが大幅に向上します。
A/Bテスト機能も搭載しており、複数のLP表示パターンを同時に検証することが可能です。パーソナライズとA/Bテストを組み合わせた高度なLPO施策を実現したい企業に適しています。
| 会社名 | 株式会社プレイド |
| 無料プラン | あり(詳細は公式サイト参照) |
| 公式サイト | https://blocks.karte.io/ |

【LPの制作から効果測定・ABテストまで一つのプラットフォームで完結】
CVXは、ランディングページの制作・A/Bテスト・コンバージョン計測を統合したオールインワン型LPOツールです。ドラッグ&ドロップのビジュアルエディタでLPを制作し、同一ツール内でABテストの設計・実行・効果測定まで完結できます。LP制作ツールと分析ツールを別々に用意する必要がなく、中小規模のマーケティングチームに向いています。
ヒートマップ機能も搭載されており、制作したLPのユーザー行動を計測してPDCAを回せます。LP制作のリソースが限られる中で、効率的にCVR改善を進めたい企業に適しています。
| 会社名 | 株式会社ポストスケイプ |
| 無料プラン | あり(詳細は公式サイト参照) |
| 公式サイト | https://lpo.conversion-x.jp/ |

【専門家不要・AIが改善ポイントを特定してレポートを自動作成】
AIアナリストは、GA4などのアクセス解析データをAIが自動で解析し、CVR改善のための提案を自動生成するツールです。「どのページの・どの指標を・どのように改善すべきか」を自然言語で提示するため、データ分析に慣れていない担当者でも具体的な施策に落とし込みやすいのが特徴です。
毎週自動でレポートが作成されるため、定例のGA4分析レポート作成工数を削減できます。「データはあるが活用できていない」という課題を持つ企業に向いています。
| 会社名 | 株式会社WACUL |
| 無料プラン | あり(詳細は公式サイト参照) |
| 公式サイト | https://wacul-ai.com/ |

【スクロールヒートマップと離脱分析で、LPの問題箇所を即座に特定】
User Insightは、株式会社ユーザーローカルが提供する国産のヒートマップ・アクセス解析ツールです。スクロールヒートマップ・クリックマップ・タップマップに加え、デバイス別(PC・スマートフォン・タブレット)にユーザー行動を比較できます。レスポンシブ対応のLPで「スマートフォンユーザーはどこで離脱しているか」を特定したい場合に強みを発揮します。
公式サイトに公開されている導入事例から、ランディングページのファーストビュー改善でCVRが10〜20%向上した事例が複数報告されています。
| 会社名 | 株式会社ユーザーローカル |
| 無料プラン | あり(詳細は公式サイト参照) |
| 公式サイト | https://ui.userlocal.jp/ |

【リスティング広告・SNS広告別にLPの反応を計測し、媒体最適化に役立てる】
WebAntennaは、広告媒体ごとにランディングページへの流入後のユーザー行動を分析できるツールです。「Google広告からの流入」と「Meta広告からの流入」でLPの閲覧パターン・フォーム到達率・CVRにどの程度差があるかを可視化し、媒体別のLP最適化施策の根拠を提供します。
複数の広告媒体を並行して運用している企業が「どの媒体向けのLPをどう変えるか」を意思決定する際に特に有効です。
| 会社名 | 株式会社ビービット |
| 無料プラン | あり(詳細は公式サイト参照) |
| 公式サイト | https://www.bebit.co.jp/webantenna/ |

【グローバル基準のA/Bテスト機能を月1,000訪問者まで無料で利用可能】
VWO(Visual Website Optimizer)は、グローバルで広く使われているA/Bテスト特化型のLPOツールです。無料プランは月1,000訪問者までという機能制限はあるものの、テスト設計の柔軟性が高く、ノーコードでテスト案を構築できる点が支持されています。多変量テストにも対応し、複数の変数を同時に検証する高度な検証も可能です。
英語UIが主体のため学習コストはやや高めですが、Googleオプティマイズの代替として最も機能的に近い選択肢です。グローバル展開するランディングページでA/Bテストを行いたい企業にも適しています。
| 提供元 | Wingify |
| 無料プラン上限 | 月1,000訪問者 |
| 公式サイト | https://vwo.com/ |

【デザインからLP公開・計測までを一つのツールで完結できる国産プラットフォーム】
Studioは、ノーコードでWebサイト・ランディングページを制作できる国産プラットフォームです。LPO専用ツールではないものの、無料プランでも基本的な分析機能が利用でき、デザインから公開、簡易な計測までを1ツールで完結できます。デザイン性の高いLPを素早く構築し、Microsoft ClarityやGA4と組み合わせて運用するスタイルが現実的です。
LP制作リソースが社内に乏しい中小企業・スタートアップが、最初のランディングページを立ち上げる際の選択肢として人気があります。
| 会社名 | STUDIO株式会社 |
| 無料プラン | あり(詳細は公式サイト参照) |
| 公式サイト | https://studio.design/ |
LPO施策をツール活用だけでなく外部の専門家と進めたい方は、「LPOコンサルティング会社20選|費用相場・選び方・CVR改善実績の比較」もあわせてご覧ください。
\ LPOやCVR改善の支援実績が豊富 /
【無料】LPOの課題を無料相談>
LPO無料ツールを効果的に活用するためには、そもそもLPOとは何か・どんな機能があるのかを正しく理解しておくことが大切です。ここでは基本の整理から、無料ツールでカバーできる範囲を確認します。
LPOとは「Landing Page Optimization」の略で、ランディングページ(LP)のコンバージョン率(CVR)を継続的に改善する取り組みです。広告やSEOで集客したユーザーが最初に着地するランディングページの設計・コンテンツ・導線を最適化することで、同じ広告費でも問い合わせ数・購入数を増やすことを目的とします。
LPO無料ツールで実現できる主な取り組みは以下の通りです。
無料ツールは機能制限(PV上限・テスト件数・サポート体制など)はあるものの、上記4ステップの基本的なPDCAを回すことは十分可能です。
LPO無料ツールには、目的に応じた異なる機能が搭載されています。自社のランディングページで何を実現したいかを明確にしてから選ぶことが、ツール選定の失敗を防ぐ最初のステップです。
①ヒートマップ・セッション録画(計測・分析系)
ユーザーがランディングページのどこをクリックし・どこまでスクロールし・どこで離脱したかを可視化する機能です。数値では見えない「ユーザーが実際に何をしているか」を把握するために必要です。Microsoft Clarity・ミエルカヒートマップ・Mouseflow・SiTestなどが代表的です。
②A/Bテスト(テスト・検証系)
LP上のCTA文言・画像・見出しなどの複数パターンを同時に配信し、どのパターンが高いCVRを示すかを統計的に検証する機能です。SiTest・Ptengine・CVX・VWOなどに搭載されています。仮説を持たずにLPを変更することのリスクを大幅に下げられます。
③ノーコード編集・パーソナライズ(改善実行系)
エンジニアに依頼することなく、マーケターがランディングページのコンテンツを直接変更・出し分けできる機能です。KARTE Blocks・Ptengine・CVXなどが代表的で、施策実行のリードタイムを短縮します。ユーザーの属性や流入元に応じてランディングページを動的に変えるパーソナライズも、この系統のノーコードツールで実現可能です。
LPOの具体的な施策やA/Bテストの設計方法については、「LPOでCVRを改善する効果的な施策10選|ABテスト方法・成功事例」で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

初期費用なしでLPO施策を始められるメリットは、コスト面だけではありません。無料ツールから始めることで得られる4つの具体的な効果を整理します。
有料LPOツールの月額は数万円〜数十万円が相場です。導入前に予算稟議を通す必要があり、社内承認に時間がかかるケースも少なくありません。LPO無料ツールであれば、担当者が即日アカウントを作成してタグを設置し、翌日からデータの取得を開始できます。
株式会社Grillが支援した複数の案件では、有料ツールの稟議を待つ間にMicrosoft ClarityとGA4を先行導入してデータを蓄積し、有料ツール導入後すぐに改善施策を実行できた事例があります。LPO無料ツールはPDCAの「P(計画)」ではなく「D(実行)」から始めるための起動装置として機能します。
多くのLP改善において最大の障壁は「何を変えるべきかわからない」という感覚的な意思決定です。ヒートマップ・セッション録画があれば、「CTAボタンに気づいていないユーザーが多い」「スマートフォンではファーストビューで大半が離脱している」という分析に基づく具体的な課題を特定できます。
感覚ではなくデータで意思決定できるようになることで、チーム内での施策優先順位の議論もスムーズになります。LPO無料ツールの最大の価値は、改善の「確かさ」を高めることにあります。
一度LPを変更して終わりではなく、継続的にテストを重ねることでCVRは着実に向上します。A/Bテスト機能を持つLPO無料ツール(SiTest・Ptengine・CVX等)を活用することで、変更前後の効果比較を統計的に行えます。「変更したら良くなった気がする」という主観から、「変更した結果、統計的に有意にCVRが2.3%向上した」という定量評価に移行できることが、継続改善の基盤になります。
LPO無料ツールを使いながらPDCAを繰り返すことで、「自社LPの改善パターン」「ユーザー行動の傾向」「効果が出るクリエイティブの方向性」といった一次情報が蓄積されます。このノウハウは外部委託だけでは得られない自社資産です。
株式会社Grillが支援した美容クリニック案件では、Microsoft Clarityによる無料計測からスタートし、6か月間のデータ蓄積を経てSiTestの有料プランに移行。内製チームが自律的にABテストを設計・実行できる体制が整い、外部依存度を下げながらCVRを継続改善できるようになりました。
LPO施策にかかる費用の全体像や代行・自社実施の選択基準については、「LPOの費用目安|ツール・代行・自社実施の相場と費用対効果の最大化」もあわせてご参照ください。
\ LPOやCVR改善の支援実績が豊富 /
【無料】LPOの課題を無料相談>
LPO無料ツールはゼロコストで始められる一方、有料版との差を理解したうえで運用しないと、思わぬところで限界に直面します。代表的な3つの注意点を整理します。
LPO無料ツールの多くは、月間PV数・セッション数・利用可能ドメイン数に上限を設けています。SiTestは月3,000PV・1ドメイン、Mouseflowは月500セッション・1プロジェクト、Hotjarは月35セッション(録画)という制限があります。
月間アクセス数が一定規模を超えると、無料プランでは全ユーザーのデータを取得できず、サンプリングされたデータで意思決定することになります。サンプルが少ない状態でのA/Bテストは統計的な有意性が担保されないため、テスト結果の信頼性が低くなる点に注意が必要です。
月間10,000PVを超えるLPで本格的なLPO施策を進める場合は、PV数無制限のMicrosoft Clarityを計測ツールとして使いつつ、有料ツールのトライアルを検討するのが現実的です。
無料プランでは多くのツールでサポートが「セルフサポート(ヘルプセンター参照)」のみになります。タグの設置エラー・データが正常に取得できない・テスト設定の不具合といったトラブルが発生した際に、チャットや電話でサポートを受けられないことがほとんどです。
国産ツール(SiTest・ミエルカヒートマップ・User Insightなど)は日本語のヘルプセンターが充実しているケースが多いです。一方で海外ツール(Mouseflow・Hotjar・VWOなど)は英語ドキュメントが主体となります。LPO無料ツールを導入する際は、サポート体制の水準を事前に確認することを推奨します。
ヒートマップの基本機能・簡単なABテストは無料プランで試せます。一方で以下のような高度機能は有料プランに限定されているケースが多いのが現状です。
LPO施策の規模が拡大するにつれて、無料プランの制限が壁になるタイミングは必ず来ます。初めから「将来的にどの有料プランに移行するか」を見据えてツールを選ぶことが、長期的なツール運用コストを最適化するコツです。
リスティング広告の流入とLP改善を一体で検討したい方は、「リスティング広告の運用代行おすすめ19社|費用相場・料金体系の比較」で代行会社の選び方を詳しく解説しています。
テンプレート活用で素早くLPを立ち上げたい場合は、「UTAGEでのLPの作り方|テンプレート活用から制作代行まで」もあわせてご参照ください。

数あるツールから自社に合った1本を選ぶために、押さえておきたい6つの判断ポイントを整理します。ツールの機能リストを比較する前に、自社の状況を確認することが選定の出発点です。
まず「何を知りたいか・何をしたいか」を明確にしてから、必要な機能を持つツールを選びます。
複数の機能を求める場合は、SiTestやPtengineのようなオールインワン型がコスト面でも管理面でも効率的です。
選定前に自社LPの月間PV数・セッション数をGA4で確認してください。
| 月間PV数の目安 | 推奨ツール |
|---|---|
| 3,000PV未満 | SiTest(全機能無料)/ Microsoft Clarity |
| 3,000〜10,000PV | Microsoft Clarity / ミエルカヒートマップ |
| 10,000PV以上 | Microsoft Clarity(PV制限なし)/ 有料プランを検討 |
月間PV数が多い場合は、機能制限のない計測ツール(Microsoft Clarity)を無料で使いつつ、ABテストツールは有料プランの最低ラインから始めるという組み合わせが現実的です。
タグの設置・ダッシュボードの操作・テストの設定を、マーケターが自力でできるかどうかは重要な選定基準です。エンジニアに毎回依頼が必要なツールは、施策実行のスピードが低下します。
国産ツール(SiTest・ミエルカヒートマップ・User Insight)は日本語UIで操作しやすい傾向があります。海外ツール(Mouseflow・Hotjar)は英語UIのため、慣れるまでに一定の学習コストがかかります。まずは試用期間を活用して操作感を確認してから本格導入を決めることを推奨します。
LPO無料ツールはGA4との連携が可能なものが多く、アクセス解析データとユーザー行動データを統合することでより深い分析が可能になります。また、Google広告・Meta広告との連携があれば、広告流入別のLP反応を把握して媒体ごとの最適化施策を設計できます。
SiTestはGA4連携・Salesforce連携に対応しており、Ptengineは各種広告タグとの連携が可能です。Microsoft ClarityはGA4との統合が最も容易で、ClarityのセッションデータをGA4のExploration(探索)レポートで確認できます。
日本語UIがあるかどうかは、ツール導入後の運用定着率に大きく影響します。特にデータ分析に慣れていない担当者が使う場合、英語UIは心理的なハードルになります。
国産ツール(SiTest・ミエルカヒートマップ・Ptengine・User Insight・dejam)は日本語UIと日本語サポート体制が整っています。Microsoft Clarityも日本語UIに対応しており、操作のしやすさは申し分ありません。
無料プランで使い始める前に、有料プランの料金体系を確認しておくことを推奨します。無料で使い始めたツールで社内の運用フローが固まった後で「有料プランが予算に合わない」と判明すると、ツール移行コストが発生します。
SiTestの有料プランは月額数万円〜(PV数に応じて変動)、Ptengineは月額15,000円〜(スタータープラン)、VWO(ABテスト専用)は月額$99〜が目安です。
スタートアップ・中小企業の場合は、まずLPO無料ツールで運用を確立し、月間PV数や施策規模の拡大に応じて段階的に有料プランへ移行する設計が、費用を最適化しやすい現実解です。
\ LPOやCVR改善の支援実績が豊富 /
【無料】LPOの課題を無料相談>
無料プランの機能制限を理解しておかないと、「使い始めたら上限に達してデータが取れなかった」という事態が発生します。ここでは主要LPO無料ツールの制限値を横断比較し、どのフェーズでどのツールを使うべきかを整理します。
| ツール名 | PV/セッション上限 | ABテスト | ヒートマップ | 録画 | 日本語 |
|---|---|---|---|---|---|
| Microsoft Clarity | 無制限 | ✕ | ○ | ○ | ○ |
| Google Analytics 4 | 無制限 | ✕ | ✕ | ✕ | ○ |
| SiTest | 月3,000PV | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ミエルカヒートマップ | 月10,000PV | ✕ | ○ | ✕ | ○ |
| Ptengine | 月5,000セッション | ○(一部制限) | ○ | ✕ | ○ |
| Hotjar | 月35録画セッション | ✕ | ○(制限あり) | ○ | △ |
| Mouseflow | 月500セッション | ✕ | ○ | ○ | △ |
| VWO | 月1,000訪問者 | ○ | ✕ | ✕ | △ |
この比較表から見える結論は2つあります。「無料で使えるヒートマップ+録画の最適解はMicrosoft Clarity」、そして「A/Bテストまで無料でやりたいならSiTestがPV3,000未満の条件つきで最有力」という構図です。
多くの中小企業・スタートアップでは、Microsoft Clarity+GA4の組み合わせを計測の土台に据え、A/Bテストが必要になった段階でSiTestを追加導入するパターンが最もコスパに優れます。
機能制限に直面する主なシーンを4つ挙げます。

2023年9月、Googleは長年多くのマーケターに利用されてきた「Google オプティマイズ」のサービスを終了しました。A/Bテスト・パーソナライズの定番ツールを突然失った企業では、代替のLPO無料ツールの選定に苦労するケースが相次ぎました。ここでは、目的別に最適な代替ツールを比較して整理します。
Googleオプティマイズは、GA4と統合された無料のA/Bテストツールとして多くの企業に活用されていました。2026年現在も「Googleオプティマイズの代わりになる無料ツールを探している」という相談は継続的に寄せられており、代替ツールへの移行が完了していない企業が少なくない状況です。
Googleオプティマイズの主な機能は「①A/Bテスト」「②多変量テスト」「③パーソナライズ(ターゲティング)」の3つでした。代替ツールを選ぶ際は、自社がオプティマイズで主に使っていた機能に合わせてツールを選定することが、スムーズな移行の鍵です。
A/Bテストを主目的としていた企業には、以下の3ツールが有力な代替候補です。
① SiTest(月3,000PVまで無料)
国産ツールで日本語サポートが充実しており、A/Bテスト・多変量テストを無料プランから利用できます。Googleオプティマイズと同様にGA4との連携が可能で、移行時の設定変更も最小限で済みます。月3,000PV未満のLPであれば、そのまま無料で運用継続できます。
② VWO(月1,000訪問者まで無料)
Visual Website Optimizerの略で、グローバルで広く使われているA/Bテスト専用ツールです。無料プランは月1,000訪問者までですが、テスト設計の柔軟性が高く、複数のLP要素を同時に検証できます。英語UIが主体のため、学習コストは発生しますが機能面では代替として十分です。
③ Ptengine(月5,000セッションまで無料)
A/Bテストとヒートマップを統合しており、テスト中のユーザー行動も同時に可視化できます。テスト結果の解釈に必要なコンテキスト情報(どのバリアントのユーザーがどこで離脱したか)を取得できる点が、単純なABテストツールとの差別化ポイントです。
パーソナライズ(流入元・ユーザー属性に応じたLP表示の変更)を主目的としていた企業には、KARTE BlocksとPtengineが代替として適しています。
KARTE BlocksはノーコードでLPの表示コンテンツをリアルタイムに変更でき、ユーザーの流入元・閲覧デバイス・行動履歴に応じたパーソナライズ表示が可能です。Googleオプティマイズのターゲティング機能に最も近い操作感で利用できます。
また、Googleオプティマイズが担っていた「LP改善のPDCA」全体を引き継ぐには、複数のLPO無料ツールを組み合わせる方法が現実的です。計測(Microsoft Clarity)+テスト(SiTest)+改善実行(KARTE Blocks)の3ツールを目的別に使い分けることで、コストと機能のバランスを取った代替構成が組めます。
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ツールを導入しても、正しい運用フローを持たないとデータが積み上がるだけで施策につながりません。LPO無料ツールを使ってCVRを改善するための、実践的な5ステップを解説します。
LPO無料ツールを起動する前に、まず「何を知りたいか」という仮説を立てることが最も重要です。「PV数はあるのに問い合わせが来ない」という結果があるとすれば、考えられる仮説は以下のように複数あります。
仮説を事前に立てることで、どのデータを重点的に見るかが明確になり、ツールから得られるインサイトの精度が上がります。仮説なきデータ閲覧は、無数の数字に埋もれて結論にたどり着けないリスクが高いのです。
タグを設置してデータが蓄積されたら、ヒートマップとセッション録画でユーザーの実際の行動を観察します。確認すべき主なポイントは以下の通りです。
Microsoft Clarityでは「Rage Click(同じ場所を短時間に連続クリック)」「Dead Click(クリックしても反応しない)」を自動で検出します。この指標が多い箇所は、ユーザーが操作に迷っているサインです。
ヒートマップとセッション録画で課題の仮説が固まったら、A/Bテストで改善案を比較検証します。テスト設計の基本は「1テストにつき1変数」です。
複数の要素を同時に変えると、どの変更がCVRに影響したかが判断できなくなります。「CTAボタンのテキストを変える」「ファーストビューのキャッチコピーを変える」「フォームの入力項目数を減らす(EFO改善)」など、1回のテストで1要素だけを変えることが統計的に正しい検証のルールです。複数の仮説がある場合は、優先順位の高いものから順番にテストを回します。
SiTestの無料プランでは月3,000PVの制限がありますが、テストに必要なサンプル数は最低でも各バリアント500セッション以上が目安です。月間PV数が少ない場合は、テスト実施期間を2〜4週間設けてデータを蓄積してから結果を判断します。
A/Bテストの結果は統計的有意性を確認してから判断します。サンプル数が少ない状態で「Aが良かった」と早期判断すると、誤った結論を得るリスクがあります。
GA4のコンバージョンレポートで、テスト期間中のCVR・フォーム到達率・平均セッション時間の変化を確認します。SiTestのA/Bテスト機能では、信頼区間と改善率が自動で計算されるため、統計的な判断が容易です。テスト結果が得られたら、CPA改善への影響もあわせて広告運用側で確認します。
1回のテストで劇的な成果が出ることはまれです。CVRの改善は0.5〜1%の積み上げを繰り返すことで、半年〜1年かけて顕著な差が生まれます。
テストサイクルは月2〜3回が現実的です。テスト→分析→施策立案→実行のサイクルを月次で回せる体制を整えることが、LPO無料ツールを活かした継続改善の鍵になります。週次の確認はヒートマップとセッション録画によるモニタリング、月次の判断はA/Bテストの結果評価と次の施策立案という役割分担が効率的です。

LPO無料ツールで運用を始めた後、いつ有料プランへの移行を検討すべきか。見逃しがちな5つのサインを整理します。
SiTestの月3,000PV・ミエルカヒートマップの月10,000PVを超えてくると、全ユーザーのデータではなくサンプルデータで意思決定することになります。特にA/Bテスト中にPV上限に達すると、テストが途中で停止してしまうリスクもあります。月間PV数が安定して無料プランの上限の80%を超えてきたら、有料プランへの移行を検討するタイミングです。
単一LPでのテストから複数LP・複数キャンペーンへの施策展開が必要になると、無料プランの1ドメイン制限・1プロジェクト制限がボトルネックになります。「LP Aではファーストビューのテスト」「LP Bではフォーム最適化のテスト」を同時並行で進めたい場合は、有料プランのマルチドメイン機能が必要です。
「Google広告流入者にはキャンペーン訴求、SEO流入者にはブランド訴求を出し分けたい」「5つのCTA案を同時に比較したい」という要件が生まれた場合、無料プランの機能では対応できません。パーソナライズと多変量テストは有料プランの代表的な機能であり、LPO施策の成熟度が上がるにつれて自然に必要になります。ノーコードで実行できるかどうかも、選定時の重要な判断基準です。
マーケター・デザイナー・エンジニアが複数のアカウントでツールにアクセスし、共同でレポートを閲覧・施策を管理する体制が必要になったとき、有料プランのマルチシート機能への移行を検討します。無料プランでは共有アカウントでの運用に限界があり、権限管理・作業履歴の管理が困難になります。あわせて有料プランではサポート体制も手厚くなり、専任担当者からの改善提案も受けられるようになります。
LPO無料ツールでデータを取得できるようになった後の壁が「活用」です。「データは見えているが施策の優先順位がわからない」「A/Bテストの設計に自信がない」という状況になった段階が、ツールの有料移行とともに専門家サポートを検討するタイミングです。
「有料ツールに移行する前に外部支援を使うべきか?」という相談をよく受けます。株式会社Grillの経験では、「無料ツールで課題が可視化された段階」でプロの目で課題を整理し、改善施策の優先順位を定めることで、有料ツール移行後のROIが大幅に高まります。ツールへの投資と外部支援を同時に検討することをお勧めします。
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LPO無料ツールを検討・運用する中でよく出てくる疑問を、実務的な視点から回答します。
改善できます。ただし、改善できる幅と速度には差があります。
Microsoft Clarity+GA4の無料ツール組み合わせでも、「ファーストビューがスクロールされていない」「CTAボタンに誰もたどり着いていない」という致命的な課題は十分に特定できます。これらを修正するだけでCVRが1〜2%改善するケースも珍しくありません。
一方で、「どの改善案が統計的に有効か」を正確に検証するにはA/Bテスト機能が必要です。SiTestの無料プランでPV3,000未満のLPであれば、ABテストも含めて無料で対応できます。PV数が多いLPでは、早期に有料プランへの移行を検討することで改善精度が上がります。
主な差は「データ量」「機能の深さ」「サポート体制」の3点です。
ビジネスの規模・施策の複雑さ・チームのリソースに応じて、有料プランの費用対効果が変わります。まずLPO無料ツールで運用を確立してから、必要な機能が明確になった段階で有料プランに移行するのが最もリスクの低いアプローチです。
データの蓄積に2〜4週間、初回の改善施策の実行に1〜2週間、テスト結果の評価に2〜4週間——最初の改善サイクルが完了するまでに最低6〜8週間が必要です。
ただし「ヒートマップを見て明らかな課題(CTAボタンの未到達・ファーストビューの表示崩れ)を即座に修正する」というケースでは、1〜2週間以内にCVRの変化が現れることもあります。LPO施策は積み上げ型の改善であり、短期で大きな変化を求めすぎず、PDCAを継続することが重要です。A/Bテストを1サイクル回した後の比較結果から次の仮説を立てるという循環設計が、成果を継続して出すための要となります。
問題ありません。むしろ推奨します。複数ツールの「得意領域」を組み合わせることで、単一ツールでは補えない計測ができます。
推奨する組み合わせ例:
複数タグを設置するとページの読み込み速度に影響する場合があります。必要最小限のツールに絞り、Google タグマネージャー経由でタグを一元管理することをお勧めします。

広告費をかけて集めたユーザーが、ランディングページの段階でこぼれている——この課題に向き合わないまま予算を積み増しても、CVRもCPAも改善しません。LPO無料ツールはその「穴をふさぐ」ための最初の手段として、今すぐ使い始められるものが複数揃っています。
2026年現在、Microsoft ClarityのようなPV無制限の完全無料ツールが登場し、「予算がないからLPO施策を後回しにする」という理由はなくなりました。まず計測を始め、データから仮説を立てて課題を特定し、A/Bテストで比較検証する——この順番で進めることで、広告費を増やさずに問い合わせ数を増やす現実的な道が開けます。
自社のランディングページの月間PV数・必要な機能・チームのリソースを照らし合わせ、この記事で紹介したツールの中から1本を選んでタグを設置することが、CVR改善の起点です。ツール選定に迷ったら、まずMicrosoft Clarity+GA4の組み合わせから始めることを推奨します。ファーストビューの確認だけでも改善の糸口が見えるはずです。
LP改善を単独で進めるだけでは、CPAの最適化には限界があります。株式会社Grillが支援してきた案件の多くで、LPO施策と広告運用の設計を同時に見直すことで、CVRの改善と広告費の効率化が同時に実現しています。
Grillは、リスティング広告・Meta広告の運用代行とランディングページ改善を一体で支援できる体制を持ちます。広告の流入設計・クリエイティブ・LP訴求・フォーム最適化(EFO)を一貫して見直すことで、個別施策では届かないCPAの改善を実現します。ヒートマップ・A/Bテストの設計から改善施策の実行まで、データに基づく一連の支援が可能です。LPO無料ツールで蓄積したデータの比較・解釈と次の仮説立案も含めて伴走します。EC・美容クリニック・不動産・SaaS・人材など幅広い業種での実績を持ち、スタートアップの小規模予算から大企業の大規模案件まで、チーム体制を柔軟に対応します。
「無料ツールを入れたが次のステップが見えない」「CVRを上げながらCPAも改善したい」という御社は、ぜひGrillへご相談ください。
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